最近になって、御嶽山の噴火、口永良部島での噴火を始め、全国各地で震度5以上の地震が次々に発生している。亡くなった犠牲者や、避難を余儀なくされた方達にはお気の毒であるが、現時点ではその人数も限られており、未だ関東大震災のような大惨事と呼ぶ程の規模には達していない。しかし、もう既に我々は何となく、いずれ東南海地震や首都圏直下型地震が来るのは避けられないと心の奥で密かに思っており、問題はそれが何時なのか、という点に関心が移ってきているように思う。
こうした天変地異に関連し、2012年の4月に月間フナイに掲載された滝沢泰平氏の「統合の時代に向けて ~フォッサマグナの変動とポールシフトの考察~」という寄稿文が、「これから10年」にも載っているので、その要旨を簡潔に箇条書きに纏めてみた。
・自らを「2036年から来た未来人」と語るジョンタイター(以前狂牛病やイラク戦争を的中させた) と名乗る人物が、2020年の日本地図を示しており、そこでは関東と東北が「政府管理区域」という 扱いで立ち入り禁止となっており、新しい首都は現在の岡山県で「岡京」という名称になってい る。
・フォッサマグナが折れて、日本が西と東に分断される可能性がある。そして、富士山の噴火はその 合図という見方もできる。
・水蒸気爆発が、御殿場市から裾野市辺りの地下水脈で発生すると、その影響で首都圏方面にまで伸 びる断層ラインに大きな亀裂が走ることになり、それがきっかけで首都直下型の大地震が発生する 可能性がある。
・首都直下型地震は、富士山の噴火とは無関係で起こる可能性も十分あり、北関東方面や東海地震へ 連動する可能性もある。
・連動型地震の場合、津波の高さは100メートル以上も想定する必要がある。
・次の段階にまで大変革が進むのかどうかの分岐点は、あくまでも富士山の噴火が鍵となっており、 その理由から富士山は「第一の鍵」とも呼ばれている。
こうした地震以外にも、滝沢氏はポールシフトによる災害に就いても触れているが、本稿では割愛する。興味のある方は、「これから10年」を読んで頂きたい。
また滝沢氏は、同氏の人気ブログ「天下泰平」で、ゲリー・ボーネル氏の予言に就いて触れている。これは、『日本人が知って変えていくべき重大な未来』という本(以下、同書)からの引用であり、ゲリーのアカシック・リーディングによると2014年から2018年にかけて、日本とその周辺地域で地震活動が活発化し、2015年4月12日には東海大地震が起きるという。幸い4月12日には東海地震は起こらず、この予言に限ってみれば既にはずれているとの見方もできるが、今後東海大地震の起きる可能性がなくなったということではなく、何時起きてもおかしくない状況にあると理解しておいた方が良いと思う。
同書の内容は「天下泰平」にかなり詳しく転載されているが、それを更に圧縮して筆者が強調したいポイントのみ引用しておく。
◇◇◇
2014年から2018年にかけて、地球は突然活発になっていきます。
毎日毎日、地球上のどこかで地震が起きているような状態になります。17ページの地図のラインの部分は断層の活発な活動を示しています。日本ではマグニチュード3.5から5くらいの小さな群発地震が、今までにないくらい多く起きてきます。しかし知っておいてほしいことは、小さな地震はとてもよいことであるということです。なぜなら定期的に小さな地震があるということは、非常に大きな地震を引き起こすおそれのある断層のエネルギーを放出してくれるからです。
このマップは2015年から2017年までの自然災害についてのものです。
東海エリアの沖に震源があり、断層のラインに沿って大きな海溝がありますが、これを南海トラフといいます。海岸線において地震が起きると、たまっているメタンガスが放出され、地震のたびに海中に放出されたメタンガスのために、海中の酸素が減ってデッドゾーンができます。そして世界中にこうしたデッドゾーンができ始めています。海底が次第に暖められてくると地震が引き起こされてメタンガスが放出されます。そうするとメタンガスの放出により、地震とは関係のない津波が起きるのですが、カリフォルニアの海岸線に高波が来たのは、地震ではなくメタンガスの放出によって生まれたものだったのです。
◇◇◇
ここで見落とすことが出来ないのは、メタンガスの放出により、地震とは関係のない津波が起きるという部分である。それがどの程度のものなのかは書いていないが、続けて重要部分のみ引用していく。
◇◇◇
