クロアチアで見た生涯最高の夕焼けと楕円形の古代競技場

クロアチアの西端、イタリアに最も近い部分でアドリア海に突き出している半島が「イストラIstra半島」です。

日本の川崎市とも姉妹都市になっている、クロアチア第３の都市リエカRijekaは、この半島の東側の付け根近くにある港湾都市です。

今日の記事でご紹介するのは、このリエカから南へ１５０kmほど車で行ったところにある２つの街、プーラPulaとロヴィニRovinjです。

プーラにはローマ時代の遺跡である、１世紀にできた古代競技場があります。ここはローマにあるコロッセオ（私の記事での紹介はこちら）よりは小さいものの、形状が楕円形になっている面白いものです。

競技場を正面から見るとこんな感じ（タイトル写真と同じです）。


見えているゲートから中に入ってみましょう。

１世紀から残っているとは思えないほど良い保存状態です。

驚くべき事に、この競技場はローマのコロッセオとは違い、今でもイベント事に使われているのです。
この写真の左右方向に長い楕円形なのが見てわかりますでしょうか。

この日も何かのコンサートの準備がされていました。

西側には外壁のアーチの向こうにアドリア海が輝いています。


入り口の近くには、ライオンの像がありました。


競技場の地下の空間には競技場に関する博物館があるので、詳しく知りたい方にはお薦めです。

さて、沈みつつある日に急かされるように、我々は次の目的地ロヴィニRovinjへと向かいます。

ロヴィニはプーラから３０kmくらい、イストラ半島の西岸を北に向かった所にある街です。（名前がブラジルのサッカー選手のようなので、すぐに覚えられました）

観光地としては、これより北にあるポレチュPorec(本当はcの上にレ印がつく）の方が有名なようですが、今回は我々を連れて行ってくれた先輩がお薦めのロヴィニへと向かいました。

街は、クロアチアで最も有名な世界遺産の観光地「ドブロブニク（ドゥブロヴニク）Dubrovnik」（ここに関してはKumasanのページが詳しいです！）のように、大理石で舗装された道が所々にあります。



さて、街に入り、港の東側にある駐車場に車を入れるとまさに日が沈む前！


そして、日の沈む側を見ると、私にとっては生涯最高とも言える美しい夕日を見ることができました！

しばらく映像をお楽しみ下さい♪







お楽しみいただけましたでしょうか？

ぱっと見たところベネチアと似ているような感じをもたれたかも知れません（リンク先は私のベネチア旅行記です）。それもそのはず、ここはアドリア海を隔てて船で数時間行けばベネチアに行ける場所なのです。

でもベネチアよりもずっとずっとのんびりして、田舎の港町の雰囲気でした。

日が沈んだ後は、レストランやお土産屋さんが建ち並ぶ街を散歩して過ごしました。

夜の景色もなかなかです。


実はロヴィニのこの景色。

英国のＣＮＮで流れているクロアチア政府観光局のＴＶＣＭで出てくる映像の場所であることに最近気がつきました。クロアチア政府お墨付きの美しい景色、ということのようです！

今日の記事はここまでです。

また次回の記事をどうぞお楽しみに♪

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