全日本フィギュア－感動した！－「SP：本郷理華、FP：宮原知子、三原舞依、横井ゆは菜」

先ほど、全日本フィギュアスケート選手権大会　女子フリーの放映が終わりました。

　１位：宮原知子
　２位：坂本花織
　３位：紀平梨花（ジュニア）※年齢制限により平昌五輪は出場出来ず。

ショートではミスもあった選手たちも、最終結果の出るフリーでは、さすがに気迫のこもった演技を魅せるなど、今年も見応えのある女子シングルになったなという印象です。

女子のショートプログラム、男子のショートプログラムがあった木曜と金曜は、仕事の都合でどうしても放映開始時間に間に合わず、夜１９時２０分過ぎからのテレビ観戦になってしまったため、前半部分の選手の演技は見ることが出来ていないので、見ることが出来た後半部分での感想だけになってしまうのだけど、女子のショートプログラムでは何といっても、本郷理華選手の演技が最高でした。
私、長久保コーチがコーチ業から引退されていたことを、今回の全日本フィギュアで初めて知りました…。
「本郷ちゃん…辛かっただろうな…」と、そのとき思いましたが、ケガでなかなか調子のあがらない時期もあっただけに、ショートプログラムでの鬼気迫る演技には、心を打たれました。

泣いた…泣けた…感動した…。

こんなに魂込めた心のこもった演技、ノーミスの演技を、おそらく初めて見たような気がします。
ノーミスの演技は今までもあったわけですが、スタンディングオベーションの演技もあったわけですが、何というか、今までの色んな思いをぶつけるかのような、何かの思いを大切な人に届けるかのような、熱の入ったソウルな演技というのは、本郷理華史上において、初めて見ましたね。
素晴らしかった…ショートプログラムが素晴らしかっただけに、フリーでのジャンプのミスが悔やまれる…表彰台に乗せてあげたかった…一緒に見ていた私の両親が、「本郷ちゃん、きっと、勝負師のような負けん気の強さよりも、優しさが目立つ子なんだろうね…。表彰台に乗せてあげたかったな…」と、同じ東北人としての親しみから、近所の子供や孫を見るような思いで語ってましたが、私は本郷押しでもあるので、フリーが残念でした…。
でも、ショートプログラムの素晴らしさは、しっかり目に焼き付いています。

そして、今夜のフリー。

横井ゆは菜選手（ジュニア）の、ミュージカル舞台を見ているかのような演技には、私の好きな鈴木あっこちゃんの魂が乗り移っているんじゃないかと思うくらいに、あっこちゃんを彷彿とさせるものがありながら、しかし、ゆは菜ちゃんのダイナミックで明るい個性も存分に発揮されていて、見ていて心ワクワクする演技でした。こういう演技に飢えてましたからね、ここ何年…。
何でも、フリーの振り付けは鈴木あっこちゃんだとか。私の両親も「凄いね、この子。将来楽しみだね。」と、太鼓判を押してましたわ(^_-)
昨年も、「この選手、面白いなぁ」と、ほかの選手とは一味も二味も違う「横井ゆは菜」色にノックアウトされた私、どんどん上達してほしいなと思います。こういうハートで演技出来る選手が今あまりいませんから、どんどん伸びていって欲しいです。

三原舞依選手のノーミスの演技、見事でしたね。
ただノーミスなだけじゃない、彼女もまた「スケートが出来る喜び」「スケートの楽しさ」を感じさせてくれる演技の出来る選手だと私は感じていて、実は私もらい泣きしてしまいました。
表情も柔らかく、キラキラするようなピュアな演技で、かつ、しっかりとした技術を見せる…難病に苦しんだなんてことを全く感じさせることのない素晴らしい演技に、心から感動しました。
応援してるぞ～～～！！！

そして、宮原知子選手。
もうね…演技後半から、涙が溢れてきて私、泣きました。宮原ちゃんの演技に涙したのは、初めてです。
素晴らしい、アッパレの一言です。
彼女の努力と頑張りに、勇気もらいました。ありがとう。


またちょっと、涙がこみ上げてきました…。
明日は男子シングルフリーですね。
みんな、頑張れ～～～!(^^)!


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