まーくんブログ「人生って何?」私自身の体験をお話しします。お役に立てれば嬉しいです。

何のために生きてるのか? 人生に目的はあるのか? 死んだらどうなるのか? 悩みを解決するにはどうしたらいいのか?  

第127話 最後のどんでん返し 今の自分はフェイクであることを知る・・・

2019年07月22日 | 生きる理由
人生は誰でもいつか最後のどんでん返しが起こります。 自分がフェイクであることを知るのです。 つまり自分だと思っていた自分は 実は真実の自分でないこと。 目的があって この世だけのために創られた「つくりものの自分」であったということを・・・。 
そして本当の自分を知り始めるのです。 成長して幸せになるために・・・。
それは現在のフェイクの自分が フェイクであることを知って そこから本当の自分(すなわち魂)を「想像」しながら 魂に向けて創りあげていく(「創造」していく)ことです。 

自分は今まで架空の小説の登場人物 というか いわば芝居の役者だったのだ。 自分の周り 出来事 そして自分自身がすべて本物だとばかり思っていたが 幻想の舞台の上で 決められた筋書きに従ってただひたすら演じていたのだ。 その時々において なぜ自分がそんな考えや行動を取るのかよくわからないままに・・・ それも自分で創った筋書きの範囲内で・・・。 

そういえばそんな自分をどこかから見ている もうひとりの自分がいるようになんとなく感じたことはあったが 結局はそのもうひとりの自分が 本当の私だったのだ・・・と。

言い換えますと フェイクの自分がどのような自分であったとしても そんな自分はうわべだけであり ほんとうは夢のように素晴らしい「魂」と呼ばれるものだと信じられるレベルまで成長したとき (遅かれ早かれいずれ誰でもそのレベル以上に成長するのです) 自分が体験したい自分に変えていくことができるのだ・・・と。  

「出来事を経験したとき もう少し勇気を出して思い切って自分が魂であると常に宣言し 魂ならこうするだろうと自分で決める。 それを積み重ねていくことにより 次に起きる出来事を自分の望ましい方向に変えていくことが出来るのだ・・・」と。 

実際に魂ならそうするかどうかわからなくても心配しないでよいのだ。 自分で勝手にこうだろうと決めて行動するわけです。 そうすると仮にそれが間違っていたとしても 魂がガイドしてくれるからいずれは必ず魂に近づいていくというものです。

人生とはよくできた推理小説のようなものだと思います。 
想像もつかない裏の事情つまり真理をしだいに明らかにしていく・・・ そして最後にはどんでん返しがあって新しい自分の そして本当の自分の 考えや行動が次第に執れるようになっていく・・・と。 結果として自分に起こってくる出来事が今までとはしだいに変わってくるので 自分が望む現実が自分で創れるようになっていく・・・。 それを感じながら味わいながら次々に体験を重ねながら先へ進んでいく・・・というものです。

この推理小説の舞台では そのように気づけば本当の自分と本当でないフェイクの自分との違いが少しづつ判るようになっていくのです。 昔 テレビのコマーシャルで 「違いがわかるオトコのコーヒー」 などというのがありました。 ついでにいえば 「ナンである アイである」 というのもありました。 (これは当時は洋傘の宣伝でしたが・・・。)
しかし両方とも 人生のすごい真実を語っていたと思うのです。 今では「違いが分かる人間の生き方」・・・とでもいうべきでしょうか? あるいは「すべては愛である」ということでしょうか。

フェイクの自分とはもちろんエゴや自我意識の自分です。
そしてどんでん返しは生きているうちに起きなくても 死んだ直後からわかるようですから別に心配はいらないのです。

私たちはみんな幸せを目指して生きていると思います。  
しかし それがなかなか思うように実現できないような体験が圧倒的に多い仕組みになっているから 人生は苦しいものだと思っています。 それを緩和していくのです。 知ることによって・・・。

ひとつには人生が 気づいていくプロセスであることを理解しにくいようにつくられているからだと思われます。

プロセスなどといわれても 誰も懇切丁寧にわかりやすく教えてくれたことはまずないし むしろ逆のことを世間から教えられることが多いようです。 しかし良心的な精神世界の本などを注意深く読むと とても役に立つと思います。
ごく一部の人たちはエゴや自我意識から瞬間的に離れる特殊な体験をしますが それは誰でもがいずれ時期が来たら体験すると言えるようです。 自分の生き方が下手だからではないのです。 大丈夫なのです。 なにしろ本当の自分自身が内側に居るのだから 答えは誰でもすでに持っているわけです。
(続く)


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