昨年11月、以前カナダにも御一緒したことのある、Tさん共々ジュン・ラボの心霊手術を受ける為フィリピンに飛んだ。向かった先はマニラから車で2時間弱、アルフォンソという町にあるAWH(アカデミー・オブ・ワールド・ヒーリング)であり、手元の資料を見ると、AWHは2005年に設立された非営利団体(NPO)で、その設立資金及び当初の運転資金は、当時ロサンゼルスに住んでいた有志が、事業や仕事、家や車などの生活の基盤を全て擲って工面した寄付金によって賄われたとされている。但し、これを読んだところで、余りピンと来ないと思われるので、この施設の設立経緯をもう少し具体的に説明しておきたい。
このNPOの主だった寄付金拠出者の一人で、AWHの実質的な代表者である良子さんは、現在70歳前後と思われるが、若い頃はJALのロサンゼルス・総務部に勤務していたそうである。ところが、30歳の頃に卵巣ガンだと診断されて手術を受けたところ、「ビキニを着れるように、少し下を切ってあげましょう」との執刀医の好意が仇となり、誤って両足の神経までも切断され、車椅子生活になってしまったそうである。その後更に追い打ちをかけるように、子宮ガン、大腸ガンなどを次々に患い、都度手術を受けながらも途方に暮れていたところ、フィリピンの心霊手術が当時アメリカのマスコミに取り上げられて話題になり、藁にもすがる気持ちでジュン・ラボの手術を受けるため、フィリピンのバギオ行きを決めたそうである。
このバギオという都市は、フィリピンの首都マニラから車で北へ6-8時間の距離にあり(現在飛行機の便はないそうである)、高地にあることから年中冷涼な気候で、3月から5月にかけて大統領府などの政府機関が移転する。当時も今も、心霊治療師の多くはこのバギオに住んでいるそうである。
ところが、いざ治療を受けようとして彼女が驚いたことには、その施設は極めて粗末で不衛生な上に血なまぐさい匂いが漂っており、そのシステムと来たら患者は手術台の前に男も女も数十人一列に並ばされて、上着はガウン一枚、一人1分足らずのペースで次々に手術を受ける。その手術も、当然ながらガウンを脱いだ上で、一列に並んでいる患者全員の前で行われる訳なので、初めての女性にとっては恐ろしいやら恥ずかしいやら・・・ 良子さんは覚悟を決めてガウンを脱ぎ捨て、「えーい、ままよ」とばかり手術台の上に横たわったそうである。まさに俎板の上の鯉の心境だったという。
その後も良子さんは治療の為何度かフィリピンを訪問し、ジュン・ラボとも顔なじみになり、車椅子も不要になって病気もすっかり治ってしまい、現在は心霊治療の能力も授かって、AWHに来た患者にフォトン・ヒーリングの施術をしている(詳しくは、AWHのHPをご参照)。このフォトン・ヒーリングのエネルギーは患者の脳幹に作用するので、自律神経系の病に有効であるとのことであり、筆者も冷え症の改善に効果があることを期待して数回治療を受けたところ、彼女の手が体に近付くだけで、その熱を如実に感じ取ることが出来、尚且つ高次のエネルギーを体内に注入されたような感覚もあって極めて心地良かった。
話をAWHの設立経緯に戻すと、良子さんはこの経験から、バギオの交通アクセス(車で6-8時間も悪路を行くのでは、体の弱っている病人に対して非常に酷である)、更に治療施設の衛生環境や男女の性別を構わずに、一列に並ばせて治療するようなシステムでは、日本を含め、文明国の人にはかなり抵抗があるだろうと考えた。そこで共同出資者を募り、マニラ空港からアクセスが良い土地を選んで衛生的な治療・滞在型の施設を作り、一方でジュン・ラボとも交渉して年に2回ほどその施設(即ちアルフォンソのAWH)まで治療に来て貰うことになったものである。
ここで、同行したTさんがMIXIに投稿した日記があるので、その一部を紹介させて頂きたい。先ずは本人の治療に関する部分である。因みに『 』内は筆者の補足である。
◇◇◇
私は左小脳を七年前失ったが、頭は開かず化膿止めを点滴に混ぜて済まし、そのままであった。
