アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第9章 2012年に備える ⑬ベテルギウスと2012年問題

2012-03-30 06:33:32 | 第9章 2012年に備える
筆者が本ブログ第9章「2012年に備える」の最終稿⑫ロルフィングを発表したのが2010年の7月、その後約1年経った2011年8月に、第14章「道」⑨で2012年問題の整理をしている。その後約半年間、本ブログでは2012年問題には触れて来なかったのだが、今年(2012年)2月に入って立て続けに2012年問題を想起させることが二つあった。

その一つは、筆者のブログを読んでクリヤー・クンダリニ・ヨーガの第一イニシエーションを受講して下さった方(Enmadoさん)から質問を頂き、メールのやりとりがあったなかで、その方のブログを拝見したところ、当時はシャーマン・キーシャが2012年問題に就いて語っているYou Tubeの映像を紹介しており、彼女の主張するところを改めて映像と音声で確認することが出来たことである。因みに、このEnmadoさんのHPは大変良い波動を持っているのみならず、2012年問題を様々な角度から取り上げているのでリンク集にも掲載させて頂いた。
閑話休題、シャーマン・キーシャは、フォトンベルトと言う言葉こそ使っていないが、その時地球の地軸が動くと共に、3日間位は電気が使えなくなり、その後新しい地球に移行する、そうした変化に向けて重要なことは、各自が愛の重要性を自覚することだと主張している。この点は基本的に中丸薫氏の主張と重なるのであるが、この時筆者が感じたことは、これだけ多くの人が、2012年問題に関するメッセージを地球外生命体等から受け取っており、それを我々に語りかけているということは、この先もそれなりの天変地異が起きる可能性も否定はできない、つまり筆者がこれまで主軸を置いていたスピリチュアルな対応のみならず、或る程度の物理的な備えも必要なのではないかと云うことであった。

更にもう一つは、シャーマン・キーシャの映像を見てから1週間も経過していない時分だったと思う。筆者が以前仕事上で大変お世話になった方と食事を共にした際、ベテルギウスというオリオン座の星が間もなく超新星爆発する可能性が高いという話を聞いた。その星が仮に日中に見えれば(即ちオリオン座は冬の星座なので夏に爆発すれば)、明るさはともかく太陽位の大きさに見えると聞き、聖書に出てくる世の終わりに現れる兆候にそのような現象があった筈だと即座に思った(因みに、冬に爆発すれば北半球では夜が無くなる)。 また、このように続けて2012年問題に関係する話を聞くのは、或る種のシンクロニシティなのかも知れないと思い、インターネット上で捜してみたところ、既にご存知の方もおられるかも知れないが、次に引用するMSNサンケイニュースの記事(2012年1月5日)を見つけた。少々長いがすべて掲載させて頂く。

冬の夜空で赤く輝くオリオン座の1等星「ベテルギウス」が注目を集めている。近い将来、星の最期である「超新星爆発」を起こすとみられているからだ。天空に突然、月ほどの明るさが出現する希代の「天体ショー」は、いつ始まるのか。地球の間近で起きる歴史的な現象を見逃すまいと、世界中の天文学者がその瞬間を待っている。(原田成樹)

 ベテルギウスは太陽の20倍の質量を持つ恒星。直径は太陽の1千倍もあり、肉眼でも見えるほど非常に大きく膨らみ、赤く輝いている。「赤色超巨星」と呼ばれる年老いた星だ。
 恒星は核融合反応で輝いており、燃料の水素が燃え尽きると一生を終える。太陽の8倍以上の質量の星は、寿命が近づくと赤色超巨星となり、最期は大爆発を起こして突然、輝く「超新星」になる。
 質量が大きい星ほど明るく輝くので燃料の消費が早く、寿命は短い。太陽は約100億年の寿命の半分が過ぎたところだが、ベテルギウスの寿命は約1千万年で、いつ爆発してもおかしくない終末期にある。
 地球と同じ銀河系にあり、距離は地球から約640光年。1987年に隣の銀河の大マゼラン星雲で観測された超新星の16万光年と比べると、その近さは際立っている。銀河系の超新星爆発が観測されれば約400年ぶりの大事件だ。
 こうした背景から近年、ベテルギウスの観測が盛んに行われ、縮小や変形など“異変”の報告が相次いでいるが、爆発の明確な兆候はとらえられていない。

 超新星爆発の直前には、素粒子ニュートリノが放出される。これをキャッチして史上初めて爆発の「事前検知」を目指すのが、岐阜県飛騨市神岡町にある東京大宇宙線研究所のニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」だ。

