アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第9章 2012年に備える ③グラウンディング、自然、ユーモア

2010-03-27 09:31:17 | 第9章 2012年に備える
③ グラウンディング、自然、ユーモア
  
筆者が2年程前に、「アセンション(Ascension)」という言葉を初めて耳にしたとき、その意味がはっきりとは判らず、英和辞典を引いた。多少英語の素養はあるので、一般的な「上昇」といった意味を含んでいることは予想していたのだが、その中の意味の一つに、「キリストの昇天」というものがあったことが強く印象に残った。ここでテーマにしているアセンションの意味は、第7章で説明した通り、次元上昇といった意味合いが強いので、いずれにせよこれらの意味は全て天或いは上へ向かうイメージを聞く人に印象付ける。
しかし、人がアセンションを志すとき、どうやら上を向いてばかりではいけないようである。寧ろ先ず、足元の地面、即ち地球に繋がる努力が必要と思われる。少なくも、筆者がアセンションに関連する本を何冊も読んだ限りにおいては、「グラウンディング」や自然の中でリラックスして過ごすことの重要性を力説している。因みに、筆者が考える「グラウンディング」の定義は、地に足を付けて、地球のエネルギーを自分の肉体に取り込むと共に、不要になったエネルギーを地球に返すこと、即ち「地球とのエネルギー循環」のことである。換言すれば、今アセンションしようとしている地球との一体感を深めることである。
  
先ずは、お馴染みになった『バシャール』の第3巻からその一部を引用する。
「リラックスしてください。そして生命の力、エネルギーを、自分の中にやさしく吸収させてあげてください。・・・人によっては地に足をつけることが必要です。・・・最初に三つのやり方をお話ししておきます。 ひとつ目は“ヘマタイト”という鉱物です。これは磁気的に自分を地につけておくのに非常に役立ちます。時々自分の意識が高くなってくると、足まで一緒に上がっていってしまう人がいます。そういうふうにバランスが崩れてきたときに、感受性が強くなって痛みを伴うことがあります。 二つ目のやり方は、自然の中に自分を置くことです。森の中を歩いたり、川のそばに行ったり、土にふれたり・・・。自分の肉体を使って地に足を就けてください。そして感覚を自然に近づけます。空気を吸って、地面に触れて、木を抱いて・・・。三つめのやり方は、自分の身体ごとたのしめるような行動をすることです。そうすると自分の肉体を使った瞑想ができます。・・・覚えておいて欲しいのは、バランスを作るというためにこれをやっている、ということです。今自分がいる所と、これから行こうとしている所(筆者註:アセンションする地球のことか?)のバランスです。」

バーバラ・マーシニアックの『アセンションの時代』には、こんな記載がある。
「(筆者註:アセンションを促す、銀河からの)加速されたエネルギーを上手に使っていくには、焦らず、気楽に、気長に、よく笑い、日常を心から楽しむ贅沢を自分自身に味わわせてやってください。笑いはたちこめた濃霧を晴らすばかりでなく、自分の身体を自分のものとして所有する為の鍵となります。笑いはあなたの若さを保ち、細胞のエネルギー的配列を調整し、それぞれのチャクラを開いて、更なるエネルギーの流入を可能にしてくれます。快いユーモアは肉体を活性化し、安らぎと幸福の感覚を生み出してくれます。・・・自然というのはあなたの活力をもっとも効率的に支えてくれるシステムです。のんびりと散策しながら、鳥や他の生き物たちにじっと注意を傾けてください。・・・自然のなかで時を過ごすと、美しさへの感謝の気持ちが戻り、調和とバランスにむけてチャクラが開きます。」

今ここで、チャクラという言葉を筆者はこのブログで初めて使った。このチャクラの働き(特に重要な7つのチャクラ)に就いては、ヨガなどを練習した方は良く知っているものと思うが、アセンションに関連する書籍を読んでいると、至るところに出てくる。本によっては、その大半をチャクラの説明に費やしているものも有るので、詳細はそれらの書籍に譲るが、7つのチャクラはその人のオーラとも密接に関連しており、これらの全てのチャクラをバランス良く活性化することもアセンションに役立つようである。そして本節で取り上げたグラウンディングは、人間の生存の為のエネルギーを司るベースチャクラの活性化を促す効果がある。

次に、寺尾夫美子氏の『ヒーリングレッスン』から、グラウンディングの方法を一つ紹介しておこう。
「グラウンディングとは、ベースチャクラ(筆者註:肛門の少し前にある)でアース(筆者註:地球と繋がること)し、魂のエネルギーが肉体の中に留まっている状態です。グラウンディングしていると、現実力が活発に働くので、人生における現実的なあらゆる局面が変わってくるでしょう。 <やってみよう> ◆静かな場所で、立ったまま、または椅子に腰かけて姿勢を正し、軽く目を閉じます。 ◆立った時は両手を前面へ向けて、座った時は44ページの図のように手のひらを上に向けて膝に載せます。足は肩幅に広げ、鼠経部(足のつけ根)の力を緩めます。 ◆鼻から吸って、口から吐く呼吸を深くゆっくりと続けます。 ◆心でグラウンディングすると決め、自分が大きな木になったイメージをします。 ◆足の裏とベースチャクラから地球全体へ根を降ろします。 ◆アースする・・・地球の中心核と繋がります。ベースチャクラからの根は、地球の中心まで降ろし、中心核に繋げます。 ◆足の裏とベースチャクラの根から、地球のエネルギーを受け取ります。まるで樹木が大地の水分を吸収していくかのようにイメージして下さい。 ◆頭上高くに太陽をイメージして、キラキラと輝く太陽の光を全身に受け呼吸します。 ◆地球と太陽のエネルギーが体の中で自然に混ざり合い、葉っぱの先まで広がるのを味わい、体が温まったら終わりです。 ◆静かに目を開けましょう。

因みに、筆者は寺尾夫美子氏のヒーリング・ベーシック・クラス(1日コースで、2010年3月21日に開催された)に参加し、貴重な体験をした。その内の一つは、受講者同士がペアを組んでお互いにヒーリングのエネルギーを流し合う場面で起こった。筆者が椅子に腰かけた初対面の受講者の後ろに立ち、彼女の肩に手をおいて、自分のクラウンチャクラ(頭頂部にある)から入った天のエネルギーが、自分の両手を通じてその受講者に流れて行くように意図した時、実際に天のエネルギーが自分のクラウンチャクラから流れ込んでくるのを筆者自身が感じ、相手の受講者もそのエネルギーが流れこんでいくのを感じてくれたことである。そしてもう一つの驚きの体験は、自分も含め、約30名の受講者全員がオーラの第一層を見ることが出来るようになったことである(或いは、実際これまでも薄ぼんやりと見えていたのだが、その時寺尾氏に云われ、初めて気がついたのかもしれない。読者諸賢も自分の手を黒っぽい背景にかざし、念のため自分のオーラが見えるかどうか試して頂きたい。指の周りに白く、ほんのり輝いている数ミリのオーラの層(人によっては第一層が数センチもある人もいる)が判ると思う。その後筆者は、自分の指から出ている淡いオレンジ色に輝くオーラの第二層もなんとか見ることが出来るようになったが、バーバラ・アン・ブレナンの『光の手』によれば(筆者は最近読み始めたばかりで未だ読み終わってない)、それなりの努力をすればいずれオーラの第七層まで見えるようになるとのことである。やはり、バーバラ・マーシニアックの『アセンションの時代』に書いてある通り、今、アセンションに向けて銀河からのエネルギーが加速しているのは間違い無いようだ。

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