はじめてのオートキャンプ

どういうわけだか、マイブームはオートキャンプである。
テントにタープ、コンロにツインバーナー、キッチンテーブルに鍋一式など
あらゆるものを買いそろえてしまった。
で、これらと嫁子供をクルマに積み込んで
神奈川の山に向かい、そこで一泊するだけなのだが、
これがやってみるとけっこう楽しい。

いや、キャンプそのものは、愛知大学美術部（というか、バイク部の）
近藤先輩に仕込まれて以来、20年近くやってるわけだから、
オレ流が確立されてはいるんだけど、これが「オート」となると
かなり勝手が違い、はじめてのオートキャンプは
素人丸出しで、それがけっこう楽しいのだ。

たとえばこんな素人振りなのである。

先日、「ウェルキャンプ西丹沢」に行ったんだけど、
そもそもの話として、そこを選んだ基準が、

一、温泉がある
一、家から近い
一、朝、焼きたてのパンが食堂で食べられる

なのだから、予定調和を求めての選択であることが
自分でもおかしい。

また、ここでは、はじめてタープを張ってみたんだけど、
まず、ポールを２本のヒモで立てることができなくて焦る。
なんとか建ったと思ったら、強風にあおられてパタンである。
う～む、これではカレーづくりに進めないではないかとイラついたまさにそのとき、
隣のAサイト13番、川崎ナンバーのランクル夫婦が駆けつけてくれ、
「雨、降っちゃう前にやっちゃいましょう」と手際よくスルスルとタープを張ってくれた。
バイクの野郎キャンプでは考えられない（ま、北海道とかはあるかもしれないが）、
ご近所づきあいキャンプというものを思い知ったのである。

で、何が言いたいかと申しますと、
ちょっと公園まで行く延長上に、オートキャンプというのは
あるんだなぁということを知ってしまいました、ということでした。

あと、楽しいのは買い物かな。
キャンプ用品をいろいろと買い集めるのは、イメージが膨らんで楽しい。
件のタープ、6本のポールで建てる式なんだけど、
ヘキサゴンタイプというのか、後日ポール2本で建てるのも買ってしまいました。

それから、最近の足、最終モデルのアルファ155 16Vなんだけど、
こいつはヘタなワゴンよりもトランクの積載能力が高いことを改めて実感。