とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

クリスマスイブには便乗してご馳走を食べる

2016-12-25 00:41:47 | グルメ

息子にわがまま言われると、ちょっと嬉しいものじゃないのかしら?


じゃじゃ~ん

こんなにたっぷりイチゴが使われている。。
(ケチなとこ嫁は買わない!)
夫は、チョコレートケーキを買おうとした とこ に「こっちがいい」と
高い方をリクエストしたそうな。

左上に写っているのは、とこ孫です。

いや~、夫の誕生日の時に勝ったモエ・シャンドン。
何故かその時には開けず、今開けていただきました。
買ったのは何か月前だったかしら?

ケーキも美味しいし、鶏肉のシチューも体が温まるし、
カナッペ風に生ハムやチーズ、テリーヌスライスをクラッカーに載せて
つまみながら、とこと、とりとめのないおしゃべり。


最近、天長節の歌を歌ったのよ、
と、とこ。 

もう知らない人も多いのねぇ。
(って、よく聞いたらその方は60代なので知らないのは当然なのでした。)

歌詞が、みひかり、とかさ、古いわよね
なんて。

戦後は価値観が真逆になって、
学校に天皇さまの写真があったけど、撤去されたりね。

樺太から札幌にまず引き上げてきたけど、ロシアが朝鮮に宣戦布告したことを
知らなかったのよ。

そんな話を。


とこ嫁はおばあちゃん子で、大正6年生まれの祖母の話を聞くのが大好きでした。
今その話の端々が、夫の母とこうして出会う。
いいねぇ。よかったねぇ。

清との戦争で勝った時、提灯行列でお祝いしたってね。
うちのばぁさんから聞いたんです。

そうよ、あら、(あなた、そんな話をよく)知っているのね。

うちの父は、今77くらいになるんですが、
ものごごろついたときに戦争がはじまり、
小学校高学年で終戦を迎え、おやじ今度帰ってくるんだ、って知らされて。
シベリアから返されるって決まったけれど、
船がつくのが来年になるとか言われたのが中学に上がる前だったって。

そうよねぇ。そのくらいよね。

とこは落ち着いた感じで相槌をうち、
私の話しを聞いた。
最近、とこが出会った人の、幼子を連れて中国・韓国から
引き揚げてくるときの混乱の話もでた。
とこは引き上げの時、14歳だったし、樺太、札幌ルートでもあり
見えた風景は少し、違っているのだろう。


夫はそんな会話のことを、
とこが帰ってしまってから、「貴女の感性のなせるわざ」と
持ち上げてくれました。
まぁ、同じ家に暮らしていても、年子の姉は、いつの間にかすすっと
どこかへ行ってしまったものな。
夫も、息子ながら、昔話はそんなに身を入れて聞かないからね、と。

や、まぁ、今日話を聞いてもらったのは、私の方、
というか実質私のおばあちゃんかもね。




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