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WOWOWカンヌ国際映画祭ブログ

現地に飛んだスタッフが映画祭の様子を毎日レポート!

第60回カンヌ映画祭開幕!

2007年05月17日 | 現地レポート

○5月16日(現地時間)
第60回カンヌ映画祭が晴れ晴れしいカンヌの青空の下でスタート!


お馴染みのレッドカーペットをせっせと貼るスタッフたちの上に見えるのが、
第60回カンヌ映画祭の『ニュージャンポロジー New jumpology』のポスター。


映画のパワーを表現して、60周年を祝おう、というコンセプトだそう。

この写真は2006年の映画祭に参加したスター達に個別に60周年のポスターのためにカメラの前でジャンプしてもらった写真のコラージュからできているそうですが、「ジャンプ姿の写真を撮りたい」というリクエストに対し、この世界的な顔触れの映画人やスター達は皆さんプロ意識で絵になるジャンプ姿を披露することに全力を注いでくれるため、他ではなかなか目にする事のできない自然な表情をしている、というところに隠れた面白みがあるようです。


ほんと、皆さんすごい面白い顔してるんです。(ウォン・カーウァイ監督の表情に注目!)


それから、実はこのポスター、いろんなシリーズになってるんです。
事前に公式に発表されていたポスターには入っていなかったメンバーも加わっているのです!
あれ、いつのまに、ガエル・ガルシア・ベルナルが入ってる!!!みたいな発見でした。



さて、60周年カンヌ映画祭はオープニングを飾るウォン・カーウァイ監督『マイ・ブルーベリー・ナイツ(原題)』の朝10時のプレススクリーニングで始まりました。

通常コンペ作品のプレス試写は日中メイン会場のグランリュミエールで行われるのですが、本日は夜行われる公式オープニングセレモニーの準備があるため、今朝だけ特別に『ある視点』の会場である、テアトル・クロード・ドビュッシーで行われました。

テアトル・クロード・ドビュッシー

ここはメイン会場よりやや小さめという事もあるのですが、それより何より、ウォン・カーウァイ監督の初の英語での作品、しかも、人気歌姫ノラ・ジョーンズの初映画作品、世界中の女性がウットリ?するジュード・ロウ、という豪華な顔触れの作品という事もあり、なんと
上映15分前に「満席」状態!

100人以上のジャーナリストが朝から30分も並んだにも関わらず、試写に入れないという状態に!!
のっけから、ウォン・カーウァイ監督の注目ぶりを思い知らされる朝となりました!

『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の試写速報はコチラ!


エルトン・ジョンが放送禁止用語暴発!ペネロペも来たショパール・パーティー

2006年06月04日 | 現地レポート

パルムドールの発表から今日まで未公開ネタをご紹介してきましたが、それもいよいよ今回でラストになりますよ。いつもより写真多めでいきまーす!


ショパールパーティーの会場は、カンヌでも最高級ホテルのひとつ、カールトン

ショパール・トロフィー・アワーズ・セレモニー。もとはスイスで生まれた時計宝飾ブランドですが、このカンヌ映画祭のパルムドームのトロフィーを製作していることでも有名です。つ・ま・り!とにかく超高級宝飾ブランドなのだー!毎年カンヌのレッドカーペットでセレブやスター達が競うようにこのショパールのアクセサリーを身に付けるのは、こういう理由があったからなんですねー。

そのセレモニーパーティーのフォトコールに潜り込んでみました。軽く2時間半ほど待たされ、世界各地からの歴戦のカメラマンたちもシビレを切らし始めた頃、ついに「サー」の称号を持つあの男がやってきました。サー・エルトン・ジョン! しかも傍らには美女エリザベス・ハーレイを伴って!


この時はまだ機嫌の良いエルトンと正しい歳のとり方のお手本のようなエリザベス


スリットからは脚を出せ!というのが社交界の掟

私達のカメラのファインダーに、これでもかと映し出されるエリザベスの長い脚。そこに、程よいタイミングで美形男子登場。ケヴィン・ズィガーズ。


まるで貴公子のようなケヴィン(右)

美形男子が現れ、サー・エルトンの機嫌を損ねた?


