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北村一輝:『猫侍』初日舞台挨拶@シネマート新宿

2014年03月02日 17時50分45秒 | 映画
に行ってまいりましたー。
1回目と2回目。

内容が被る部分もありますし、そんなに長くなったのまとめてお届けしたいと思います。順番とか台詞は正確ではないですが、雰囲気だけ楽しんでいただければと思います。
記憶力なくてすいません(笑)

それから、一回目は映画を見終わった後なので、キャストの方々のお話することに映画のネタバレが入ります。ご容赦ください。
早々ネタバレテも、猫侍は全然平気だと思いますけどね。


「年齢性別なく見られる映画を作りたい」

これが、北村さんと監督の目指すところだったそうです。

北村「おじいちゃんからおばあちゃんから子供まで家族全員まで見られる映画ってそうないじゃないですか。そういうのを作りたかったんですよ」

これは、一回目の挨拶でも二回目の挨拶でも言ってました。
それだけ熱い思いがあるんですね。

だから、映画を完成しないといけない期日ギリギリまで粘って粘って作り直したそうです。
初号という一番最初の試写ですね。これを見た後に更に作り直したらしいですからね。
構成の直しとかナレーションの入れ方とか。
蓮仏さんなんて、完成試写を見た時に「こんな映画だったっけ?」と思ったそうです(笑)

熱いです。北村さんと監督。
そんな監督を北村さんはほめてました。

北村「監督の初めての映画なんですよ。そういう時は名を上げたいとか賞が欲しいとかそういうことを考えるじゃないですか。そういうのが一切なくて、お客がいかに楽しんでくれるかを考えているんです」

聞くまで知らなかったんですけど、監督は若手なんだそうですよ。そうは見えませんでした。(外見的に)

そんな監督の熱い思いが北村さんへの無茶ぶりに繋がったんです。

みなさま、映画の予告でウィンクする猫に斑目が「萌えーーーー!!」と言ってますが、あれも最初はなくて、あとで確かみたいで、北村さんも驚いて、

北村「ほんとにいいんですか? そこまでやっていいんですか」

と何回も聞いたそうです(笑)
ちなみにあのウィンクは奇跡の偶然の産物だそうです。

ドラマも結構ぶっ飛んでましたけど、映画も更にぶっ飛んでましたねー。
ドラマでもあるじゃないですか、自己紹介。

「元加賀藩指南役斑目久太郎。なんとか流免許皆伝、なんとかかんとか」(←おぼえとけ・笑)

のあとに

久太郎「乙女座」
会場爆笑。

久太郎「B型」
会場、更に爆笑。

いやいやいや。江戸時代に星座とか血液型とかないから(笑)
こんな風に時代劇だけど、それを越えて、楽しめる要素、ツッコンデ欲しい要素をてんこ盛りに詰め込んで詰め込みまくったみたいです。

『会話』も拘ったそうです。
それは挨拶に立ってた蓮仏さんも戸次さんも言ってました。
北村さんも「会話にも拘りました」と言ってから、

北村「あ、俺、台詞、あんまりなかった」(会場爆笑)

蓮仏さんと戸次さんが「心の声があったじゃないですか」とめっちゃフォローしてました。
そうですよ。あの心の声がおもしろいんですよ。
上に書いた「萌えーーーー!!」とかね。

あと、歌。
ドラマでも「切るべし!切るべし!~のまだら鬼~」って歌がありますけど、あれのニューバージョンが映画で聞けます。

それもですね。最初に打ち合わせてなくて、撮影中に

監督「はい、これ(CDを渡す)」
北村「なんですか」
監督「新しい歌」
北村「覚えられないですよ!」

そこは熱意のすごい北村さんなので、一生懸命聞いてレコーディングしたらしいですが、きちんとは歌えなくて、でも、監督は

監督「それぐらいがちょうどいいんだよ」

だそうです。
確かに。
たどたどしいのが斑目キャラに似合う!

