「行くんだ」と告げられたのはいつだったか。
大学生になってサッカーの呪縛から解かれて、バイトを始めたり、サッカー以外のサークル活動に参加してみたり。
そんな新入生も今や二年次。
自信を深めたのか、「なかなか当たらないライブチケットが抽選で当たったから」と言って
飛行機のチケットを予約すると言い出した。
夫はチケットの予約ができたと息子が言うと、ほいほいとチケット代を出してやったらしい。
なんて甘い。
ホテルも自分で予約したようだ。
行きは羽田からスカイマーク、帰りはピーチで成田。(なぜ成田?)飛行機内では特に飲み物の提供なし。「だって格安ですから」。帰りの成田は行き先選択の際の単純ミスだったようだが、帰りは自宅へ立ち寄らず、そのまま学校へ向かう予定だったので、特に問題なかったようだ。まぁキャリーバッグを引いていることが難点といえなくはないかも。
「いい体験した」
そう彼は言った。ライブが楽しかったということも含むのだろうけれども、国内線とはいえ一人で飛行機に乗るという体験をして、良かったということらしい。でも自分が挙動不審で、ゲートや手荷物検査やチケット提示の時に、なんか言われるんじゃないかとドキドキしたんだって。
旅行数日前に会った友達に、お土産「明太子」と言ったそうなので、私はお餞別5千円を渡し(なんて甘い?)、家族で食べられるように、切れ子じゃなく、相応の量のものを買うように吹き込んだ。ちゃんと切れ子じゃない奴を買ったよ、と報告を受けた。
さらに「白ワインに漬け込んである」との触れ込みのお品だそうだ。おお、ゆめゆめ お友達にも伝えもれることのないようにな!
食事はどうしたの、と尋ねると、朝食はホテルでパン(だけ)が出て、結構おいしかったのだそうな。
夜はお店で一人もつ鍋を食べたとか。一人?と聞くと、「誰かが一緒なわけじゃない」とムキになった。
一人用の小さな鍋で出してくれたと言ってた。うん、今はそういう気の利いたお店、あるよね。お一人様の時代だもの。
そんな話でも、嬉しい母なのであった。( ̄▽ ̄)
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