25日
カンヌのシュヴァリエ山にある博物館、カストル博物館にて、カンヌの市長が審査委員とジャーナリストを招き、ランチ会を開催しました。
旧市街の高台にある素敵な広場にて、プロバンス料理が振る舞われました。
高台からカンヌを望む景色
入口で食前酒を頂き、それを手に民族衣装に身を包んだ女性と音楽を奏でる男性の輪をくぐると、かわいらしいテーブルセットが待っていました。
年配のおじさんが奏でる素敵な演奏
南仏らしい陽気の中、芸術的な雰囲気で素晴らしい環境でした
テーブルにはひまわりがあしらわれ、フランスパンや野菜ディップ、白ワインと赤い色したリキュールなど所狭しと並べられていました。(メインやデザート、食後のコーヒーなどはバイキング方式)
食事開始は13時の予定だったのですが、誰かが合図を出す訳でもなく、到着した人が食べたいときに食べ始めるというかなりゆる~いランチ会でした。市長が挨拶をされる場面もありましたが、全くお固い感じではありません。
審査委員たちは予定より1時間遅い14時頃に登場し、カメラマンに写真を撮られながらも、彼らは和やかに食事を楽しんでいました。その後、何か始まると思いきや…アレレ?みなさん早々に帰られてしまいました。ランチ会と言っても、本当にただ食事しただけだったのです。
食事を楽しむ審査員たち
ランチ会場のカストル博物館は、映画祭のメイン会場があるところからさほど離れていないのですが、ここはかなり南仏の香りを色濃く感じることができました。
パレ(メイン会場)からホテル・マルチネスに続くメインストリートはホテルや高級ブティックが建ち並ぶまるで銀座のような街並です。それでいて、地中海に面しているという世界でも最も贅沢な土地かもしれません。いつも多くの観光客で賑わっています。
それとは打って変わり、旧市街は市民の生活の場として賑わっています。
狭い道幅に所狭しとお店が並び、レストランは店の外にもテーブルを出していたりとヨーロッパらしさを強く感じる素敵な所でした。
女性とっては好みの街並かも知れません。
機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてください。