国ヲ愛ス ~佐倉のページ K10DとForzaで日本を旅する~

「日本と日本文化を旅し、知り、広め」、日本を良くするためにどうすればよいのか、考えていきたいと思います。

長野聖火リレー

2008-05-11 22:40:51 | 日本
2008年4月26日、長野駅前へ行った。
北京オリンピックの聖火リレーを見た。


駅についてまず驚いたのが、大きな中国国旗。
多すぎる。それが一つや二つではない。
ぱっと見ただけで2桁の数の国旗が翻っていた。
長野駅の聖火が通る入り口とは逆のところでそんな感じであった。
聖火が通る善通寺口に抜けると3桁はあろうかという数の中国国旗が見えた。
真っ赤っかであった。
その場所とは別のところに、チベットと東トルキスタンの国旗が翻っていた。
だがその数は100は超えない。
中国国旗も持った方々は「オーコー・チャヤ」と叫んでいた。
あとで、「加油中国(がんばれ、中国)!」という意味だと分かった。
一方チベット国旗を掲げた方は、「フリーチベット!」と叫んでいた。



聖火リレーなので、オリンピックの旗を掲げるのなら分かる。
しかし五輪の旗はほとんどなく、中国人が持っているのは、
中国国旗が95%、日の丸3%、北京オリンピックの旗2%くらいの割合だと思う。
「がんばれ中国」と叫んで、たまに中国国旗を歌い出す。
オリンピックのイベントではなく、完全に中国のイベントと化していた。
あとで大使館からの支給品と分かるが、中国国旗の大きさも異常。
他の旗も決して小さいわけではないが、お子様ランチ用に見える。
走っている方を応援するべきなので、違和感を感じた。
そして、周りを見渡せば中国国旗ばかりなので、「本当にここは日本なのか?」と疑問を感じた。

あらゆる場所で中国人と日本人(だけではない。チベット人らもいたようです)の討論が始まる。
場所によっては、つかみ合いが始まる。
私の目の前では、チベット旗を取り上げる中国人を見かけた。
地面に落ちて踏まれる日本国旗を見た。

中国人の行くところでトラブルが発生している。
中国人以外に問題があるのか、中国人が悪いのか、答えは明確である。

長野駅前のモニュメントの上で誇らしげに中国国旗を翻す中国人が居た。
そして「ワン・チャイナ!」と叫び、それに周りの何百人の中国人が連呼した。
そのシーンには、硫黄島の擂り鉢山に星条旗を打ち立てるアメリカ人の姿を思い出した。
彼らが占拠しようとしたのは、モニュメントではなく、日本の領土ではなかったのか?
将来あのような姿が日本各地で見られそうで、恐怖した。


国旗と国歌、日本のものではないが、あれほど見て、聞かされたのはこの日が最初であろう。
カナダやアメリカでも多くの国旗を見かけたが、あれほど一面には見ていない。
日本でも右翼の集会と化している橿原神宮の「紀元祭」でも多くの日の丸を見たが、そもそも数が違う。
集まって突然国旗を歌い出す集団も初めて見た。
これがいわゆる「行き過ぎた愛国教育」というやつなのか。
確かに日本人があのような行動をするのは、好ましくないと思う。
しかし「行き過ぎた愛国教育」を非難する者は、だいたい中国好きではないのか。
日本の愛国教育にけちをつける前に、彼らの本当に行き過ぎた愛国心(?)に問題提起をして頂きたいものである。

チベット国旗を持って集まった者の多くは、別に中国を否定したいわけではない。
チベットにおける中国の虐殺を問題にしているのである。
「オリンピックを楽しもうよ」?チベットでの虐殺を知っていて、そういうのだろうか。
その辺をマスコミは分かっていないのか?故意の偏向報道をしているのか?
現場に各社の報道マンは確かにいた。
各種報道を見て強く感じた。

とりあえず、
・中国人は変
・マスコミは偏向報道をする
の2点を体で感じられ、有意義な日となった。

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