ニュートリノを検出すると、米国にある「超新星早期警報システム」(SNEWS)に直ちに通報。イタリアや南極にある観測施設も参加しており、早ければ30分で超新星爆発かどうかを判定し、各国の天文機関に一斉連絡する段取りだ。
 ニュートリノは星の中心部が燃え尽き、周囲の物質が中心に向かって落下する「重力崩壊」のときに放出される。落下の衝撃波が中心から外側へ伝わり、星の表面に届くと大爆発が起きる。ベテルギウスは爆発の約33時間前にニュートリノが放出されるという。
 銀河では通常、30~50年に1度の割合で超新星爆発が起きる。ベテルギウスに限らず、いつ爆発が起きても不思議ではない。
 昨年末、スーパーカミオカンデを訪れるとセンサーの定期点検中で、観測は止まっていた。実験代表者の鈴木洋一郎教授(素粒子物理学)は「こうした瞬間も、もしニュートリノが来たらどうしようと気が気でない」と打ち明けた。

 ベテルギウスが爆発したらどうなるのか。東京大数物連携宇宙研究機構の野本憲一特任教授(星の進化論)らの解析では、最初に表面が100万度の高温になり、X線を放つ。肉眼で見える可視光が出てくるのは1時間後で、1万度で青色に輝くという。
 ここから星は膨らみ始め、2時間後に全天で太陽の次に明るい恒星「シリウス」と並ぶ明るさとなり、3時間後には半月の明るさに到達。面積当たりでは半月の1千倍、満月の100倍のギラギラ度だ。この明るさが3カ月ほど続く。オリオン座は冬の星座なので夏に爆発すると日中しか見られないが、昼間でも十分に分かる明るさという(筆者註:その場合は太陽が二つ在るように見える。逆に、冬に爆発すると夜がなくなる)。
 色は次第に暖色系へと変わり、3カ月後はオレンジ色から黄色に。その後は温度が下がるにつれて暗くなっていき、450日後には金星と同じマイナス4等星。肉眼で見える限界の6等星になるのは4年後だ。

ベテルギウスをめぐっては、「2012年に爆発か」といった科学的根拠の希薄な情報がインターネットなどで広がっている。だが野本教授によると、爆発時期は「100万年以内」としか分かっていない。表面を厚いガスに覆われ、内部の様子が分からないため時期の予測は困難だ。
 生態系への影響では、明るさは植物の光合成に悪影響を及ぼすほどではない。河合教授によると、超新星爆発で生物に有害な強いガンマ線が放出されるのは、星が回転していたり、質量が非常に大きい場合などに限られ、ベテルギウスではまず心配ないという。

引用は以上である。
即ち、河合教授に依れば、2012年の爆発に就いては科学的根拠が希薄であるが、万一これが起こった際には満月の100倍の明るさの天体が出現し、3カ月程も続く訳である。筆者は最初この話から「二つの太陽」という言葉を連想したので、直ちに聖書に記載されている「世の終わり」の前兆に「二つの太陽」に関する記述が無かったかを調べてみた。ところが、「二つの太陽」のことは何も書かれていないので、何かの記憶違いかと思い、念の為インターネットで検索して見たところ、実はこの予言はノストラダムス「四行詩」に出てくるものだということが判った。筆者は彼の2000年人類滅亡説は全く信じていなかったし、何らノストラダムスを勉強した訳ではないので余り好い加減な事を書きたくないのであるが、それでも一応原典の引用位であれば許されると思うので、以下に「二つの太陽」に関連する部分のみ「四行詩」から紹介しておく。

大いなる星が七日間燃えつづけ、
雲が太陽を二つ出現させる。
大司教が住居を変えるとき、
大きなマスチフ犬は夜通し吠えつづける。  (第二巻四十一番)

上記の、大司教とは誰を指すのか、大きなマスチフ犬が何を表すのか筆者には全く見当がつかないし、更にこれが、来るアセンションの予兆であるかどうか、これだけでは判断がつきかねる。しかし、この超新星爆発を新約聖書の記述とも重ね合わせて考えると、何かが見えてくるようである。「世の終わり」に関しては、マタイ、マルコ、ルカに夫々記載があるが、先ずルカ(第21章)から、関連する節のみを引用する。

そこで彼らはたずねた、「先生、ではいつそんなことが起こるのでしょうか。
またそんなことが起こる場合には、どんな前兆がありますか」。 (ルカ21章7節)

イエスが言われた。「あなたがたは、惑わされないように気をつけなさい。
多くの者が私の名を名乗って現れ、自分がそれだとか、時が近づいた
とか云うであろう。彼らについて行くな。 (ルカ21章8節)

戦争と騒乱とのうわさを聞く時にも、おじ恐れるな。
こうしたことはまず起こらねばならないが、終わりはすぐに来ない」。 (ルカ21章9節)

それから彼らに言われた。「民は民に、国は国に敵対して立ち上がるだろう。 (ルカ21章10節)

