COCOほれ!わんわん

ココ&ココママの毎日

長野緑地の野犬「くま」が捕まる!

2015-03-13 | 日記

2015年3月6日(金)~11日(水)

◆ 3月6日(金) 「くま」が捕まる!

朝、くぅ・じぅ姉さんから

「(長野)緑地の「くま」が捕まっている~!」

とココママは聞き、「えっ~~!」と絶句。

ココママは長野緑地へと駆けつけました。

野犬の「くま」は動物愛護センターが設置した檻の中で

恐怖でブルブルと震えていました。

ココママが差し出す好物のジャーキーも食べません。

(檻の中の「くま」)

「くま」は長野緑地に住みついて数年が経ちます。

最初は野犬がいると心配していたワンコ連れも

毎日のように「くま」と接するうちに

「くま」に親近感を持つようになっていったのです。

(顔が黒く熊に似ていることから「くま」と呼ばれる)

くぅ・じぅ姉さんとココママは「くま」が殺処分になるのではないかと

気が気ではありません。

「くま」を檻ごと回収に来た動物愛護センターの職員に

「くまは殺処分されるのですか!」

「くまを飼いたいと言っている人がいるんです!」などと

2人は泣きながら必死に訴えました。

職員から「現在、北九州市では殺処分を行っていない」

と言うことを聞きホッとした2人。

その後、ココママは「くま」に関わるワンコ仲間に連絡し

今日の状況を伝えたのでした。

◆3月11日(水) 動物愛護センターで「くま」と面会

長野緑地の野犬「くま」のことを日ごろから気にかけている

柴犬の「あんず」ちゃんと「ひなた」くんのママと一緒に

ココママは小倉北区西港にある動物愛護センターに行き

保護されている「くま」に会って来ました。

(写真撮影は禁止されました)

センターの犬舎の中でいつも横たわっていたらしい「くま」。

2人が「くま、くま…」と呼びかけると

「くま」が立ち上がり、私たちのそばへ来たのです。

くんくんとココママの手を匂い

そして、笑ったのです!

「くま、大丈夫よ~。もう少しここにいたら出られるよ。頑張って!」

と声掛けしたところで面会時間を終え、犬舎を後にしました。

この後の「くま」は

収容期限が切れたら動物愛護団体でトレーニングを受け、

譲渡先を探すことになるそうです。

どこの団体で訓練を受け、最終的にどこに貰われて行くのか

私たちには教えてくれないそうです。

おそらく、もう二度と「くま」と会えないでしょう。

だけど、職員は言いました。

「きちんと対処します」

「殺処分はありませんので、信頼してください」

「くま」の一連の出来事については

柴犬の「あんず」ちゃんと「ひなた」くんのママのブログに

詳しく載っていますのでご覧ください。

その1 「くま捕まる!」

その2 「くま面会アポ」

その3 「くまの様子」

私たちは親しみを感じていた「くま」ですが、

みんなが利用する公園を住処にする野犬です。

なかには「くま」を怖がり、

「くま」がいるために公園に来たくないという人もいます。

そんな市民の声も尊重する必要があります。

しかし、「くま」は好きで野良犬になった訳ではありません。

心無い「人間」に捨てられ、野犬として必死に生きていたのです。

長野緑地に行っても、もう「くま」とは会えませんが、

殺処分されることなく、

今後、どこかで幸せに暮らせることを考えると

これで良かったのかなと思うココママなのでした。

 


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