TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

岩見沢

2012年08月11日 | メンテナンス

11時30分、遅めの出発。
向かい風を切って、14時に岩見沢到着。
軽食の後、帰路についたのは15時。
ここまでは至って順調…だった。

59km地点、峰延に差し掛かったところでアクシデント。
前輪がパンクだと!?
油断しまくりで、修理道具は一切持ってきていない。
仕方ない、美唄まで歩こう。
ざっと見積もって7~8km、1時間半というところか。
(今思えば、2km引き返せばイオン三笠店があったのだが…。)

右手でステムを持ち、空元気で歩く。
歩くのだが、とんでもなく歩きづらい。
それもそのはず、右手の自転車は仕方ないにしても、問題は靴。
いくらクリートカバーをつけているとはいえ、ものはSPD-SLである。
歩くことなどこれっぽっちも考えていない、超ロード仕様なのだ。
本当に美唄にたどり着けるのだろうか。
一抹の不安が脳裏を過ぎる。

歩くこと3km。
光珠内の沼貝神社まで来たとき、通りすがりのツーリング3人組が声を掛けてくれた。
「パンクですか。修理道具ありますよ」と。

話を聞いてみると、3人は横浜市在住の大学生。
函館から稚内まで北海道縦断中とのこと。
いやー、自分たちの予定がある中で、見ず知らずの人を助けてくれるなんて、日本の若者も捨てたもんじゃありませんな。
「これもツーリングの良い所」なんて謙虚なところもグッド。

で、パンクの状態はというと、リム打ちらしき箇所と、リム打ちにしては間隔が狭い左右対称の穴があった。
タイヤには異物は見当たらない。
推測するに、かなりスピードが出ていたので砂利などでチューブが切れ、パンクから停車までの間にリム打ちが生じたものと思われる。

何だかんだで修理に1時間くらいかかったらしく、再出発は16時50分。
謝礼として1,000円をお渡し、重ね重ねお礼を述べて、大学生とはここでお別れ。
本当にありがとう。

その後しばらくは恐る恐る走ってみたが、空気漏れはなし。
自宅まで問題なく走れた。
到着は18時20分。

パンクというテンションがた落ちのトラブルを経験したにもかかわらず、とても気分がいいのは、あの3人のおかげに他ならない。
彼らが無事に北海道縦断を達成できることを願うばかりである。

それと、次からパンク修理セットは携行しよう。
MTBとは勝手が違うわ…。

【本日走行距離R】95.48km
【本日走行距離】0.61km
【積算走行距離】1786.4km(991.2+795.2)

コメント
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