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相棒Season9 最終回2時間スペシャル「亡霊」(その4)右京さんとその他活躍(?)した方々

2011年03月20日 19時50分05秒 | 相棒
右京さんの人脈に広さと素晴らしさ、そして、彼らがすべて右京さんを認めているという右京さんのスーパー天才ぶりが発揮された最終回でした。

元法務大臣から総理補佐まで広がる人脈の素晴らしさにかけては、神戸は改めて驚いたのではないでしょうか?


瀬戸内元法務大臣が事件の解決を右京さんに託したところから、特命係の活躍は始まりました。

瀬戸内さんには支持者がたくさんいて、それなりに権力を持った方々もたくさんいる訳じゃないですか。
それでも、右京さんを選んだ。
瀬戸内さんと、それと小野田官房長(涙)からの右京さんへの信頼の証ですね。

元々、本多篤人が無理矢理帰国されて若いテロリストに利用された時(S8初回スペシャル)に本多篤人のことを右京さんに頼んだのも小野田官房長(涙)でした。

瀬戸内さんに事件を持ち掛けられた時はさすがに怪訝な顔をしていた右京さんですが、さすがに瀬戸内さんが刑務官から本多篤人の死刑が執行されなかったと教えてもらった」という嘘はそこで見抜いてましたね。

そして、右京さんのことですから、本多篤人の亡骸を娘の早瀬茉莉が引き取らなかったことを知った時から、早瀬茉莉が本多篤人が死刑になってないと知っているとわかったのでしょうね。
見返していて、そう思いました。


スーパー天才右京さんが、さすがに覚悟をしたのが、入国管理官の身分詐称ですね。
今までは強引というか、無理やりというが、ギリギリのラインをすり抜けて来たのに、正面切って(?)の身分詐称。それも、公職の身分詐称を警察官がやるのですから罪は重いはず……。
でも、大河内さんの温情で不問に付されてよかったです。
(半分は警察の裏事情という奴でしょうけれども)
花の里では「覚悟してたんですがねぇ」と軽~く言ってましたけど、神戸に向かって、いつもの素敵な笑顔でやることを宣言した時は事の重大さは充分知り尽くしていたはずですよね。
それが右京さんです。


そんないつでもどこでも沈着冷静ポーカーフェイスの右京さんが哀しみの表情を浮かべたのが、最後の瀬戸内さんとの会見で官房長の遺言の話が出た時。
それまでは、官房長の死をさらりと口にしていたのに、最後の最後では沈痛な面持ちをしていました。

そして、神戸と官房長のお墓参りに。

そこで右京さんは、官房長に何を話しかけるのでしょうね。

瀬戸内さんとの会見から、お墓参りに行こうとする二人の会話。
そして、劇場版への予告編は何度見ても泣いてしまいます……。



他にも見せ場(?)のあった方々。


角田課長。

「美人なのにねぇ」
「え? いや、今はたまたま特命係にいるだけで」

いつもと変わらない課長……(苦笑)
本多篤人の説明係を担っての博識ぶりから始まって、笑いをもたらしてくれる台詞は角田課長ならではです。
少ない出番ながらも、ああ、もう角田課長だーーーと堪能できました。


大河内さん。

多分、尺の関係で電話をしてくるだけ、声の出演もなしになったのではないかと推測。
大河内ファンの方々は盛大に肩透かしをくらったのではないでしょうか?

最終回は、めちゃくちゃ内容の詰まったお話でしたもんね。


はい、そこです。
最終回の唯一の不満と言えば、S8の最終回に比べて、S9最終回は、相棒二人の出番が少なめだったことです。
ストーリーが今回は本多篤人の話、S8最終回は神戸の警備局時代に絡んでいたネタ中心という違いがあるので仕方がないことなのですが。

本多篤人親子の愛情を描かれていたり、片山雛子の化け物っぷりがフューチャリングされたり、小野田官房長(涙)がクローズアップされたりするのですが、やはり、相棒二人が思いっきりメインという訳に行かなかったのが残念。

よどみない右京さんの推理は素晴らしいですけれども、今回に関しては、あまりにサラサラ進みすぎちゃったかなぁと。
もちろん、そういう右京さんもかっこいいけれど、多分、他の回に比べるとひっかかりがなさすぎて、印象薄く感じてしまうのです。
神戸もそれにただついてった感がなきにしもあらず。

米沢さんのサポートの絶妙なタイミングも普段なら「私が呼びましたが何か?」と言って一課にあきれられたりなどのいつもの光景がなかったのが物足りない。


この点については、S8の相棒二人の関係に関する大衝撃と比べちゃうのがいけないんでしょうね。
あの「特命係にようこそ」にはめちゃくちゃ感動したので、ついつい、あのレベルを期待してしまいました。


最後に官房長のめちゃくちゃ泣けるエピソードで終了してしまったので、すべてを官房長に持って行かれて感が強いのかな。

映画の宣伝も特命係を作った男の最後の事件という紹介のされ方をしていましたけれど。
S9最終回も特命係を作った男の本当の終結という感じがしました。

いや、感じじゃなくてやはり、官房長の話だったのかも。
S8が右京さんと神戸が本当の相棒になるまでの話で、S9は二人の仲が更に親密になるのを特命係を作った官房長が最後まで見届ける話だったのかも。
劇場版を含め、すべてを攫っていったのは官房長なのですね。

……書いてて泣きそう。


次の(その4)は、神戸への愛をひたすら語りたいと思います。
劇場版も含めて、神戸への愛が募りに募ったS9です。

神戸ファンの方はどうぞ、お楽しみに。





官房長ーーーー!!

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