3年位は通院し薬も飲んでいたが、ヨ-ガをやるようになって、薬・通院を止めて3年以上経った。 ということで小脳の残骸が残って(病院で3D映像を見せて貰ったことがあった。石膏のような・・・右小脳とは色が違っていた。)いると思ったので、二日目にそれを取り除いてほしいことを『ジュン・ラボに』伝えて貰った。うつ伏せになり、目を閉じて施術を受けていたら『ジュン・ラボから』見ろと合図され、手のひらに黒赤色の2,3ミリ厚さの板状の破片が10片くらい乗っていた。友人達に後頭部に先生の手が入っていたと言われた。自分ではマッサ-ジで押されているくらいの感じだったので驚いた。退院後1年ほどして出来た、額のこぶ状の固まりも取り除いてほしいと伝えてもらった。その日はチョット触れていたようだが、変化無し。最終日に額に強く、先生の指の圧力を感じた直後、また見ろとの指示。ピンク色の寒天状の半透明な物質が手のひらに載っていた。施術後こぶが一回り小さくなった。
◇◇◇
筆者はこの手術の一部始終を、Tさんがうつ伏せになった手術台のすぐ脇で見ていたのだが、確かに
Tさんの左側の側頭部からジュン・ラボの指先が第一関節と第二関節の間くらいまで、頭の中に入っているように見えた。これは、その手術室内で順番を待っていた数名の患者にも目撃されている。しかし、以前引用した、『ゴーイング・ウィズィン』に出てくるアレックス・オルビートのように、体の内部(つまりTさんの場合は頭蓋骨の中即ち脳)まで見えるようなことはなかった。
次は、同じくTさんの日記に記載された筆者が受けた手術の様子である。
◇◇◇
友人は若い頃アメフト部に所属していて頑丈な身体だったようだが、最近は当時より10キロ以上スリムになり、胃腸が悪く、疲れやすいそうだったが、最初の日にお腹の辺りから手のひらからはみ出すくらいの球状の肉塊のようなものを取り出された。彼はその日は3回施術を受けた。2日目だったかな?半分くらい大きさの塊が、再度同じ辺りから取り出された。ガンになるところだったと伝えられたようだ。
◇◇◇
上記に対し、少し補足説明しておく必要がある。今回のAWHでの治療に参加した患者数は延べ30名程度だったと記憶している。それを、男女別で5つ位のグループ(確か男性が3グループ、女性が2グループだったと思う)に分け、そのグループごとに手術室に通されて一人一分程度の心霊手術を次々に受ける。手術室に入る前には隣の控室で下着一枚になり、腹部などジュン・ラボの手が入った個所から流れ出る血によって下着が汚れないように、下着の上からポリエチレンのようなもので作ったダブダブのパンツを穿かされる。手術室内に入ると、流れ出た血を拭く係りの人(ボランティア)が2-3名手術台の脇に控え、血で手術台等が汚れないよう、即座に濡れたタオルで流れ出た血を拭き取ってくれる。その一部始終を、同じように手術台の前に一列に並んだ患者数名が見ている訳である。因みに、手術室内には血生臭い匂いが漂っている(筆者は3番目のグループに属していたので、手術室に入った時点ですでに10名ほどの患者が手術によって血を流した後だったことになる)。又、ジュン・ラボの脇には水の入った洗面器が置かれ、一人の手術が終わると即座にその洗面器で手を洗い、彼の手に付いた患者の血を洗い落す。当然ながら洗面器の中の水はだんだん赤みを増して行き、適当なところでボランティアの人が洗面器の水を交換していた。尚、治療室に入るごとに受ける手術は1回でも良いし、最高3回まで受けられる。通常は皆一度に2回手術を受けるので、1グループの治療が一通り完了するのに15-20分程度はかかる。
話は前後するが、ここで改めてAWHでの日程の概略を説明し、且つ筆者の言葉でジュン・ラボによる心霊手術の様子と感想を記述しておきたい。
成田から午前9:30発JAL741でマニラに飛んだのは昨年の11月24日で、1時半ごろにマニラ空港に着き、同じく日本から参加した数名と共にAWHから迎えにきていた中型のバンでアルフォンソに到着したのは5時頃だったと思う。マニラ到着時刻からAWH到着まで時間がかかっているのは、私とTさんが、空港内でのバスの待ち合わせ場所が良く判らず、30分程探し回っていたことに加え、AWH到着前に、ショッピングセンターに立ち寄って、買い物をしたりペソへの両替を行っていた為である。