地球が変化し始め、水面の空気のレベルが益々悪くなっていくと、人々は次第により海抜の高いところに引っ越すようになります。もし低地の海岸線近くに住んでいる人で、「どうしてもここから引っ越したい」という直感があった人は、ぜひその心の声に従ってください。地震がもっとも活発なエリアは東海地方で、マグニチュード9の地震が2015年の初期に起きるでしょう。震源地は本州沖の、伊豆半島の南方のトラフ(海溝)付近です。もっとも激しい揺れは、静岡県伊東市の海岸線あたりで感じられます。この地震は、本州の内部に向かうように見えるマグニチュード7程度の、一連の4つの群発地震を引き起こします。
伊東市の地震の1週間後、東京に直下型のマグニチュード8の余震が起きるでしょう。
古いビルや老朽化したインフラ(設備)は崩壊します。東京での余震の1週間後には、東京沖の海底を震源地とする一連の地震が、太平洋方向へ向かう直線上に起きるでしょう。これは異なる断層の影響を受けたものです。最大の脅威は、南方の海岸沿いに起きる何回かの津波ですが、和歌山県の新宮市と宮崎県が大きな被害を受けるでしょう。太平洋上にある低い島々も、津波がハワイ方向へ向かって押し寄せる時に甚大な被害を受けます。
マグニチュード8~10は非常に大きな地震です。
東海エリアの地震は8と10のちょうど真ん中あたりの規模で、恐らく9・2ぐらいだと思われます。これは東日本大震災のM 9・0、関東大震災のM 7・9 よりも大きいですが、いいニュースは揺れる時間が非常に短いことです。もしその規模のものが長ければ、インフラは相当激しい損害を受けるでしょう。私は政府で働いている人で、原子炉を何とか止めようとしている人々がいるのを知っています。しかも科学者たちは、大地震が明日起きてもおかしくないと言っているのです。実際、今日も起きています。
マグニチュード9・2~9・3規模の地震が東海沖で起きると、ドカンという大きな揺れが来て、それが東京周辺の断層全部に影響し、それによって東京のインフラが被害を受けます。一番大きな問題は古い建物で、東京には電車、古いビル、古い高架の高速道路があります。神戸の地震では、建物は激しく揺れても倒れなかったのですが古いものは倒壊しました。その教訓から古い建築物は強化されてはいますが、なにせ東京は大都会であり、東京でも同じことが起きます。
地震は2015年にやってきます。
それは本当に近いのです。皆さんはその時自分はどうするのか、大きな地震が来た後の2~3ヶ月を、自分はどのように生活するかを考え始める必要があります。東京では地震が起きれば、売られているものはすべてが8時間で店頭からなくなります。ですから2ヶ月分くらいは乾燥した食料を用意しておく必要があります。中でも大きな問題は水です。(コンピュター制御されている水道や電気、ガスは停止する) 今では雨水や泥水であっても、それをろ過してきれいな真水に変えるテクノロジーがあり、それほど高価ではないので準備するといいでしょう。
2015年の地震によって関東、東京は1年くらい影響を受けることになります。
大都会・東京の、毎日すべてのものがあり、それが当たり前というような今の生活は望めないということを、理解しておく必要があります。マップを見てもらうとわかりますが2016と書かれている線がありますが、その内側に東北沖の2つの点があります。この2つはすでに、計測仕切れないほどの多くの地震の震源になっています。2011年3月に被害を受けた福島は、この2つの地震で海岸線の部分に再び大きな被害を受けます。また福島です。
しかし東日本の太平洋側が完全に浸水することはないでしょう。
◇◇◇
筆者は、この引用文の最後、福島での地震による被害が、再び原発に影響を与え、核爆発などを誘発することを懸念している。
しかしこのようなことばかり書き立てても、徒に危機感を煽るような内容になってしまい、余り建設的ではない(要は何時何をすれば良いのか判らない)ので、つい最近、筆者の友人から教えて貰った地震予知に関する情報を取得する方法(これは既にメルマガになっており、ご存知の方もいるかもしれないが)を読者諸賢のご参考に供し、本稿の結びとしたい。
それは、東大名誉教授の村井俊治氏が開発した手法に基づくもので、何でも全国約1300ヶ所に設置された電子基準点と呼ばれる設備から、その地点の隆起或は陥没に関する精密なGPS情報を取得・解析して、次にどこの地域が危ないかを予測するものである。彼はこの手法で、昨年日本国内で生じた震度5以上の地震を、悉く予知していたとのことである。詳細はJESEAのHPを参照されたい。