「小僧、貴様にこのトロフィーが持てるのか!?」という感じ

続いて現れた女の子がジャスミン・トリンカ。なんとなく若かりし頃のオードリー・ヘプバーンを彷彿とさせるほんわか系。


これまたフレッシュなジャスミン(右)の登場に会場が沸く


一番右はショパール共同社長の1人キャロライン、その左隣はカンヌ映画祭のトップ、総長ジル・ジャコブ

ここで事件勃発。既に一部のメディアでも報道されていましたが、マイクを握られたサー・エルトン・ジョンが暴言をのたまわれた!原因は、なんとかカメラ目線を取ろうとするカメラマン達の声がうるさかったから。

サー・エルトンShut up !!(黙れ!)」

懲りないカメラマン達の声は途絶えない。

サー・エルトンShut the fXXk up !!!!

あひゃー。エルトンさん、いくらなんでも「XucX」はマズイっすよ。ここに書けないじゃないですか。

サー・エルトンお前らカメラマン共はみんなXXXでXXXXXしまえ!

ママー、あのおじちゃんこわーい。ムービーカメラにはしっかりと録音されてしまいましたよ、サー!


ジョークか、それとも…

最初は冗談かと思って笑い声も起きた会場でしたが、エルトンはマジ切れされてたらしく、そのままスタコラと退場あそばせました。いや、これも彼なりの演出なのでしょうか。それにしても、微笑んでやり過ごしたショパールの方達の寛大なこと。

プレス席でちらっと聞こえてきた、「あんなに綺麗な歌を作るのに、公の場でこんな汚い言葉を使うとは…」という声が印象的だった…。

エルトンがいなくなった途端にステージのゲストの皆さんの表情が自然に明るくなったのは私の気のせいかな。気のせいですね、きっと。たぶん。


急にこぼれる笑み。なごむ空気。もう恐い人はいないよ


そんな目で見ないでエリザベス

同伴で入ってきたエルトンがいなくなり、自分だけ残るわけにもいかなくなった感じのエリザベスもここで退場。そんな彼女をカメラは最後まで追うが、嫌な顔ひとつせずに丁寧に答えるエリザベス姐さん素敵。


「今日はウチの連れが暴言はいちゃってごめんなさいね」って感じ

お目付け役がいなくなり、一番早く輝きだしたのはもちろんケヴィン。


「見てごらん、あれがボクとキミの眩しい将来を表す星だよ」って感じ


普通にしてればかっこいいケヴィン。日本でも人気が出るかも知れないね

プレスの人間達にとっては台本もないから、ハプニングなのか演出なのかわからなかったけど、あれはあれで盛り上がったからいいよね、なんて空気の中、撤収準備が始まります。

しかし…私はショパールの方から事前に「本日の予定ゲスト」というメモをこっそり読ませてもらっていた。予定通りなら、あと1人ゲストが登場するのだ。ふふふ、皆がカメラを片付けた後に現れたゲストは私だけ独占で…って、もうきたー!ペネロペ・クルス! 鬼神のような速さでカメラを取り出す周りのプレス達!


ネックレスとドレスが同系色で素敵。可愛いー!


ペネロペ・スマイルに釘付けされるの図

舞台袖から「ペネロペ、もう下りてきなさい」という合図があったのに、「私は今来たばかりだし、まだカメラマンの皆さんの要求に応えていないわ」と、独りステージに残った彼女。素晴らしいです。人としての優しさ、器の大きさを感じました。人には称号なんて関係ないんだね。ぐっと好きになりましたペネロペ。


(写真・左)「私はステージに残ります」          (写真・右)「ああ、でもすごいフラッシュだこと…まぶしいわ」

 


綺麗だけど可愛らしい

フォトコールが終わると、ゲスト達はパーティーのアライバルへ。プレスの皆さんは一気に移動しなければー!


貴重な時間をありがとう、ペネロペ

 

前回大満足だったショパールパーティ。今回は私の携帯電話の留守電の調子が悪かったこともあり、のっけからバタバタ・・・。前回は中までカメラがグングン入っちゃったので、それを期待していたのだけど、それどころじゃなーい。アライバルにたどり着くのも一苦労・・・。撮影中のカメラマンは中に入れなかったので、私は中の様子を散策。さすがショパール!雰囲気がとてもゴージャス。そして招かれているゲストも紳士淑女の皆様といった感じの客層。入った瞬間、“長い丈のドレスに着替えに走ってよかった”とほっとしたっけ。すべてがゴージャスな感じだったけどひとつだけ、天井にゴマちゃんのぬいぐるみみたいなのがいっぱいぶら下がっているのはちょと不似合いだった(笑)。


ホテル・カールトンのメインエントランス。奥にあやしい裸のおっさんの絵が

 

その後、この日ハシゴしたのは、カンヌで名高い“MTVパーティー”!!今年はカンヌの中心街からシャトルバスに揺られて40分くらい走ったところにあるピエールカルダン所有のヴィラで行われた。


これが極めて入手困難な幻の“MTVパーティー”の招待チケット!

前回は有名アーティストが出演しまくっていたといううわさを聞いていたので、知り合いの知り合いに頼み込んでやっとゲットしたチケットだったんだけど、今年はなんのパフォーマンスもなく・・・。ちょっと寂しかったなぁ。でもやっぱりヒップな感じはさすがでした。でもちょっと遠かったよー。いやー、パーティは知り合いと行って盛り上がるのが一番楽しいよ。仕事で一人でチェックだけしに行くなんてやってられなーい。なんて思ってしまいましたー。


時刻は午前0時過ぎ。映画祭期間中は眠らないカンヌの夜でした


柳楽優弥、カンヌに凱旋! フジテレビMOVIES『シュガー&スパイス~風味絶佳~』

2006年06月03日 | 現地レポート

フジテレビ MIVIES ラインナップ発表 in カンヌ』3連発の最後を飾るのは、『誰も知らない』で史上最年少のカンヌ映画祭主演男優賞を受賞した柳楽優弥の最新作『シュガー&スパイス~風味絶佳~』!

この作品、柳楽くんが初挑戦となるラブストーリー。恋のお相手には各映画祭で新人賞総なナメの注目女優・沢尻エリカちゃん。

しかも、手掛けるのは監督・中江功、脚本・水橋文美江という、大ヒット映画『冷静と情熱のあいだ』の名コンビ。

さらに、この映画の原作は、第41回谷崎潤一郎賞受賞作品、山田詠美著「風味絶佳」なのだ。ここまで揃うと、ヒットしないわけがないよ! 公開は2006年・秋予定!

というわけで前置きはこの辺にして、カンヌに凱旋した柳楽くんの様子をご紹介!


左から中江功監督、柳楽優弥くん、夏木マリさん


夏木さんはすっかり柳楽くんのことがお気に入りみたい!


こんなドキっとするような耳打ちシーンも…何を話してるんだろ?


『誰も知らない』の頃より、こーんなに大人になった柳楽くん


最後は皆で乾杯! 未成年の柳楽くんはオレンジジュース

 

イベントの最後に、3作品のゲスト達が全員揃って外でフォト・セッション開催。この日はあいにくの曇り空だったため、せっかくのカンヌのビーチの景色が色あせて見えます。


古びたアルバムの写真みたいになってしまった


すごい強風だったため、こんな一幕も


最後まで笑顔を絶やさない小西さんと、エスコートし続けるユースケさん


これからの日本映画界をしょって立つ期待の2人、ウエンツくん&柳楽くん


大泉洋&ウエンツ瑛士! フジテレビMOVIES『ブレイブストーリー』

2006年06月03日 | 現地レポート

UDON』に続いてご紹介するのは、宮部みゆき原作の傑作ファンタジー巨編アニメーション『ブレイブストーリー』! 

北米市場を視野に入れてワーナーブラザースと映画配給契約を結ぶなど、この作品に込めた意気込みはハンパじゃありません。

そして…この作品のゲストはこのお2人!

大泉洋さんとウエンツ瑛士くん!


ビーチでインタビューを受けているウエンツくんと大泉さん発見


きりっと引き締まった顔が2枚目です、大泉さん!

 

一見、まるでタイプの異なるお2人ですが、とても仲が良さそうで、並んで話している姿を見ているとだんだんと違和感が消えていきます…


ステージに上がったお2人。漫才コンビのような息ぴったり!?


『ブレイブストーリー』への意気込みを語るウエンツくん


この後、口の中から顔が見えてしまいました(笑)


美男子と恐竜。笑いをこらえるウエンツくんが可愛い


大泉さんとウエンツくんの雰囲気は、なんとなく兄弟みたいな仲のよさ


ステージ後、『ブレイブストーリー』垂れ幕の前にて、乾いた喉を潤す

 

世の大泉ファンの皆様、お待たせしました。大泉洋3連発です!


自前のカメラで取材陣を逆撮影する大泉さんの図


画面下に影ができているのは、取材陣たちが立ちふさがっているからなのね


やっぱり大泉さんには、朗らかな表情が似合う!

 

世のウエンツファンの皆様、お待たせしました。ウエンツ瑛士3連発です!


美形がもっとも美しく映える右45度のウエンツくん


ウエンツくん、口に含んだシャンパンを堪能中の図


とどめは美形スマイル!海外のプレスの女性も「この子誰ー!?」と騒ぎます


ユースケ・サンタマリア&小西真奈美! フジテレビMOVIES『UDON』

2006年06月03日 | 現地レポート

やはり今年も世界中から数多くのスターや監督たちが集まったカンヌ。そんな映画祭の地で、フジテレビが約1億円をかけて『フジテレビ MOVIES ラインナップ発表 in カンヌ』を開催。このパーティー形式の発表会では、『UDON』、『シュガー&スパイス~風味絶佳~』そしてアニメ『ブレイブ ストーリー』が紹介されましたので、その模様を順番にお見せします。

まずは、讃岐うどんまで振る舞われた『UDON』から!

会場に入ると、いきなり楽しそうな小西真奈美さん発見。『UDON』の巨大な垂れ幕にユースケ・サンタマリアさんと一緒にサインを書いている模様。ユースケさんは豪快に「うっどぉぉぉ~~~ん」と書きなぐってましたよ。


セクシードレスに身を包み、楽しそうな小西真奈美さん。コニたんと呼んでもいいですか


私達の目の前でコニたん、いや、小西さんとユースケ・サンタマリアさんのサインが入りました


このお2人で世界にうどんを熱烈アピール

続いてステージの上で簡単な紹介&パフォーマンス。カメラが回っている場所では体が常に動いてしまうユースケさん! 豊かな表情とポーズでしっかりカメラサービス。本当にプロ意識のある方です。


疲れていても常にカメラサービスを忘れないユースケさんは尊敬に値する


他人がしゃべっている時もこの通り。素敵!

ユースケさんは小西さんの手を取りエスコートしながらステージから退場。ここでもしっかり笑わせてくれました。


ちょっと照れる小西さんと、はにかむユースケさん

 

踊る大捜査線』シリーズを大ヒットさせた本広監督が手がけるこの『UDON』。香川県出身の監督は根っからのうどん好きということで、このイベントでも本場・香川県から讃岐うどんの職人さんが呼ばれ、現地で手打ちうどんが振る舞われました。


本場からのうどん職人&ちょっとサイバーなうどんマンも参上


ユースケさんの「うどん、シルブプレ!」の掛け声でうどん振る舞い開始!

 

会場にぎっしり詰め掛けた取材陣は、先を競うようにうどんに手を伸ばす!出てきた瞬間になくなっていくうどん! っていうか私も食べたい!写真なんか撮ってる場合じゃない! それ私のうどんだ、取るな!この泥棒ネコ! と周りの人間を威嚇し、髪を引っ張りあい(これはウソ)、なんとかうどんゲット♪(しかも2杯)


ジャパニーズうどん親善大使のおかげで海外のプレスにも大好評


ちなみに会場はこんな様子。食べたい者は戦え!

外国のメディアの方も「パスタとは違う食感で、初めての味で美味しいわ!」と好評だったUDONパーティーでした。


美女とうどん。小西さん可愛いー

映画は8月26日公開です。観たら確実にうどんが食べたくなる!


小西さんばかり撮ってるように思われそうですが、その通りです


イーサン・ホークが語る話題作『FAST FOOD NATION』の真実

2006年06月03日 | 現地レポート

映画祭の比較的前半に催された『FAST FOOD NATION』の記者会見。ところで日本語では「ファーストフード」と言いますけど、英語で正しくは「ファストフード(FAST FOOD)」と言います。注文してすぐ出てくる早い食べ物=ファストフード。え?知ってました?


リチャード・リンクレイター監督(中央・座り)も今回の映画祭で目立ってましたね


うーーん、やっぱりカッコイイ!イーサン・ホーク

というわけで会見にいきなり登場したのは、そう、元祖イケメン俳優イーサン・ホーク! 元祖ってこともないか。かっこ良さに加えて最近は渋さも出てきて、ちょい悪オヤジになってきた感じです。


ネームプレートがずれてますが、アシュリー・ジョンソンです


妖艶なアナ・クラウディア・タランコン

Q:原作の本の内容から察すると、社会を風刺したマイケル・ムーアっぽい作品と感じましたが?

リンクレイター監督:この映画は、彼の作品のようなドキュメンタリーではなく、フィクション映画であるという点が違う。人生の一部分を描くような映画をつくりたかったんだ。


水がぶ飲み中のアシュリーと真剣な眼差しのイーサン

Q:ブルース・ウィリスの起用について教えてください。

リンクレイター監督:ブルースにこの映画の話をしたところ、すぐに出演OKの返事をもらって嬉しかったよ!


左からカタリナ・サンディーノ・モレノ、ウィルマー・ヴァルデラマ、そして妖艶なアナ・クラウディア

 

Q:この映画を撮るにあたって、ファストフード業界から何か言われましたか? また、普段からご自分でファストフードの店には行きますか?

リンクレイター監督:ああ、言われたよ(笑)でも、彼らはビジネスとしては勝者なのだから、この映画のせいでどうなるというわけでもないだろう。僕自身はファストフードは普段あまり食べないんだ。最後に食べたのは…ウィーンでホットドッグを食べた時かな。ベジタリアンではないけど、食生活と健康は大事だからね。


この作品がハッピーエンドではない理由…観た者だけがその真実を知る!

Q:この映画のラストは、ハッピーエンドではありませんね。ハリウッド映画らしくありませんが?

イーサン・ホーク:全てがハッピーエンドでは、嘘になる。映画として希望を見せるのはいいけど、ただ椅子に座って見てれば希望が勝手にやってくる、というわけではないんだ。何かを変えるには、戦わなくてはいけないよ。

 


増えたシワは、積み重ねてきたキャリアの証。ますます素敵です、イーサン

ファストフード業界からクレームもついたというこの作品。映画にお詳しい方なら『スーパーサイズ・ミー』という作品を連想されるかも知れませんが、この映画はまた一味違うようですよ。映画を観た後しばらくは食欲をなくすかも…観る前に食べておいてね!


リュック・ベッソン、大泉洋、レイチェル・リー・クックが登場!劇場版『西遊記』パーティー

2006年06月02日 | 現地レポート

今日もカンヌ映画祭期間中の未公開ネタをご紹介します!

映画祭メイン会場のパレより程近い、ビーチに面して特設されたパーティー会場。実はここ、フジテレビが香取慎吾君主演の劇場版『西遊記』のプロモーション用として開催した、紳士淑女が集まるオトナの社交場だったのだ!
(看板は出てるけど、残念ながら一般の方は入れません)

カンヌに堂々と西遊記です!

フジテレビの女子アナ、遠藤さんが司会進行を務め、会場は歓談タイムに突入。皆さん、思い思いにカクテルグラスを傾けながら談笑している中…私の目の前に巨大な男の後姿が。


デカい。でも、なんとなく見覚えがある?

そう、リュック・ベッソン監督! しこたま飲んでたらしく、既に出来上がってらっしゃってた様子。酔って鋭くなった目つきがちょっと怖い。

すごい迫力(体型も)だったなぁ、と感慨にふけりながら一息ついてたら、今度は逆に妙に物腰の柔らかい男性が。

きたよー、大泉洋さん! フジテレビの別の映画「ブレイブ・ストーリー」に声優出演しているためカンヌ入りしており、この会場に駆けつけてくださったんですね。こちらも既にテンションマックスで、やたらと上機嫌なご様子

「え!なに、コレWOWOWで観れるの!?」と驚いてくれました。

そして、あーパーティー楽しかったねーそろそろ帰ろうかー、なんて話をしていたら、目の前にレイチェル・リー・クックがー!


うっ、美しいー!

日本のテレビ局が主催のパーティーなので圧倒的に日本人が多く、そこにぽつんとハリウッド女優がいるのが不思議な光景です。マネージャーらしき女性&ボディガードらしき屈強な男性と立ち話をしていて、山のようにいる日本からの取材陣が誰も話しかけていない…というわけで「こんばんは、日本のWOWOWです!」と単独で斬り込み、独占で話をさせていただきました


かっ、可愛いー!


ハリー・ベリー、レベッカ・ローミンが来た『X-MEN』レッド・カーペット!

2006年06月01日 | 現地レポート

さーて、未公開ネタ第3弾は…『X-MEN:ファイナルディシジョン』レッド・カーペット!世界選抜級の美女たちが集まったゴージャスなレッド・カーペット。では、写真を中心にご覧いただきましょう。ミニ・レポートです。

まず、メインのハリー・ベリーさんの登場!
中央にハリー・ベリー、背後にもの凄い報道陣がカメラを構えて待ってます。

おーい!いたいた、ハリー・ベリーだ。すいません! こっちにポーズお願いしまーす。いやー、目閉じていてもハリーだとわかりそうな強烈なセレブオーラだ!ちょっと感動です。

来た!あー緊張するっ!

あっ、来ました。ハリーが快くポーズ下さいましたよ。とってもゴージャスなアクセサリーと眩しいドレス。総額おいくらですか?来ました。お次はアンナ・パキンさんです。
左からショーン・アシュモア,中央アンナ・パキン、右にダニア・ラミレス

美女! 美女! あー、もうクラクラしてきました。


ショーン・アシュモアとアンナ・パキンのツーショット!

1日にこんなオーラ浴びて大丈夫でしょうか。

さてさて、強烈なダメ押しです。レベッカ・ローミン嬢の登場!
左パトリック・スチュワートと右レベッカ・ローミン

レベッカ・ローミンの美しさはとても言葉になりません。ボクもテンションあがってか、ただ舞い上がってかわかりませんが、どさくさに勇気振り絞って叫んでみました。「レッ、レベッカァー!!!!!!!!!!!!!!!



あっ、あー!!!!!!!マジで。ふっ、振り返ってくれた....なんだか、自分がとんでもないことをした気分です。しかも、見てください。この余裕な笑みを。では、みなさんさよなら!どうぞお元気で。


『マリー・アントワネット』のレッドカーペット

2006年06月01日 | 現地レポート

世間はサッカーワールドカップの話題で一色になりつつありますけど、先日まで行われていたカンヌ国際映画祭の興奮もまだまだ冷めてませんよ。今日は映画祭8日目に行われた、ソフィア・コッポラ監督の最新作『マリー・アントワネット』のレッドカーペットの様子を、写真を中心に振り返ってみましょう。 まあとにかく、来場者がとっても豪華だったんです。

まずは、ソフィア・コッポラ監督のお父さんお母さんの登場です。お父さんはご存知映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督。ここでは、完全に父親としての表情でしたね。

お次は、審査員長のウォン・カーウァイとチャン・ツィイー。なんだかお似合いのカップルみたい!(※もちろん違いますよ)さて、次は意外なゲストが登場..
リゾート地カンヌに絶世の美女登場?そう、シャロオオォーン・ストーン様ご来場でございます。後光が差したかのようなオーラがほんとに眩しかったー。次は、美女と野獣ですか?

いや、審査員を立派に務められているモニカ・ベルッチとサミュエル・L・ジャクソンの二人です。ふたりが並ぶと本当にカッコ良いんだ!さて、次はちょっと二人の雰囲気が怪しかったりして...

おっとと、ちょっと親密過ぎませんか? 『ヴォルヴェール』のペドロ・アルモドバル監督と主演のペネロペ・クルスがぺったりと寄り添って登場です。しかも....
出ました!!!!!ペネロペ・クルスから監督へ尊敬の思いを込めた愛情キッス...なんでしょうか!?次に肩組んで登場したのは、

審査員を務めるヘレナ・ボナム・カーターとティム・ロスのふたり。審査員は映画祭期間中、
もの凄い数の映画を鑑賞しなかればいけないみたいなんです。そのせいなのか、ふたりともちょっとお疲れ気味?...な表情でした。

とってもお美しいミシェル・ヨーさんも駆けつけてます。彼女こそ、まさにアジアンビューティー! 世界が嫉妬してました。最後に、到着ですっ!
『マリー・アントワネット』監督のソフィア・コッポラと主演のキルステン・ダンストの登場。キルステンのクラシックな装いにはヤラレました。顔がちっちゃくて本当に可愛かったです!

ソフィアは相変わらず、女優並みのお美しさですね。


『森のリトルギャング』パーティー!

2006年05月31日 | 現地レポート

未公開ネタ第1弾は…『森のリトルギャング』パーティー!
楽しいパーティー取材!のはずが...

本来なら私達はパーティーの中へ入りアライバル取材となるはずで、意気揚々と出かけて行ったのですが…なんと「パスがないと入れない」と入口で断られてしまった!そんな中、入口のゲートの向こうに以前から仲良しのドリームワークスの知り合いを見つけたので、このイベントを取り仕切る担当者と交渉してもらったのに、「もうスペースがない」と軽く一蹴。実はこういうパーティー取材が一番辛いのです。インタビュー取材も詳細がころころ変わるけど、パーティー取材は本当に変更が多くて大変。と、アライバル取材の交渉をしていたら、見覚えのあるダンディな日本人男性が入口から入っていったではありませんか…役所さんだってば!! 思いっきりスルーしてしまいました。もう、泣きっ面に蜂。慌ててカメラ用意して、その後に到着したブルース・ウィリスとアヴリル・ラヴィーンは何とか撮影成功


レッドカーペットの時と同じドレスで登場のアヴリル


上機嫌でファンにサインしまくるブルース・ウィリス


ホントに機嫌が良さそうだ!

でも、この場所って外だから、一般観光客も撮影できる場所なんだよねぇ。

役所さんとBoAちゃんを撮り逃したショックは大きく、こうなったらパーティー会場から出てくるまで粘ってやる! というわけで、延々と待機。中に入る交渉も続けてはいるけれど…。あ、やっと出てきてくれたーと思ったら、森のリトルギャングたち........

前がハーミー君で後ろにいるのがRJ。なぜかイケメンにエスコートされています。


ヴァーンがカメラの目の前にやって来た!

可愛いけど、なんか悔しい。カメラに向って「ハーイ」とか言ってくれてるけど、なんか負けた気がする。ええい、もういいからアッチ行け!

やっと役所さんとBoAちゃんがパーティー会場から出てきたところを激写

役所さん、カッコいいっす!


アジアの歌姫から世界の歌姫へ、日本版吹き替え役のBoAちゃん発見!

さらにアヴリル・ラヴィーン

来た来た!パーティーから出てきたアヴリルだ


みんなしつこくカメラで撮るもんだからエージェントに止められちゃった!

そしてブルース・ウィリス再び登場…??

ブルース? ブルース? ブルース!? ブルース!? ブルース!?

同じヘアスタイルの影武者がガードしてるので、後姿では判別できません

あっ! ブルース見つけました!

はぁ、今夜は辛い出来事だったわ、と悲しそうな私の顔を見たらしく、ドリームワークスの友人が呼んでいるとのことなので行ってみると、「ゲストとして入れるから。ほんとゴメンね」と。パーティー会場に入ってみると私の隣で、この映画の声優の一人、ニック・ノルティが真剣な表情でビュッフェに並んでいて、渋くてかっこよかったー。最後の最後で和ませてくれました。

以上、『森のリトルギャング』パーティー、夜の出来事でした。皆が皆、あまりに忙しいせいで、普段だとあり得ないミスとか発生してしまうのがカンヌの怖いところ。カンヌには魔物がいるから気を付けてねー!