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国ヲ愛ス ~佐倉のページ K10DとForzaで日本を旅する~

「日本と日本文化を旅し、知り、広め」、日本を良くするためにどうすればよいのか、考えていきたいと思います。

乃木神社(京都市伏見区)

2008-02-02 21:49:43 | はじめに
乃木希典大将はご存知でしょうか。
東郷平八郎と並び、日露戦争の英雄です。
日露戦争はモンゴル帝国以来初めて、有色人種が白人に勝利した戦争である。
当時世界は白人の植民地とされ(インド→イギリス、フィリピン→アメリカ、アフリカ→イギリス・フランス)、
白人はまさに「神の子」であった時代である。
しかし「白人は不敗の神にあらず」を証明されたのが、日露戦争であり、世界のターニングポイントとなった。
この戦争で日本が勝利していなければ、いまだに世界は白人の植民地であったかもしれない。
このような世界史の常識を日本の教科書は教えず、また多くの日本人が乃木将軍を知らない。
この神社は有色人種の英雄・乃木希典を祭っている。

神社だけでなく、資料館もあります。
こちらは資料館。建物は日露戦争時の中国で参謀本部になっていた建物を移転してきたものです。


乃木将軍の歴史も書かれています。
乃木将軍の初めての戦いは、幕末の長州征伐の戦い。この戦いで、将軍は力量を発揮し、長州軍の勝利に貢献したそうです。
そして、ハイライト・日露戦争での敵将ステッセルとの会見、明治天皇崩御後の自害。

明治維新に一役を担い、日露戦争で日本を世界の大国へと押し上げた。
激動の明治時代を作り、明治時代とともにこの世を去った英雄。
昭和の戦後復旧は戦前のものを建て直した。
しかし、明治時代はゼロから日本を作り直し、世界の五大国になっていった。
「激動の昭和」というが、それ以上に明治は激動の時代であったのだろう。


場所:京都市伏見区桃山町板倉周防32-2(地図)
近くに明治天皇陵(伏見桃山陵)がある。
日露戦争にて多くの部下が死んだため、乃木大将は責任をとって自害する気であった。
しかし明治天皇に「私が生きている間は自害するな」といわれ、崩御後自害した。

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