尚、このブログは書き込みが出来ないよう設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください。
こうした天変地異に関連し、2012年の4月に月間フナイに掲載された滝沢泰平氏の「統合の時代に向けて ~フォッサマグナの変動とポールシフトの考察~」という寄稿文が、「これから10年」にも載っているので、その要旨を簡潔に箇条書きに纏めてみた。
・自らを「2036年から来た未来人」と語るジョンタイター(以前狂牛病やイラク戦争を的中させた) と名乗る人物が、2020年の日本地図を示しており、そこでは関東と東北が「政府管理区域」という 扱いで立ち入り禁止となっており、新しい首都は現在の岡山県で「岡京」という名称になってい る。
・フォッサマグナが折れて、日本が西と東に分断される可能性がある。そして、富士山の噴火はその 合図という見方もできる。
・水蒸気爆発が、御殿場市から裾野市辺りの地下水脈で発生すると、その影響で首都圏方面にまで伸 びる断層ラインに大きな亀裂が走ることになり、それがきっかけで首都直下型の大地震が発生する 可能性がある。
・首都直下型地震は、富士山の噴火とは無関係で起こる可能性も十分あり、北関東方面や東海地震へ 連動する可能性もある。
・連動型地震の場合、津波の高さは100メートル以上も想定する必要がある。
・次の段階にまで大変革が進むのかどうかの分岐点は、あくまでも富士山の噴火が鍵となっており、 その理由から富士山は「第一の鍵」とも呼ばれている。
こうした地震以外にも、滝沢氏はポールシフトによる災害に就いても触れているが、本稿では割愛する。興味のある方は、「これから10年」を読んで頂きたい。
また滝沢氏は、同氏の人気ブログ「天下泰平」で、ゲリー・ボーネル氏の予言に就いて触れている。これは、『日本人が知って変えていくべき重大な未来』という本(以下、同書)からの引用であり、ゲリーのアカシック・リーディングによると2014年から2018年にかけて、日本とその周辺地域で地震活動が活発化し、2015年4月12日には東海大地震が起きるという。幸い4月12日には東海地震は起こらず、この予言に限ってみれば既にはずれているとの見方もできるが、今後東海大地震の起きる可能性がなくなったということではなく、何時起きてもおかしくない状況にあると理解しておいた方が良いと思う。
同書の内容は「天下泰平」にかなり詳しく転載されているが、それを更に圧縮して筆者が強調したいポイントのみ引用しておく。
◇◇◇
2014年から2018年にかけて、地球は突然活発になっていきます。
毎日毎日、地球上のどこかで地震が起きているような状態になります。17ページの地図のラインの部分は断層の活発な活動を示しています。日本ではマグニチュード3.5から5くらいの小さな群発地震が、今までにないくらい多く起きてきます。しかし知っておいてほしいことは、小さな地震はとてもよいことであるということです。なぜなら定期的に小さな地震があるということは、非常に大きな地震を引き起こすおそれのある断層のエネルギーを放出してくれるからです。
このマップは2015年から2017年までの自然災害についてのものです。
東海エリアの沖に震源があり、断層のラインに沿って大きな海溝がありますが、これを南海トラフといいます。海岸線において地震が起きると、たまっているメタンガスが放出され、地震のたびに海中に放出されたメタンガスのために、海中の酸素が減ってデッドゾーンができます。そして世界中にこうしたデッドゾーンができ始めています。海底が次第に暖められてくると地震が引き起こされてメタンガスが放出されます。そうするとメタンガスの放出により、地震とは関係のない津波が起きるのですが、カリフォルニアの海岸線に高波が来たのは、地震ではなくメタンガスの放出によって生まれたものだったのです。
◇◇◇
ここで見落とすことが出来ないのは、メタンガスの放出により、地震とは関係のない津波が起きるという部分である。それがどの程度のものなのかは書いていないが、続けて重要部分のみ引用していく。
◇◇◇
地球が変化し始め、水面の空気のレベルが益々悪くなっていくと、人々は次第により海抜の高いところに引っ越すようになります。もし低地の海岸線近くに住んでいる人で、「どうしてもここから引っ越したい」という直感があった人は、ぜひその心の声に従ってください。地震がもっとも活発なエリアは東海地方で、マグニチュード9の地震が2015年の初期に起きるでしょう。震源地は本州沖の、伊豆半島の南方のトラフ(海溝)付近です。もっとも激しい揺れは、静岡県伊東市の海岸線あたりで感じられます。この地震は、本州の内部に向かうように見えるマグニチュード7程度の、一連の4つの群発地震を引き起こします。
