10月公開のビッグな作品、中国の『グラディエーター』という『レッドクリフ(RED CLIFF)』の記者会見が19日行われました。
300名ほどのプレス陣が押しよせました!
会見は、開始5分前にキャストが座る席の裏に据えるポスターを設置するなど、さすが中国人!!という感じる場面もあり、一部のジャーナリスト達の間で笑いが起こっていました!また、アジア向けと欧米向けの2回に分けての記者会見だったのですが、日本人プレスのほんんどは中国で行われた記者会見に参加しました。そのため中国語で進められる会見にとまどったものの、後に通訳さんが日本語で会見の内容を説明してくれました。
記者会見には、ジョン・ウー(John Woo)、トニー・レオン(Tony Leung)、リン・チーリン(Lin Chi-ling)、ヴィッキー・チャオ(Vicki Zhao)、フー・ジュン(Hu Jun)、チャン・フォンイー(Zhang Fengyi)、チャン・チェン(Chang Chen)、トン・ダーウェイ(Tong Dawei)、ソン・ジャ(Song Jia)が出席。
まずはジョン・ウー監督からのご挨拶。
ヴィッキー・チャオ(左)、ジョン・ウー(右)
「今までは、憎みあったり傷つけあったりする作品が多かったが、今回の『レッドクリフ』では、絆、団結力、友情、などの人と人のつながりをメインに描いています。今作品のように、中国で起きた地震も団結力で克服されることでしょう。もう一点、中国人でも『グラディエイター』や『アレキサンダー』のようなハリウッド並の映画を作ることを証明できたことは嬉しく思います。」
ジョン・ウー(左)、トニー・レオン(右)
トニー・レオン
質問:
『レッドクリフ』をきっかけに、ハリウッドに進出するのでしょうか?
トニー・レオン:
そういったことは、考えたことはありません。出演を引き受けたのは、作品自体に興味を感じ、面白いと思ったからです。ジョンとは、10年間一緒に仕事をしていなかったので、再びやりたいと思い、引き受けました。今回の撮影はすばらしい俳優や監督に囲まれ、とても貴重な経験でした。
また、地震のことは心が苦しかったが自分にできることはサポートしたいと思っています。
映画初出演のリン・チーリン
質問:
初めての演技に関してはいかがしょうか?
リン・チーリン:
まだまだ頑張らなければいけませんが、何か意見があれば私におしえてください。『レッドクリフ』については、大変だった9ヶ月間の撮影が思い出されます。今作品は戦うシーンがメインですが、監督は「愛や友情などの絆」を軸に描いるので、楽しみにしてください。
いっぷく中のチャン・チェン
会見後、ホテルの裏口でいっぷくしているチャン・チェンを発見!
思わず、「写真撮ってもいいですか?』と尋ねたら「勿論いいよ」と快く承諾してくれました。撮影後、お礼を言うと、「You are welcome」と丁寧な対応をしてくれました!
この記者会見の模様は番組で!
■『レッドクリフ』
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童、リン・チーリン
© Bai Xiaoyan
10月、日劇1ほか全国ロードショー!《世界は、史上最大の赤に染まる!》
「速報!カンヌ映画祭2008」
6月1日(日)午後2:40(無料放送の日)ほか
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6月8日(日)午前11:00ほか
詳しくは番組紹介にて
お楽しみに!