芽吹き

昨年の夏に「ひなびた温泉巡り」をしながら、勝手に採取してきたオニユリとヤマユリ・・・
帰宅後、メタボオヤジの簡易プランター（発砲スチロール）にそれぞれ球根を２個づつ植えておいたのだが・・・

先日、久々に庭を覗いてみると・・・
以前、佐賀県から持ち帰った「カノコユリ：ブラックビューティ？」とともに新芽が出ていた・・・

なお、カノコユリは、四国、九州と言った比較的暖かい地域に自生するユリ・・・
一方、今年芽吹いた新芽は、多分、ヤマユリだと思うのだが・・・
近畿以北の比較的寒い地域に自生するためだろうか・・・新芽の伸びが遅い・・・

　　

すると、芽が出ていないのはオニユリ・・・この花は、北海道から九州まで普通に見られる花なのだが・・・
何故、発芽していないのだろうか・・・それともヤマユリだと思っていたのは、オニユリなのだろうか？？・・・
何れにしても花が咲いてみないと判らないと言うことのようだ・・・

　　

なお、今回、ＨＰにて珍しい「ユリ」はないかと探していると・・・絶滅危惧種のユリを手に入れました・・・
それは、オトメユリ・・・主に、新潟、山形、福島の深山に生育する花のようだ・・・
更に、タキユリ・・・徳島、高知や長崎の九十九島に自生する・・・これも貴重種のようだ・・・

　　

双方とも現在は、採取できないため・・・一般家庭や園芸場で繁殖したものが販売されているのだろう・・・
なお、メタボオヤジが購入したものは、今年、芽が出たばかりのもののため花が咲くには３年ほどかかるようだ・・・
なんと、気の長い話である・・・

などと、悲観していると・・・メタボオヤジが先日、植え替えた冬イチゴの鉢に・・・
今回購入したユリ芽と同じような新芽が出ていた・・・
これって、もしかして「カノコユリ」のタネから育ったものかも知れない・・・

非常に嬉しいのだが・・・でも、３年後に花が咲くまで・・・その種類が解らないのは寂しい・・・