翌日の25日の午前中から治療が始まり、29日まで丸5日間、毎日午前中はジュン・ラボの心霊手術を受ける。午後は原則自由時間だが、良子先生のヒーリングを受けたり、施設のジャグジーに入ったり、バンを手配して近くの観光スポットを訪問したりすることも可能である。
続いて、筆者が心霊手術を受けた際の様子である。正直なところ、「神の手」とは言え、治療師の手が自分の体の中に入って、血が流れるのである。しかも手術は次から次へと行われ、ジュン・ラボの手は、途中で洗面器の水で洗われるとは言え、前の患者のお腹の中に入った手が自分のお腹にも入るのかと思うと、余計な病気を貰ってしまうのではないかとか、前の人の血液が自分の体に入ってしまうようなことはないだろうかと心配になってしまう。しかし遥かフィリピンまで来て、手術直前に尻込みする訳にも行かず、筆者は神に全托する気持ちで手術台の上に横たわった。この時、筆者は事前に、ジュン・ラボにどこを治療して欲しいのかは告げなかった。というのも、この種の心霊手術師は、患者に相対した瞬間に、自動的にその手が患者の患部に向かうので、何も言わなくても良いことを知っていたからである(これは確か、『神の手ジュン・ラボ』にも書かれていたし、事前にAWHの責任者からもそのような説明を受けたと記憶している)。
とにかく恐ろしくて目を開けていることも出来ない。目を閉じて仰向けに寝ていると、腹部の上をジュン・ラボの指がこすったり、押したりしているように感じる(この時、それを見ている人には、彼の指がお腹の中に入っているように見えたそうだ)。暫く目を閉じたままじっとしていると、間もなく周囲の人達のどよめきの声が聞こえた。それと同時に、ジュン・ラボから合図があって眼を開くと、そこには血まみれのこぶし大の肉塊が乗っていた。その場に居合わせた良子先生と都内某病院・脳神経外科のK先生が、「このままだとガンになるところでした」と説明してくれた。その後筆者のお腹からは、これよりは一回り小さいが、やはり同じような肉塊がもう一つ取り出された。
2日目から4日目にかけては、お腹から小さな組織状のものが引き続き取り出されたが、それほど驚くような肉塊ではなかった。ただ最終日に、筆者が長年気になっていた慢性鼻炎を治して貰いたいと思い立ち、手術室内に居合わせたK先生からその旨を事前に英語でジュン・ラボに伝えて貰った。すると、その時ジュン・ラボの手は、手術台に仰向けに寝ている筆者の顔の中心、即ち鼻の上から真下に降りてきて、鼻の奥まで入り、そこで動き始めた。この時、全く痛みは感じず、鼻の奥でジュン・ラボの手がムズムズと動いていることのみを感じていた。そして暫くするとその手は、鼻の奥にある何か組織のようなものを掴み、右の鼻の穴からそれをズルズルと、且つゆっくりと引き出し始めた。この状態であれば自分の目でもはっきりと確認できる。それは紐に吊る下がった幾つかの小さな国旗のような感じで、50Cm近く伸びたかと思うと、すっとその紐が切れて、ジュン・ラボの手には長さ20Cmほどのたった今引き出された組織がぶら下がっていた。偶々それを見ていたYTさんが連続写真でとってくれたので、かなりグロテスクではあるが、筆者はこれを証拠写真として家族も含め、ごく親しい知人の何人か見せることができた。無論ジュン・ラボも一緒に写っている。
実は、この写真を撮ってくれたYTさん(Tさんと区別するため、First Nameの頭文字、Yを付けている)はシリウスから地球にやって来た自称「ウォークイン」であり、私もTさんも彼の話を信じている。というのも、フィリピンで5日間ほど一緒に過ごし、施設で一緒に食事をしながら色々な話をした結果、彼は殆どスピ系の本を読んでいないにも拘わらず、こうした事象に関する彼の言葉は悉く的を射ていたからである。次もTさんの日記からの引用である。
◇◇◇
また、若いヒ-ラ-YTさん(29才)も研修のために来ていた。この御仁がなんとウォ-クインであった!! 彼は思うところあって、中学を卒業すると直ぐに住み込みの床屋?に就職し、働いていたようだ。 何年かしてお客さんの頭を洗っているとき、頭の痛いのが分かり尋ねて、チョットマッサ-ジをしたのかな?それでお客さんの頭痛は取れ、自分に移った!?とか・・・
それでスピ系の方面に・・・ま-、余り詳しくは聞いていませんが、4年ほど前のある朝、目が覚めるとベッドの横のソファ-に見知らぬ人が座っていて・・・あなたの中に入っていいですか?と尋ねられ、いいですよと言うと、1週間ほどはえらい体調変化があったようだが、落ち着くと読んだことのない本の内容やら、シリウスだったかな?での体験・知識が自分の意識下に入り、自由に使えるようになったらしい?どんな感じか聞いてみたら、自分の意識にテレビのようなチャンネルが二つでき、意識的に自由に切り替えられるようだ。 ・・・(中略)・・・
Tさんは葉山で治療院を開業していて、口コミだけで予約が一杯になっているという。来年からは店を模様替えしてやるようなので、今年の内の方が時間に余裕がつくれるというので、Sさんと12/19の午後から施術を受ける予約を入れた。1時間ほどで¥15,000頂いているといっていた。ジュン・ラボ先生の1回分ほどだ。19日が楽しみである。
◇◇◇
最後に一番肝心な話、要はこの心霊手術の効果は有ったのかどうかである。筆者の慢性鼻炎の方はかなり軽快になったように感じている。しかし正直なところ、本命であった胃腸の問題は、もともと原因不明であったのだが、この手術後半年ほど経っても未だ以前と調子は変わらない。思うにこれは、『ゴーイング・ウィズィン』でアレックス・オルビートが言っている通り、深いカルマの問題なのかも知れない。最後にその個所を引用し、本稿の結論としておく。
◇◇◇
(シャーリーの娘のサチは、以前から背中と首の痛みに苦しんでいたが)アレックスのヒーリングを受けると、サチの痛みは、たちどころになくなった。しかし、もし、この痛みがカルマに起因するものであれば、もっと誠心誠意、神のエネルギーに繋がる努力をして、自分で治すより仕方がないとオルビートは警告した。
◇◇◇
尚、このブログは書き込みが出来ないよう設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください(更に若し希望があれば、筆者の鼻からジュン・ラボが組織を取り出している処を撮った写真をメール添付で転送致します)。
このNPOの主だった寄付金拠出者の一人で、AWHの実質的な代表者である良子さんは、現在70歳前後と思われるが、若い頃はJALのロサンゼルス・総務部に勤務していたそうである。ところが、30歳の頃に卵巣ガンだと診断されて手術を受けたところ、「ビキニを着れるように、少し下を切ってあげましょう」との執刀医の好意が仇となり、誤って両足の神経までも切断され、車椅子生活になってしまったそうである。その後更に追い打ちをかけるように、子宮ガン、大腸ガンなどを次々に患い、都度手術を受けながらも途方に暮れていたところ、フィリピンの心霊手術が当時アメリカのマスコミに取り上げられて話題になり、藁にもすがる気持ちでジュン・ラボの手術を受けるため、フィリピンのバギオ行きを決めたそうである。
このバギオという都市は、フィリピンの首都マニラから車で北へ6-8時間の距離にあり(現在飛行機の便はないそうである)、高地にあることから年中冷涼な気候で、3月から5月にかけて大統領府などの政府機関が移転する。当時も今も、心霊治療師の多くはこのバギオに住んでいるそうである。
ところが、いざ治療を受けようとして彼女が驚いたことには、その施設は極めて粗末で不衛生な上に血なまぐさい匂いが漂っており、そのシステムと来たら患者は手術台の前に男も女も数十人一列に並ばされて、上着はガウン一枚、一人1分足らずのペースで次々に手術を受ける。その手術も、当然ながらガウンを脱いだ上で、一列に並んでいる患者全員の前で行われる訳なので、初めての女性にとっては恐ろしいやら恥ずかしいやら・・・ 良子さんは覚悟を決めてガウンを脱ぎ捨て、「えーい、ままよ」とばかり手術台の上に横たわったそうである。まさに俎板の上の鯉の心境だったという。
