アセンションへの道 PartII

2009年に書き始めた「アセンションへの道」の続編で、筆者のスピリチュアルな体験と読書の記録です。

第2章 社会の変化 ①変革期としての時代認識

2015年06月05日 09時33分55秒 | 第2章 社会の変化
第2章の大きなテーマは、我々の社会は今後どのような方向に向かって行くのだろうか?その為に我々一人ひとりは、これからどんなことに留意しながら生きて行くべきなのだろうか?との問いに答えることにある。 或る意味、前章①ニューエイジで、シャーリーが彼女なりの答えを出しているのであるが、本章においては更に色々な側面から、更に突き詰めて考えてみたい。
前章①と重複するが、「ニューエイジ」の定義の一部を先ずは再度引用する。

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 「ニューエイジ」という呼称は、具体的には「水瓶座の時代」を意味する。この呼称は西洋占星術に由来し、地球の歳差運動によって黄道上を移動し続けている春分点が、ちょうど20世紀の後半に、黄道十二星座の魚座から水瓶座に入る、との主張による。この主張では、春分点が魚座にあった時代は、ほぼキリスト生誕から現在までの約2000年間と重なる。さらに、キリスト教には、イエスを魚によって象徴させる慣わしがある。このことから、「ニューエイジ」という言葉には、今こそ既存の西洋文明・キリスト教の支配する時代が終息し、自由で解放された「新時代」(=水瓶座の時代)の幕が開いた、という意味が込められている。
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 この時代認識をもう少し長い時間軸でマクロ的に捉えて、滝沢泰平氏が彼の著書『これから10年「世界を変える」過ごし方』(以下、「これから10年」)中で次のように説明している。

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 地球という惑星は、一日に地球の地軸を一回転(自転)しながら、太陽の周りを一年間で一回転(公転)し、銀河の中心を約2万6千年かけて一回転すると地軸の円運動も元の位置に戻ります(歳差運動)。
 そして現在の地球は、マヤの長期歴でも言われているように今から約2万6千年に始まったこの大きなサイクルの最終局面で、全く新しい大きなサイクルへと切り替わる時期に差し掛かっており、それが今起こっている地球規模の大変化の大きな要因の一つでもあるようです。つまり、現在は旧2万6千年の時代から新2万6千年の時代へと移り変わっていく真っ只中のようで、その節目にあるのが今年2012年であります。(筆者註:この原稿を滝沢氏が書いたのは2012年3月)
 しかし、より具体的にそのサイクルの中身を見ていくと、2012年はさらに細かい変化の節目の時期でもあるようです。
 この2万6千年という宇宙の大きな一つのサイクルの間で、地球は約2千年ごとの小さなサイクルで13の星座(12星座にへびつかい座を追加)を順番に巡りますが、そのサイクルごとにそれぞれの星座の固有のエネルギーを受けているようで、そのエネルギーがその時代の文明、社会や日知人の意識にまで大きく影響を及ぼしているようです。 ・・・
 そして、先ほどもお伝えしたとおり、「水瓶座の時代」へ入ると地球に影響を与えるエネルギーもだいぶ変わってきます。「魚座の時代」は、二極対立(善悪、白黒など)の象徴であり、物質文明が発達して、競争、対立、派閥、宗教が生まれ、そして戦争が起こりやすい期間だったのに対して、これから訪れる「水瓶座の時代」は、一極化(白でも黒でもない)の象徴であり、精神文明が発達して争いもない共存矯正の期間となります。また、その時代を牽引していくリーダーも時代とともに変わってくるようです。
 二元性の象徴でもあった「魚座の時代」をリードして物質文明を作っていくリーダーはユダヤ人の役割でしたが、これからの調和や統合の象徴である「水瓶座の時代」をリードして精神文明を創っていくリーダーは日本人の役割であるそうです。
 そういった意味では、人類支配者と呼ばれるグループのユダヤ人を中心とした人々の力が衰えていく中、エネルギー的には「水瓶座の時代」が始まった2011年に物質文明の最たるものである「原子力発電所」の事故が日本で起こったことは、たとえそれが意図的に引き起こされたものであったとしても何とも象徴的な出来事でありました(筆者註:滝沢氏は「これから10年」の中で、東日本大震災も原発事故も、意図的に起されたものであるとの可能性を指摘している)。・・・中略・・・
 ・・この宇宙の大きなサイクルである約2万6千年の間には、地殻変動(大地震や大噴火、ポールシフト)と異常気象(温暖化、氷河期)などが起こりやすい【変革期】とも呼ばれる時期が約1万1千年ごとに約2千年ずつ2ヶ所あるようで、過去ではその時期にアトランティス大陸やムー大陸も滅んでしまったようです。
 特にこの【変革期】は、前半1千年と後半1千年の大きく二つの期間に分れており、前半1千年の間で変革の下地を作って後半1千年の間で実際に変革が始まって終わります。しかし、それぞれ1千年間という非常に長い年月をかけて全体的には推移をしていうようではありますが、真ん中の節目の時期を挟んだ前後26年間に【大変革期】というものが存在しており、その時期に突然大きな変化が世の中や地球で起こってくるようです。
 そして、この【大変革期】の「後半26年」こそが、その時に存在している文明が最も滅びやすい時期であり、直近ではムー大陸が前回の【大変革期】の「後半26年」で滅んでしまったようです。そして、ムー大陸の滅亡以来の新たな【大変革期】の「後半26年」の始まりが、これまた今年の旧正月である2012年1月23日からとなります。
 そういった意味では、先ほどの2012年の人類滅亡説も決して間違いではないのかもしれませんが、決して「2012年限定」ではないので、より正確には「2012年~2038年」としたほうが良いのかもしれません。
 ということで、今の時代の変化は「破壊」から「再生」の明るい未来へ進む可能性も十分にありますが、一方で一歩間違えると一気に文明がリセットする「破壊」から「破滅」にもつながる非常に注意が必要な時期でもあると言えます。
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 「これから10年」によると、こうした時代を乗り切る為に、ここ2-30年の間に地上に新人類が産まれてきており、彼らは夫々の役割に応じて「インディゴ・チルドレン」(これは、ドランヴァロの『フラワー・オブ・ライフ』にも記述があった)、「クリスタル・チルドレン」、更には「レインボー・チルドレン」と呼ばれているということである。彼らの役割など詳細に就いての説明は省略するが、興味の有る方は「これから10年」を参考にされたい。

