YとYの日々

Yuyuの日々の出来事と、時より登場するYoyoの交換日記のようなブログです

ピカソって・その2

2019-12-02 03:06:28 | 美術館・絵画
バルセロナのピカソ美術館でピカソを堪能してきました。
ここに展示されているのは、ピカソの作品の売れ残りじゃないかなと思うものが多く、その分興味深いものがあります。

この絵が上手いか下手というよりも、一生懸命描いたのは分かるけど売れる絵ではないよね。
陰鬱すぎて・・・

そこで、こんな絵を描き始めました。

やはり暗い。
青の時代では、自分の特徴を出したかったのだと思うけど、商業的な成功とはいかなかっただろうね。

ピカソの陰鬱って、自分の性格の真逆だと思います。

ほんとは、こういう性格らしいです。

そして自由。

晩年は、エッチないたずらがき(?)な絵をかなり描いています。
これは、ピカソ美術館の売店の絵画集を見て分かりました。

だから、青が売れないと分かると、逆の方向へと行ったようです。

自分の特徴を出すことを模索して、ゴッホを真似たのだと思いますが・・・
キレイな絵だけど感動はないね!

ゴーギャンも試みてみました。

この絵を中学校の廊下に貼っておいても違和感を感じません。

で、アルルの女です。

この絵はピカソだから価値があるのであって、それ以外のものではないと思います。

私は、この絵は好きです。

このような捉え方って、ピカソ以外にはないように思います。

キュビズムって、ピカソが画家としてのpriorityにこだわった努力の賜物だと思います。





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