その後も良子さんは治療の為何度かフィリピンを訪問し、ジュン・ラボとも顔なじみになり、車椅子も不要になって病気もすっかり治ってしまい、現在は心霊治療の能力も授かって、AWHに来た患者にフォトン・ヒーリングの施術をしている(詳しくは、AWHのHPをご参照)。このフォトン・ヒーリングのエネルギーは患者の脳幹に作用するので、自律神経系の病に有効であるとのことであり、筆者も冷え症の改善に効果があることを期待して数回治療を受けたところ、彼女の手が体に近付くだけで、その熱を如実に感じ取ることが出来、尚且つ高次のエネルギーを体内に注入されたような感覚もあって極めて心地良かった。
話をAWHの設立経緯に戻すと、良子さんはこの経験から、バギオの交通アクセス(車で6-8時間も悪路を行くのでは、体の弱っている病人に対して非常に酷である)、更に治療施設の衛生環境や男女の性別を構わずに、一列に並ばせて治療するようなシステムでは、日本を含め、文明国の人にはかなり抵抗があるだろうと考えた。そこで共同出資者を募り、マニラ空港からアクセスが良い土地を選んで衛生的な治療・滞在型の施設を作り、一方でジュン・ラボとも交渉して年に2回ほどその施設(即ちアルフォンソのAWH)まで治療に来て貰うことになったものである。
ここで、同行したTさんがMIXIに投稿した日記があるので、その一部を紹介させて頂きたい。先ずは本人の治療に関する部分である。因みに『 』内は筆者の補足である。
◇◇◇
私は左小脳を七年前失ったが、頭は開かず化膿止めを点滴に混ぜて済まし、そのままであった。
3年位は通院し薬も飲んでいたが、ヨ-ガをやるようになって、薬・通院を止めて3年以上経った。 ということで小脳の残骸が残って(病院で3D映像を見せて貰ったことがあった。石膏のような・・・右小脳とは色が違っていた。)いると思ったので、二日目にそれを取り除いてほしいことを『ジュン・ラボに』伝えて貰った。うつ伏せになり、目を閉じて施術を受けていたら『ジュン・ラボから』見ろと合図され、手のひらに黒赤色の2,3ミリ厚さの板状の破片が10片くらい乗っていた。友人達に後頭部に先生の手が入っていたと言われた。自分ではマッサ-ジで押されているくらいの感じだったので驚いた。退院後1年ほどして出来た、額のこぶ状の固まりも取り除いてほしいと伝えてもらった。その日はチョット触れていたようだが、変化無し。最終日に額に強く、先生の指の圧力を感じた直後、また見ろとの指示。ピンク色の寒天状の半透明な物質が手のひらに載っていた。施術後こぶが一回り小さくなった。
◇◇◇
筆者はこの手術の一部始終を、Tさんがうつ伏せになった手術台のすぐ脇で見ていたのだが、確かに
Tさんの左側の側頭部からジュン・ラボの指先が第一関節と第二関節の間くらいまで、頭の中に入っているように見えた。これは、その手術室内で順番を待っていた数名の患者にも目撃されている。しかし、以前引用した、『ゴーイング・ウィズィン』に出てくるアレックス・オルビートのように、体の内部(つまりTさんの場合は頭蓋骨の中即ち脳)まで見えるようなことはなかった。
次は、同じくTさんの日記に記載された筆者が受けた手術の様子である。
◇◇◇
友人は若い頃アメフト部に所属していて頑丈な身体だったようだが、最近は当時より10キロ以上スリムになり、胃腸が悪く、疲れやすいそうだったが、最初の日にお腹の辺りから手のひらからはみ出すくらいの球状の肉塊のようなものを取り出された。彼はその日は3回施術を受けた。2日目だったかな?半分くらい大きさの塊が、再度同じ辺りから取り出された。ガンになるところだったと伝えられたようだ。
◇◇◇
