写進化・ヲアニーの徒然日記

秀峰大山を中心に山陰地方の風景等を掲載。(※古い記事の画像は、削除しているのもあります。)

【連載4・大山と花回廊】大神山神社奥宮

2006年07月08日 | 大山
長い石畳を歩いていくと、やがて大神山神社奥宮が見えてきました。
大神山とは大山の古名で、大国主命が祭ってあります。
社殿は文化2年(1805年)建立と言われ、神仏混淆時代の社殿の特徴である権現づくりという形式で、中国地方でも大きい方の神社だそうです。明治8年の神仏分離令により大神山神社奥宮となり、元のように純然たる神社となったそうです。
夏山開きのたいまつ行列は、ここから出発します。



正面の社号額は、明治維新政府の総裁であった有栖川宮熾仁親王の揮毫です・・・と説明書きにありました(^^)。
以下、社殿の内外をごらんください。









大神山神社奥宮の裏にある下山神社です。
津和野藩主亀井氏が文化2年(1805年)に寄進したもの。
下段は、鳥取県の木・ダイセンキャラボクです。



この神門は、門の表裏が反対になっているので、「後向き門」と言われています。
上段の写真をごらんください。手前が社殿のある内側ですが、扉の取っ手が、門を閉めたときに外側になるようについています。
下段を見るとよくおわかりでしょう。向こうが外側になります。
元本坊であった西楽院の表門を移築したもので、設置するときに位置を変えなかったため向きが逆になり、後向き門と言われるようになったそうです。また、取っ手が外側についているので逆門とも呼ばれています。

明日は、金門と大山まきばみるくの里を紹介します。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【連載3・大山と花回廊】大山寺 | トップ | 【連載5・大山と花回廊】金... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ゆるポタ)
2006-07-08 18:23:22
大山寺て結構大きいんですね。

駐車場が有料なので、まだ行った事がありません(^^;



でもヲアニーさんの詳しい写真で、だいたいの事が

分かるので、非常に参考になります(^^)
返信する
ゆるポタさんへ (ヲアニー)
2006-07-08 20:25:33
こんばんは(^^)

大神山神社の後向き門は、今回案内していただいた方の解説で初めて知りました。何回か行っているのですが、地元にいても知らないことがまだまだ多いですね。



昨年から、博労座の駐車場は3月下旬から12月下旬までのシーズンは無料化されたようです。先日行ったときも無料でした。

↓参考までに、地元新聞社の記事を。

http://www.nnn.co.jp/news/050705/20050705001.html



返信する
Unknown (ほった老人)
2006-07-09 01:20:33
雪がない時期なら山に止めればいいよ

さすがに雪の壁ができるとそれでなくても

道が狭いのに顰蹙を買います。。



ミルクの里はまだかなぁ~?(ワクワク)

単純で分かりやすいからほった老人向き(笑)



返信する
ほった老人さんへ (ヲアニー)
2006-07-09 06:54:55
おはようございます(^^)

先ほどUPしましたよ^^

イナバウアー木もあるよ。金門のところだったから、行ったらすぐわかりますよ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。