「ハサミ男」読了

殊能将之　著『ハサミ男』を読み終えました。

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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。
裏表紙　あらすじから

作品の名前だけは映画化された、ということで知っておりましたが、題名から敬遠しておりました。本屋さんでちょっと立ち読みして面白そうだったので即買いしました。
思わぬ「ハサミ男」の正体に呆然としてしまいました。著者の罠に見事にはまってしまいました。一度読んだあと、もう一度読み直してしまいました。
「殊能将之」氏の作品を読むのは初めてでしたが他の作品にも興味が出てきましたね。

富山では「ハサミ男」は公開されていませんが、この作品は原作を必ず先に読むことをオススメします。・・・でもどうやって映像化したのでしょう？物語のプロット自体に罠が仕掛けられているので映像化すると一番大きな謎が明かされてしまうことになりますが・・・


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