上記に対し、少し補足説明しておく必要がある。今回のAWHでの治療に参加した患者数は延べ30名程度だったと記憶している。それを、男女別で5つ位のグループ(確か男性が3グループ、女性が2グループだったと思う)に分け、そのグループごとに手術室に通されて一人一分程度の心霊手術を次々に受ける。手術室に入る前には隣の控室で下着一枚になり、腹部などジュン・ラボの手が入った個所から流れ出る血によって下着が汚れないように、下着の上からポリエチレンのようなもので作ったダブダブのパンツを穿かされる。手術室内に入ると、流れ出た血を拭く係りの人(ボランティア)が2-3名手術台の脇に控え、血で手術台等が汚れないよう、即座に濡れたタオルで流れ出た血を拭き取ってくれる。その一部始終を、同じように手術台の前に一列に並んだ患者数名が見ている訳である。因みに、手術室内には血生臭い匂いが漂っている(筆者は3番目のグループに属していたので、手術室に入った時点ですでに10名ほどの患者が手術によって血を流した後だったことになる)。又、ジュン・ラボの脇には水の入った洗面器が置かれ、一人の手術が終わると即座にその洗面器で手を洗い、彼の手に付いた患者の血を洗い落す。当然ながら洗面器の中の水はだんだん赤みを増して行き、適当なところでボランティアの人が洗面器の水を交換していた。尚、治療室に入るごとに受ける手術は1回でも良いし、最高3回まで受けられる。通常は皆一度に2回手術を受けるので、1グループの治療が一通り完了するのに15-20分程度はかかる。
話は前後するが、ここで改めてAWHでの日程の概略を説明し、且つ筆者の言葉でジュン・ラボによる心霊手術の様子と感想を記述しておきたい。
成田から午前9:30発JAL741でマニラに飛んだのは昨年の11月24日で、1時半ごろにマニラ空港に着き、同じく日本から参加した数名と共にAWHから迎えにきていた中型のバンでアルフォンソに到着したのは5時頃だったと思う。マニラ到着時刻からAWH到着まで時間がかかっているのは、私とTさんが、空港内でのバスの待ち合わせ場所が良く判らず、30分程探し回っていたことに加え、AWH到着前に、ショッピングセンターに立ち寄って、買い物をしたりペソへの両替を行っていた為である。
翌日の25日の午前中から治療が始まり、29日まで丸5日間、毎日午前中はジュン・ラボの心霊手術を受ける。午後は原則自由時間だが、良子先生のヒーリングを受けたり、施設のジャグジーに入ったり、バンを手配して近くの観光スポットを訪問したりすることも可能である。
続いて、筆者が心霊手術を受けた際の様子である。正直なところ、「神の手」とは言え、治療師の手が自分の体の中に入って、血が流れるのである。しかも手術は次から次へと行われ、ジュン・ラボの手は、途中で洗面器の水で洗われるとは言え、前の患者のお腹の中に入った手が自分のお腹にも入るのかと思うと、余計な病気を貰ってしまうのではないかとか、前の人の血液が自分の体に入ってしまうようなことはないだろうかと心配になってしまう。しかし遥かフィリピンまで来て、手術直前に尻込みする訳にも行かず、筆者は神に全托する気持ちで手術台の上に横たわった。この時、筆者は事前に、ジュン・ラボにどこを治療して欲しいのかは告げなかった。というのも、この種の心霊手術師は、患者に相対した瞬間に、自動的にその手が患者の患部に向かうので、何も言わなくても良いことを知っていたからである(これは確か、『神の手ジュン・ラボ』にも書かれていたし、事前にAWHの責任者からもそのような説明を受けたと記憶している)。
とにかく恐ろしくて目を開けていることも出来ない。目を閉じて仰向けに寝ていると、腹部の上をジュン・ラボの指がこすったり、押したりしているように感じる(この時、それを見ている人には、彼の指がお腹の中に入っているように見えたそうだ)。暫く目を閉じたままじっとしていると、間もなく周囲の人達のどよめきの声が聞こえた。それと同時に、ジュン・ラボから合図があって眼を開くと、そこには血まみれのこぶし大の肉塊が乗っていた。その場に居合わせた良子先生と都内某病院・脳神経外科のK先生が、「このままだとガンになるところでした」と説明してくれた。その後筆者のお腹からは、これよりは一回り小さいが、やはり同じような肉塊がもう一つ取り出された。