 尚、滝沢氏がゲリー・ボーネルを読んでいたかどうか、筆者の知る処ではないが、2004年に日本で初版が出版された彼の「アトランティスの叡智」(以下、同書)にも、滝沢氏の所説と一部共通する記述があるので、これも参考までに紹介しておきたい。原文はかなり長いので、ポイントのみ抽出する。

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 ・・・プラトンは『ティマイオス』と『クリティア』の会話篇の中で、紀元前370年にアトランティスを描写しています。プラトンによればアトランティスの崩壊は、彼が産まれた紀元前427年よりおよそ1万年前に起きたとし、場所はジブラルタル海峡から少し離れた大西洋上の島だったと述べています。・・・
 アトランティス文明は2万6千年前から1万3千年前まで、約1万3千年存在していました。ナイル川はその谷を流れ、現在のイタリアのイオニア海の海岸線からリビアのシドラ湾の南まで広がる巨大な湖を形成していたのです。・・・
 1万3千年間の「合一」(ユニティ)のサイクル(筆者註:1万3千年毎のサイクルを意味する)の時代は、アトランティスでもそうだったのですが、流通通貨にあたるものは純粋な「創造力」でした。こういう状態では人々は裕福であるかどうかを気にする必要はありません。一人ひとりは自らの存在の本来の価値を知り、どれだけ所有しているかは関係ありませんでした。このためにアトランティスの人々が成し遂げたことはより純粋に見えます。
 私たちは1万3千年前から今まで、分離と二元性のサイクルの中にいます。・・・
 アトランティスの中心部は、アフリカ大陸とヨーロッパをつないで堰(せき)の役目をしていた大地が、(筆者補足:1万3千年前の)自然災害によって崩壊したときに失われました。この大災害でアフリカ大陸の上部三分の一が約30メートルも低くなって海水が流れ込み、旧約聖書に記されているように、北部から北西部にかけて40日もの間洪水に襲われたのです。・・・
 災害をのがれたアトランティス人のグループがシュメール、ミノア、初期のギリシャ、ローマとエジプト文明を創っていきました。より少人数のグループは北アメリカ大陸のそばのカリブ海の島々に移住しました。・・・
 先に述べたように、約1万3千年前に人類の集合意識はユニティと呼ばれる「合一」の状態から二元対立の「分離」の状態へと移行しました。このシフトが起きる前には、すべての物も人も、この創造の中のかけがえのない一つの側面として、すべての意識体から尊重され、認められていました。シフトのあとは、直感やテレパシーを二元性という雲が覆ってしまったのです。・・・
 創造の中での私たち魂の役割を最初に理解していたのはレムリアの人々でした。2万6千年前、彼らの文明がほとんど崩壊することになった一連の自然災害が起きたとき、アトランティスの人々とその叡智を分かち合ったのです。それはちょうど人類が1万3千年周期(筆者註:正確には2万6千年周期と云った方が良いかもしれないが、ゲリーはそれを半分に分けて1万3千年周期と言っている)のユニティの時代に入るときでした。・・・
◇◇◇

 滝沢氏は2万6千年を13の星座に分けて、2千年前に始まった「魚座の時代」からワンネスという言葉で象徴される「水瓶座の時代」に移行したと述べているのに対し、ゲリーは2万6千年を二つの周期に分けて、分離の時代と合一の時代が交互に循環するのだと主張しているので、相違点もあるが、基本的に2012年を境として分離の時代からユニティの時代に移行していること、更に過去1万3千年周期で文明が崩壊しており、これから我々人類が意識を向上させて行かないと、文明崩壊の危機を招く危険があると警告している点では共通している。
それでは、今後どのようなことが予想されるのか、更にその為に我々一人ひとりがどのように考え、行動して行くべきなのか引き続き考えて行きたい。

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