ヲノサトル責任編集・渋東ジャーナル 改

音楽家 ヲノサトル のブログ

素人と玄人のちがい

2015年03月02日 | 日常


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昨夜ツイッターで、千葉望 @cnozomi さんのこんなつぶやきを見かけた。

" 先日、ある人から友人の息子さんの演奏だと言って、youtubeのピアノ演奏の画像を見せられた。「プロ並みでしょ!?」って。でも正直なところ、上手な素人の域を出なかった。指が回ればいいってものじゃないものね。こういうことで嘘ついても仕方ないので、正直に感想を言いましたが。"


あるある。わかる人にはわかるけど、わからない人にはわからない、それが「上手な素人」と「玄人」のちがい。

でも、いったい何が違うんだろう? そこで、深夜のタイムラインにこう投げかけてみた。

ヲノサトル @wonosatoru
上手な素人と、上手ではないかもしれないが玄人であることの違いは何か、述べなさい。(140字)

すると、その直後から翌朝にかけて、様々な答えが返ってきて、実に興味深かった。以下、投稿順に紹介します。


ak1ko @ak1ko
お金を積極的に払って観てくれる人がある程度いるか、いないか。
上條拓実 @hiromi_kj
物事に対しての誠意ですかね……?
kiyoe @kiyoe65
そつないのが上手な素人、相手の信頼を得るまで下手でもつみかさねるのは玄人(うまく表現できぬ)
花山六月 @hanayamajunemeg
日によってクオリティに大きな波があるのが素人、いつでもある一定のラインを崩さないのが玄人。ではないかと…
キイロヤモリ @Leopardgecko007
もってるかもってないかの違いですか?
herz guerrilla @musnne
玄人は作品自体や、モノ、感動、ファン、報酬なんかを産み出すことができる。そして、意識無意識は別として、それを継続する核心を得ている。自力でゼロから1を産み出せる。1を増やせるとしても、核心を得てないと継続できない…。…おれのことだ…。
TomS @neotr38
成果を残す必要性に迫られておらず高い技能を活かしたクオリティを追求する余り、成果物を残せないことがあるのが素人。クオリティに多少の妥協があっても体調、気候、その他の環境条件の違いに関わらず、期限までに必ず成果物を一定の実用に足る水準で納めるのが玄人。
teru @suzuteru
自己満足か対象者の要望にベストを尽くすか。
minako MIyazawa @miinaesperanca
玄人とは、、、一つの道に通じ、自分のスタイルを持ちながらも、目的と予算と納期を理解厳守してクライアンントの期待に応える仕事をする人。
飯嶋蝸牛 @LINUS0412
覚悟。
Yoshito Ito @110Ys
自分の出来ないことを知っているのが玄人。出来るということだけで成り立っているのが素人?
福間創 @Hajime1110
漢字一文字で「華」。
まさみ @kakkimasami
上手だねぇ、で終わるのが素人。なんだか心身に響くことをしてくれるのが玄人。と思ってる。

実にいろんな解釈があるものですね。どの言葉にも「なるほど」「言える」と、うならされました。

さてアナタなら「素人」と「玄人」のちがい、どのように定義しますか?

+ + +

(追記) ブログ公開後もさらに投稿が続いたので、貼っておきます。


Atsuko Yamamoto @millemarge
気紛れに神が降りてくるのが素人、常に神が降りてくる状態をつくれるように日々鍛錬しているのが玄人。
糖類の上 @tinouye
何度か書いてるけど、私の意見は、火事場の馬鹿力が効いてどんな状況にも対応できることが上手い下手より上回る面はあると思う
watanabeani @watanabeani
この質問を嫌うのが素人。嬉々として答えたがるのがプロ。
サダナリヒロシ @h_sadanari
絶望的な二日酔いでも一応金の取れる仕事をするのがプロ。仕事休んで冷えピタ貼って寝てるのが素人。


う~ん、まだまだありそう!


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