地名の品格

地方都市を舞台にした漫画作品を趣味で描いていることねっちのブログです。

029足利市家富町、鑁阿寺の庚申塔(最寄り:足利駅)

2017年08月30日 20時00分00秒 | 駅から庚申塔
今回は、JR両毛線足利駅最寄りの庚申塔2ヶ所目、栃木県足利市家富町・鑁阿寺【ばんなじ】境内にある庚申塔です。

こちらの記事も参照↓
足利市家富町、鑁阿寺の庚申塔群 ( 宗教 ) - 館林市近辺の庚申塔めぐり

境内そのものが足利氏館跡だった都合で日本百名城に入っている鑁阿寺(大日尊)の境内の南北に庚申塔が点在していました。

まずは大日茶屋前の
大きな庚申塔から。(↓写真上、地蔵尊の左)

後ろに回ってみたら、庚申【かのえさる・こうしん】年である「萬(万)延元年」と銘があったので、これを(私が)初めて撮影した「庚申年の庚申塔」にしても間違いないようですね。(写真左下)
多宝塔?の前にあった二十三夜塔…なぜか庚申塔じゃないのに日月が彫られているんですけど?(写真右下)


次に、境内の南にある太鼓橋と仁王門の前にある2基の
庚申塔

左の庚申塔は「寛政元年」の銘、右の庚申塔は「文久二年」の銘が彫られています。


続いては、大黒堂の隣、分福観音の前にあった
庚申塔群

こちらの庚申塔群は…18列・1列あたり平均15基並んでいるので、少なくとも200基近くあるかもしれない。
(一部、道標石柱など仲間はずれの石造物があるので、厄介ですが…)


最後に、庭園の東にあった
石柱型の庚申塔




享保七年建立の庚申塔である。


大日苑東の庭園から見えます。(丸で囲った部分が庚申塔)





おまけ:境内にあった宝塔(寶篋印塔)。



(駅舎[北口]は2016年8月に撮影、なぜか南口は未撮影…汗)


(代表地点は大日茶屋付近)
JR両毛線足利駅から約950m・徒歩12分、東武伊勢崎線足利市駅から約980m、徒歩12分の場所にあります。
(足利市駅の写真は近日アップ予定)


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