まーくんブログ「人生って何?」私自身の体験をお話しします。お役に立てれば嬉しいです。

何のために生きてるのか? 人生に目的はあるのか? 死んだらどうなるのか? 悩みを解決するにはどうしたらいいのか?  

第180話 人間は必ず精神的に成長していきます。喜ぶことが秘訣です。

2021年10月08日 | 人生研究
人生で私たちは確かに学んでいます。 魂と一緒になって一生かけて いやそれどころか何百回もの人生をかけて 学んでいます。
では何を学んでいるのでしょう。

人間は自分が未熟で不完全な生き物だということを これでもか これでもかというほど繰り返し経験していくように見えます。
そして何度も失敗を繰り返すたびに怒りや辛い感情を味わいながら 時として
この宇宙で自分だけが幸せから取り残されたように感じながらも頑張っています。

しかしこれは人間が偶然に引き起こす物事ではなくて 魂の書いた人生の筋書きに従って物事が起こってくるわけです。 ひとつの物語がその人間の周りに起こるのを その人間が なぜこんなことが私に起こるのかといぶかりながら体験する。驚いたり恐れたりしながら・・・。
それこそが 人間が魂の学びのために協力して実演している人生です。

それが魂と人間双方お互いの助け合いによる学びです。魂は人間に成長過程でのちょっと厳しい体験をしてもらって自分もその体験を吸収して体験の幅を増やし 人間は人間で成長を成し遂げるという希望を達成するために  魂から導きを得ているのです。ちょっと厳しい体験などと言っても 筋書き次第では 罪に問われて刑死するなどということも多くの人生の中では2度や3度くらいじゃすまない?場合もあり得るのです。

しかし ここで大事なことは 人間は失敗した口惜しさの方を強く感じてしまわないことです。失敗する口惜しさを学ぶためにここに来ているのではなくて そこから成長して行く喜びを学ぶために来ているのです。 
失敗したと言って 自分や他人を責めるのは 本末転倒で まったく理屈に合わないことをしているのです。

つまり成長への道筋を見つけると 人間は喜びを感じるように出来ているのです。その喜びを与えるのが魂の仕事です。それが魂からのシグナルです。
ですから人間はもっと喜びに敏感にならないといけないのです。口惜しさや惨めさでなく・・・。

人間には本当の自分というものが居て それはすでに最高に成長している生き物(それが魂です)なのに わざわざ今もう一人の別の自分(それが人間です)になって成長するゲームをしている それが輪廻転生ゲームという たくさんの人生を経て成長して行くゲームの真髄なのです。
そこでは魂が 相棒である成長していない人間を通して その人間の感じたまま その人間が行動するままを 全く否定せず批判せずに共感しながら 自分も人間になったつもりで味わい共に前進していくのです。この物質世界の中を。

そのために 人間はこの地球ではとことん成長して「いない」状態にわざとなっているのです。それは魂がすべての自分自身を体験できるように人間が協力しているためであり 且つ人間自身も自分が成長するためにあえてすべてを体験しているのであります。人間の成長の目標はすぐそばにいる魂なのです。魂より高い目標は存在しないのです。長い道のりです。

つまり端的に申しますと 自分が成長していない状態になって 成長して行く過程を味わうことが 神にも人間にも最高にスリリングだから です。心からわくわくする気持ちは他では味わえないなどといわれています。

例えば「晴天を衝け」という朝ドラで主人公渋沢栄一がパリに滞在したとき感じたこと。 目からうろこ。 今まで自分と異質なものを排除しようとしてきたが その異質なものの多くと今度は一つになろうと決心するくだりで味わったのは この快感ではなかったでしょうか。

成長するほど心から喜べるようになる そして愛というものがわかるようになる ということです。ということは人間は今は心から喜ぶことは少ないし 愛というものを本当はわかってはいないということ でもあります。

以上述べましたように 人間はですから誰でも未熟で不完全なのは当たり前なのに 不完全であることが嫌いで恥だと思っています。そして失敗するたびに自分や他人のせいだとして 他人や自分を責めるのです。それは筋違いも甚だしいと言わざるを得ません。失敗は筋書きに従って起こっただけですから。
それは人間の社会が人間に対して完全さを要求しすぎるからにほかならないのです。そのうえ人間にはもともと罪はなく「無実」なのに。

それに耐えられなくなった人の中には 幸せそうにしている人を傷つけたくなったりする人が現れるのです。自分だけが不幸な人間なのだと思ってしまうのです。それは大いなる勘違いです。そうなると人間の成長は停滞 あるいは ストップするのです。
大事なのは そういう人も自分だと思ってみんなでサポートして癒し元気づけていくようにしなければいけないのです。チームワークで勘違いを助け合う社会です。宇宙は実は個人責任ではなく連帯責任になっているのですから。一人一人が「すべて」のことを体験するのですから そうなります。その上に すべての人は多様性のために存在するので 実質はただ一人しか存在していないのです。

これが人間の生き方なのです。きずなや助け合いのネットワークで生きるのです。つまりこの世は 不完全で未熟なのが大前提であることにみんなが気づいているある種の連帯責任社会なのです。そして未熟を責めるのでなく 成長することの喜びをみんなで分かち合うこと みんなで喜び合うこと なのです。不完全は人間の前提であり 少しも恥じることはないと認め合うのです。人類は前進していくためにそうなっているのです。
そのような意識の仕組みを少しづつ試してみれば人間の進化が実感できると思われます。
特に今のコロナ禍も魂が人類に学ばせるために仕掛けているものですから 人間はもっと学ばねばならないと思います。
(続く)






最新の画像もっと見る

コメントを投稿