猫侍の世界構築がすみずみまで行き渡ってて、すごいですね。

戸次さんも挨拶に来てらして、見所は? と聞かれて、

戸次「ヤクザの若頭の役なんですけど、その『小物』感。俺は、やりきったなと思いましたよ」

ここで、北村さんが会話に入ってきて、

北村「シゲ(戸次さんのこと)のシーンを撮った後に、津田寛二さん(敵方のヤクザの和若頭)のシーンがあったんですよ。『シゲやっちゃったな』って思いましたもん」

同じ若頭役なのに、貫禄がむっちゃ違います。
シゲと呼ぶくらいなので、北村さんは戸次さんと仲がいいと思うんですけど、だから、あまりの貫禄のなさに心配しちゃったみたいですねー。

でも、戸次さんはやりきった感満々でした。
そんな戸次さんが苦労したシーンは、斑目家に殴り込んだ(←狭いところなのでこの表現が正しいかどうか)時に、勢いよく走り込まないといけないけど、ドタバタすると猫がビビる。だから、勢いよく、でも、足音を立てない忍び足で走り込むという難しい演技を要求されたそうです。
このシーンも気をつけて見てるとおもしろいですよ。

そんな風に猫中心に撮影が進んで行ったそうですが。
猫と子供は予想外なことをするので撮影が難しいといいます。
そこは監督が臨機応変に、猫が右に言ったらこういう演技、左に行ったらこういう演技というフレキシブルな指示を出していたそうな。
素晴らしい。

で、これはドラマの話なので、全然ネタバレになれないと思うんですが、

北村「猫とまねき猫が並んでるのをじっと見つめるシーンがあったんですよ。その時に、なぜか猫が歩いてきて膝に載ってきたんですよね。結果的にいいシーンになりました」

猫に好かれてるんですね。北村さん。
好かれっぷりもすごいですが、好きっぷりもすごくて。
猫を抱えたままの立ち回りがあるんですが、この時、猫を怖がらせないために。

北村「下半身をすごくさげて安定させて、上半身は動くけど、下半身の位置はうごかさないようにしたんですよ」

ここは、ポスターになってるシーンですね。
役者魂というか、猫好き魂というか、そんな見えないところでも苦労がすごいですね。
下半身を下げたままの動き回るって相当身体に負担かかりますよ。

蓮仏さんも、

蓮仏「この時に指先で猫をなでて、安心させてあげたりするんですよ」

おおおお、細かいところまで見ている!
私も二回見たので、二回目を注目していたところ、確かになでてました。

こういう見所シーンの話をすると、北村さんは「二回見てください」とか、おっしゃってましたけど、最初から2回見る気だった私(笑)

映画もよかったですけど、ドラマもよかった猫侍。
夜中の2時の番組だと言うのに視聴率4%と破格の高さだったそうです。
それも、BSフジと地方局。私はBSフジは見れなくて、残念に思ってたら千葉テレビでやってて、ラッキーでした。

ちなみにドラマの話が出た時は、北村さんはDVDで見てくださいって行ってました。
一回30分番組なので、そっちも楽に見れると思います。
あと、再放送もめっちゃやってます。チャンネルを合わせてみてはいかがでしょう。

映画は映画で、初日舞台挨拶が2回では全く足りなかったらしく、急遽立ち見席発売。
すごいなぁ。

あ、映画館が猫侍仕様になってまして、厠に斑目と玉之丞がいるので、それは、呟いたので呟きまとめ記事に写真と共に載っていると思います。
お時間あったら、クリックしてみてくださいませ。

自分的に駆け足でぱぱっと書いたつもりが、下書き段階で5P書いてます(笑)

ともかく!
猫侍は、何も考えずに、ただただ楽しめる映画なので、癒されたい時におすすめです。
ぜひぜひ、映画館に足をお運びください。
新宿シネマート自体がマイナーな映画館、だと思うので、お早めにどうぞ~。

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