2日目から4日目にかけては、お腹から小さな組織状のものが引き続き取り出されたが、それほど驚くような肉塊ではなかった。ただ最終日に、筆者が長年気になっていた慢性鼻炎を治して貰いたいと思い立ち、手術室内に居合わせたK先生からその旨を事前に英語でジュン・ラボに伝えて貰った。すると、その時ジュン・ラボの手は、手術台に仰向けに寝ている筆者の顔の中心、即ち鼻の上から真下に降りてきて、鼻の奥まで入り、そこで動き始めた。この時、全く痛みは感じず、鼻の奥でジュン・ラボの手がムズムズと動いていることのみを感じていた。そして暫くするとその手は、鼻の奥にある何か組織のようなものを掴み、右の鼻の穴からそれをズルズルと、且つゆっくりと引き出し始めた。この状態であれば自分の目でもはっきりと確認できる。それは紐に吊る下がった幾つかの小さな国旗のような感じで、50Cm近く伸びたかと思うと、すっとその紐が切れて、ジュン・ラボの手には長さ20Cmほどのたった今引き出された組織がぶら下がっていた。偶々それを見ていたYTさんが連続写真でとってくれたので、かなりグロテスクではあるが、筆者はこれを証拠写真として家族も含め、ごく親しい知人の何人か見せることができた。無論ジュン・ラボも一緒に写っている。
実は、この写真を撮ってくれたYTさん(Tさんと区別するため、First Nameの頭文字、Yを付けている)はシリウスから地球にやって来た自称「ウォークイン」であり、私もTさんも彼の話を信じている。というのも、フィリピンで5日間ほど一緒に過ごし、施設で一緒に食事をしながら色々な話をした結果、彼は殆どスピ系の本を読んでいないにも拘わらず、こうした事象に関する彼の言葉は悉く的を射ていたからである。次もTさんの日記からの引用である。
◇◇◇
また、若いヒ-ラ-YTさん(29才)も研修のために来ていた。この御仁がなんとウォ-クインであった!! 彼は思うところあって、中学を卒業すると直ぐに住み込みの床屋?に就職し、働いていたようだ。 何年かしてお客さんの頭を洗っているとき、頭の痛いのが分かり尋ねて、チョットマッサ-ジをしたのかな?それでお客さんの頭痛は取れ、自分に移った!?とか・・・
それでスピ系の方面に・・・ま-、余り詳しくは聞いていませんが、4年ほど前のある朝、目が覚めるとベッドの横のソファ-に見知らぬ人が座っていて・・・あなたの中に入っていいですか?と尋ねられ、いいですよと言うと、1週間ほどはえらい体調変化があったようだが、落ち着くと読んだことのない本の内容やら、シリウスだったかな?での体験・知識が自分の意識下に入り、自由に使えるようになったらしい?どんな感じか聞いてみたら、自分の意識にテレビのようなチャンネルが二つでき、意識的に自由に切り替えられるようだ。 ・・・(中略)・・・
Tさんは葉山で治療院を開業していて、口コミだけで予約が一杯になっているという。来年からは店を模様替えしてやるようなので、今年の内の方が時間に余裕がつくれるというので、Sさんと12/19の午後から施術を受ける予約を入れた。1時間ほどで¥15,000頂いているといっていた。ジュン・ラボ先生の1回分ほどだ。19日が楽しみである。
◇◇◇
最後に一番肝心な話、要はこの心霊手術の効果は有ったのかどうかである。筆者の慢性鼻炎の方はかなり軽快になったように感じている。しかし正直なところ、本命であった胃腸の問題は、もともと原因不明であったのだが、この手術後半年ほど経っても未だ以前と調子は変わらない。思うにこれは、『ゴーイング・ウィズィン』でアレックス・オルビートが言っている通り、深いカルマの問題なのかも知れない。最後にその個所を引用し、本稿の結論としておく。
◇◇◇
(シャーリーの娘のサチは、以前から背中と首の痛みに苦しんでいたが)アレックスのヒーリングを受けると、サチの痛みは、たちどころになくなった。しかし、もし、この痛みがカルマに起因するものであれば、もっと誠心誠意、神のエネルギーに繋がる努力をして、自分で治すより仕方がないとオルビートは警告した。
◇◇◇
尚、このブログは書き込みが出来ないよう設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください(更に若し希望があれば、筆者の鼻からジュン・ラボが組織を取り出している処を撮った写真をメール添付で転送致します)。