伊東市の地震の1週間後、東京に直下型のマグニチュード8の余震が起きるでしょう。
古いビルや老朽化したインフラ(設備)は崩壊します。東京での余震の1週間後には、東京沖の海底を震源地とする一連の地震が、太平洋方向へ向かう直線上に起きるでしょう。これは異なる断層の影響を受けたものです。最大の脅威は、南方の海岸沿いに起きる何回かの津波ですが、和歌山県の新宮市と宮崎県が大きな被害を受けるでしょう。太平洋上にある低い島々も、津波がハワイ方向へ向かって押し寄せる時に甚大な被害を受けます。
マグニチュード8~10は非常に大きな地震です。
東海エリアの地震は8と10のちょうど真ん中あたりの規模で、恐らく9・2ぐらいだと思われます。これは東日本大震災のM 9・0、関東大震災のM 7・9 よりも大きいですが、いいニュースは揺れる時間が非常に短いことです。もしその規模のものが長ければ、インフラは相当激しい損害を受けるでしょう。私は政府で働いている人で、原子炉を何とか止めようとしている人々がいるのを知っています。しかも科学者たちは、大地震が明日起きてもおかしくないと言っているのです。実際、今日も起きています。
マグニチュード9・2~9・3規模の地震が東海沖で起きると、ドカンという大きな揺れが来て、それが東京周辺の断層全部に影響し、それによって東京のインフラが被害を受けます。一番大きな問題は古い建物で、東京には電車、古いビル、古い高架の高速道路があります。神戸の地震では、建物は激しく揺れても倒れなかったのですが古いものは倒壊しました。その教訓から古い建築物は強化されてはいますが、なにせ東京は大都会であり、東京でも同じことが起きます。
地震は2015年にやってきます。
それは本当に近いのです。皆さんはその時自分はどうするのか、大きな地震が来た後の2~3ヶ月を、自分はどのように生活するかを考え始める必要があります。東京では地震が起きれば、売られているものはすべてが8時間で店頭からなくなります。ですから2ヶ月分くらいは乾燥した食料を用意しておく必要があります。中でも大きな問題は水です。(コンピュター制御されている水道や電気、ガスは停止する) 今では雨水や泥水であっても、それをろ過してきれいな真水に変えるテクノロジーがあり、それほど高価ではないので準備するといいでしょう。
2015年の地震によって関東、東京は1年くらい影響を受けることになります。
大都会・東京の、毎日すべてのものがあり、それが当たり前というような今の生活は望めないということを、理解しておく必要があります。マップを見てもらうとわかりますが2016と書かれている線がありますが、その内側に東北沖の2つの点があります。この2つはすでに、計測仕切れないほどの多くの地震の震源になっています。2011年3月に被害を受けた福島は、この2つの地震で海岸線の部分に再び大きな被害を受けます。また福島です。
しかし東日本の太平洋側が完全に浸水することはないでしょう。
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筆者は、この引用文の最後、福島での地震による被害が、再び原発に影響を与え、核爆発などを誘発することを懸念している。
しかしこのようなことばかり書き立てても、徒に危機感を煽るような内容になってしまい、余り建設的ではない(要は何時何をすれば良いのか判らない)ので、つい最近、筆者の友人から教えて貰った地震予知に関する情報を取得する方法(これは既にメルマガになっており、ご存知の方もいるかもしれないが)を読者諸賢のご参考に供し、本稿の結びとしたい。
それは、東大名誉教授の村井俊治氏が開発した手法に基づくもので、何でも全国約1300ヶ所に設置された電子基準点と呼ばれる設備から、その地点の隆起或は陥没に関する精密なGPS情報を取得・解析して、次にどこの地域が危ないかを予測するものである。彼はこの手法で、昨年日本国内で生じた震度5以上の地震を、悉く予知していたとのことである。詳細はJESEAのHPを参照されたい。
尚、このブログは書き込みが出来ないよう設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください。