「離れねぇかんな、俺は」
「俺はずっとそばにいるから」
うきゃ~~~~~~~。
私、ああいう抱きしめ方に弱いんですっ。
ぎゅっと抱きしめるだけじゃなくて頭を引き寄せて頬を寄せる抱きしめ方。
ちょっともう今回は剣人主役じゃないですか?
という訳で今回は剣人バージョンから書いてみます。
(理人様ラブバージョンもあとでちゃんと書くのでご安心を)
時のない館での自分の身はどうなっていいからメイちゃんを助けたいという剣人がかっこよすぎです。全然怯んでないし全然迷いがない。
でも、俺をおいていけなんて言われて、1人逃げられるメイちゃんじゃないですよね。
てか、豆柴、「まだ返事聞いてねぇし」ってまだ聞く気だったんかいっ。
あれは振られたも同然では? と思わずツッコんでしまいました。(ゴメンネ、剣人)
かなりの切り傷をおい、意識を失うほど殴られていて命の危険すらあったのに、助け出された後も逃げたりしないで断固戦う姿勢の剣人に大感動。
すごいよ、剣人。
強いよ、剣人。
男だよ、剣人。
その一生懸命さが大好きです!
ただ、理人様は理人様の思惑があって突っ走ろうとする剣人を止めたりしてるんだと思います。
その話は「理人」バージョンで。
メイちゃんは1人でヘリに乗って帰ってしまって、おいてかれた形の剣人でしたがそれでもメゲずにメイちゃんを追って故郷に。
当然ですよね。メイちゃんがいなかったらルチアにいる必要も執事になる必要もないんですもんね。
そして、腹をくくった剣人はもう止まりません。
メイちゃんの返事がそっけなくても、メイちゃんが理人様を思って泣いているのが解っていても、メイちゃんのそばをいたい宣言。
現れた剣人にメイちゃんは冷たいんですよね。第一声が
「どっか、行って」
でも、剣人はメゲません。
「やだ。
ここにいてぇんだよ、俺は。
お前がいる、ここに。
迸る思いがものすごく伝わってくるのに
「……執事みてぇか?」
「全然」
メイちゃんの返事はやっぱり冷たい(TT)
でも、やっぱり剣人はメゲない、止まらない。
「離れねぇかんな、俺は。
執事じゃねぇけど、俺はお前のそばにいる。
お前が泣いている間も。泣き止んだ後も。
俺はずっとそばにいるから」
きゅううううううん。
最初にも書きましたけど、ああいう抱きしめ方が好きなんです。
特に、剣人は小柄なんだけどその小柄の身体を張って全身で守り抜くという狂おしいほどの気持ちが伝わってくる抱きしめ方だと思うんです。
台詞と全身で表現されたメイちゃんへの恋心に思わず床をのた打ち回りそうになりました。
そんな剣人の恋も実らせてやりたいっ。
剣人の幸せも願いたいっ。
でもっ。
続きは、理人様バージョンのレビューにて。
あと、ちょっとだけ蛇足で。
剣人の台詞を少し深読みをしてしまいました。
素直に言葉をとらえると、今泣いているメイちゃんの傍にいて、その後泣き止んでも傍にいるってことだと思うんですけど、なんとなく↓のように取れなくもないなぁと思ってしまいました。
メイちゃんが泣いている時→理人と会えなくて悲しんでいる時
メイちゃんが泣き止んだ時→理人と再会できて二人が上手くいった時
「理人のことは忘れろ。俺が幸せにしてやる的」な「傍にいる」じゃなくて、メイちゃんが誰と一緒に幸せになろうとも、剣人はメイちゃんの傍を離れずにメイちゃんの幸せのために体張ったがんばれるって風にも思えちゃったんです。
抱きしめている時の剣人の表情を見ていると、メイちゃんが自分を受け入れてくれないこと込みで、それでも傍にいるって覚悟してるような気がして。
今までの剣人の行動を見てても、そんな風に思っても不思議はないなぁって思ったりするんですよね。
そんなことを思ったりすると、剣人の告白シーンへの萌えも複雑なのです☆
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