また大地震があり、あちこちに疫病や飢饉が起こり、いろいろ恐ろしいことや
天からのものすごい前兆があるであろう。   (ルカ21章11節)

しかし、これらのあらゆる出来ごとのある前に、人々はあなたがたに
手を掛けて迫害をし、会堂や獄に引き渡し、わたしの名のゆえに王や総督の前に
ひっぱって行くであろう。  (ルカ21章12節)

また日と月と星とに、しるしが現れるであろう。そして、地上では諸国民が悩み、
海と大波とのとどろきにおじ惑い、   (ルカ21章25節)

人は世界に起ころうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう。
もろもろの天体が揺り動かされるからである。  (ルカ21章26節)

そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、
人々は見るであろう。(ルカ21章27節)

因みに、この最後の部分は、マルコでは次のようになっている。

その日には、この患難の後、日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、(マルコ13章24節)

星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。(マルコ13章25節)

そのとき、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲に乗って来るのを、
人々は見るであろう。  (マルコ13章26節)

正直なところ、このマルコ13章に就いて、筆者はこれまで全く信じていなかった。と云うのも、月がその光を放つことを止めたり、星が空から落ち、天体が揺り動かされたりすることなどあり得ないと思っていたからである。ところが、ベテルギウスの超新星爆発の話のみならず、フォトンベルトに突入した時の状況(確か中丸氏の本に詳しい記述があった)を想定すると、強ちこのマルコ13章も全くおかしな話では無いということに気付いた。

以下、このルカ21章が昨今生じている一連の事象とどのように結び付くか検討してみたい。

先ずは、ルカ21章11節の記述から連想される事象である。
「また大地震があり」からは、スマトラ島沖地震、四川省の地震、東日本大震災などが想起される。 
「あちこちに疫病や飢饉が起こり」の疫病からはAIDSや鳥(豚)インフルエンザ、飢饉からは東アフリカ(或いは北朝鮮も?)が連想される。
「いろいろ恐ろしいこと」からは、福島の原発事故が思い浮かぶ。中東での戦争や場合によっては北朝鮮問題もふくまれるのだろうか?
「天からのものすごい前兆」は、若しベテルギウスの超新星爆発(若しくはフォトンベルト突入)が起これば、これで4つの条件が全て揃うことになる。

次に、ルカ21章25/26節にはどのように繋がるのであろうか。

「また日と月と星とに、しるしが現れるであろう。」これは、ベテルギウスの爆発に因る現象とも、フォトンベルトに因って生じる現象とも解釈可能である。
「海と大波とのとどろきにおじ惑い」は、スマトラ島沖地震や東日本大震災の時に生じた津波とも考えられるし、或いは今後地球温暖化に伴って予測される海面上昇(本ブログ第1章不都合な真実第8章①天変地異を参照)とも考え得る。 
「もろもろの天体が揺り動かされる」も、ベテルギウス或いはフォトンベルトに因るものと解釈可能である。即ち、仮に前者の「日と月と星の印」がベテルギウスであれば、後者の「天体が揺り動かされる」のはフォトンベルト突入の時かもしれないし、或いはその逆かも知れない。

ということで、筆者は仮に聖書の指し示す「世の終わり」(但し、物質や権力に重きを置く現代社会が終息に向かい、霊性がより重視される時代を迎える大きな節目と筆者は解釈しており、何ら心配はしていないし、寧ろ肯定的に捉えている)が来るのであれば、ベテルギウスの超新星爆発かフォトンベルト突入のどちらかがその予兆として起こるのではないかと思う。逆にそのいずれもが年末にかけて起こらなければ、「世の終わり」は2012年ではなく、未だ先の話なのかもしれない。

と云うことで、天変地異は今後も続く可能性は高いものと思われるが、これまでにも書いて来ている通り、最も重要なことは、その日に備えて、霊性の修行を怠らないことだと筆者は思っている。そしてその為には無論ヨーガが最善の道だと確信しているが、それ以外の瞑想法(例えば本ブログの第10章で紹介しているマカバ瞑想ユニティ・ブレス)でもヘミシンクでも、或いは本章(第9章)で説明してきたようなことを参考にして頂くだけでも大いに結構だと思う。
聖書に曰く、「これらの起ころうとしている全ての事から逃れて、人の子の前に立つことができるように絶えず目を覚まして祈っていなさい。」  (ルカ21章36節)

尚、霊性の修行が最重要だと言いつつも、昨今東京直下型の地震も予測されているようなので、それと併せて今の内から最低限の物理的な備えをしておくのも無駄ではあるまい。筆者はこれまで常備していたアルファー米や石油ストーブ(電池で着火するタイプ)に加え、非常用のボーティブキャンドル(コップに入ったもので、一つで24時間燃え続ける)も6個買い足しておいた。

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