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一白水星中宮の日

2016-11-10 12:11:43 | 九星気学
11月10日(木)

本日は一白水星が中央に鎮座する

2016年の干支は丙申ひのえさる
 本日の干支も丙申ひのえさる


すでに来年の年賀状のイラスト酉とり

の準備も仕始める時期とはいえ

2月3日までは旧暦の2016年

それまでの3か月弱を心残りなく過ごし

来年の丁酉ひのととり への気構えと

心の準備をしたい

今年は全てがあからさまになる年であり

災害事故事件も多く、油断ならない

猿はインド神話の中でも
風の神ヴァーユの息子ハヌマーン
が有名

4つの猿の顔と1つの人間の顔を持つ
(五面十臂)

彼は中国の西遊記に出てくる孫悟空のモデルとも言われている


一説では太陽を果物と間違え取ろうと天空へ上り、インドラという神に叩き殺されたものの不死身の存在となったという伝説のひとり

インド神話ラーマーヤナは日本でも

絵本となり、この話も
「おひさまをほしがったハヌマン」
として刊行されている


ハヌマーンの欲しがった太陽とは逆の

冷たく寒い場象を意味する一白水星

人間関係での悩みが氷のように融けて

互いに融和できる日になるよう努力したい

一白水星が真ん中に座る日は六白金星

が必ず北に暗剣殺を伴い廻座する

六白におかれては自分のやりたいこと

が思うようにできずジレンマに陥ることも

大きく出るより小出しに今日は努めてみるのも一手

特記すべきは北東鬼門に日破を背負う

四緑木星

情勢の突然の変化や、形勢不利など

状況を掴みづらい日になるかも

落ち着いて慌てず対処されたし


すべての星に共通なのは

苦労を厭わず手間を惜しまず

二黒土星中宮の日

2016-11-09 14:36:33 | 九星気学
11月9日(水)
      夏王朝の帝王 禹う


本日は二黒土星が中央に鎮座する

今日は年月日盤ともに全て二黒土星中宮で
8つの星の配置も同じとなる


五黄殺は北東に、暗剣殺は南西に位置す
るため今日はこの方角は要注意

また9つの星全てが位置する意味合いも三倍となるため、吉も三倍、凶も三倍

それぞれ身を引き締めて一日を過ごしたい


九星気学は古代中国の夏王朝の時代に禹うという帝王が始めたと言われる亀甲占いが基にある

それに9つの星をはめたものが洛書


洛=洛水=治水に関する占いを広範囲に戦術としたり作物の出来を予測した

後の洪範九疇こうはんきゅうちゅう
という規律のもととなったそうだが

範疇はんちゅうという言葉は
=カテゴリー=分類

ギリシャ哲学者アリストテレスの範疇
という言葉の語源がここにある

また亀は古代中国では神亀とされ
神の使いと見なされたが

古代インド神話…ヒンズー教の神である
ヴイシュヌの10化身のうちのひとつも

亀の神クールマだったことから

インドと中国の神話の繋がりを感じる
     クールマ(下半身は亀の様態)

二黒土星が真ん中に座る日は八白土星が裏鬼門南西にて暗剣殺となる

慎重に慎重を重ねる日にしたい

また北東に鬼門の五黄土星は日破とな

るため、思ってもみなかった展開や

仕事の結果となることもあるため

臨機応変に対応したい


すべての星に共通なのは

動かなければ物事は変わらないため

静観よりも心の動きに素直に応じて

頑なにならずに対処するのが吉






三碧木星中宮の日

2016-11-08 11:03:30 | 九星気学
11月8日(火)

本日は三碧木星が中央に鎮座する

三碧の表す場象には森林も含まれる

森林に住む神霊として古代インド神話

で有名なのは夜叉やしゃ…ヤクシュ

      ヤクシュ像  

夜叉のなかでも女性の鬼神をヤクシニ

ーと言い、仏教に取り入れられた中では

鬼子母神きしもじんがポピュラーな存在 
(きしぼじんは正確な読みではないそう)
   鬼子母神(インド神話と仏教)


鬼子母神は自身に子供が五百人以上い

たにもかかわらず、人間の子をさらっ

て食べてしまう恐ろしい鬼神だったが

釈迦に諭され、改心し五戒を守り

護法善神となり後に小安や安産の神様

として現代まで祀られるようになった

現在の金剛力士像は鬼子母神の名残だそう
    東大寺南大門金剛力士像

五戒は…殺さない、盗まない、嘘を言わない、お酒を飲まない、淫らな関係を持たない という戒律

今日は森の神霊を頭に浮かべて胸に手を当て一日を過ごしてみたい

三碧木星が真ん中に座る日は必ず一白

水星が東に暗剣殺を伴い廻座する


一白におかれてはお酒の飲み過ぎや男

女トラブルに注意する日

特記すべきは北に日破を背負う八白土星

陰で悪口を言われているのでは、とか

不信感を抱き気味な気分になるかも

前向きにとらえて案件にトライするのが吉


すべての星に共通なのは

満ちあふれた気力からのみ充実感を

味わえる
    

四緑木星中宮の日

2016-11-07 10:08:00 | 九星気学
11月7日(月)

       十二天像の風天

本日は四緑木星が中央に鎮座する

立冬の今日より旧暦の11月となり

氣学の年盤、月盤ともに同じ二黒土星

中宮の1ヶ月となる

四緑木星は風の星で全てを整える意を持つ

日本の風神とは別に古代インド神話では 

ヴァースという風の神様がポピュラーな存在
 アゼルバイジャンの切手のダエーワ


ヴァースは古代ペルシャ神話では悪神

と見なされダエーワと呼ばれたが

仏教ではのちに風天とよばれる
…サンスクリット語ではデェーヴァ

古代インド神話の神々は仏教にとりい

れられ護法善神と見なされ祀られることが多い

縁を成し治めるという神々の神話通り

今日はご縁をいただき繋げる日にしたい

四緑木星が真ん中に座る日は三碧木星

が必ず南東にて暗剣殺を背負う

驚きとともに突然の事態も起こりやす

い日のため要注意

特記すべきは北西に位置する五黄土星

嫌悪感を抱いたり、尻込みしたくなる

場面に遭遇しても慌てずに対処するのが吉

すべての星に共通なのは

のびのびと自分の意思が伝えられるよ

うに清々しい気持ちで対処すると吉

五黄土星中宮の日

2016-11-06 09:34:10 | 九星気学
11月6日(日)
     説法中の釈迦

本日は五黄土星が中宮に鎮座する

五黄は九星氣学における他の8つの星

を支配する破壊と創造の星といわれる

また土用という、季節の合間を意味に

持ち、折しも今日は土用明けとなり

明日からが旧暦の11月霜月にあたる

中国の陰陽五行説が基となる氣学の

思想は宗教的な意味合いとは異なるが

物事の本質を追い求める事は共通項であり

人が生き行動する上での指針としての意味合いを持つ

仏教での五という字は五戒が思い浮かぶ

五戒…サンスクリット語でシーラ

在家信者の生活習慣に対する五つの戒め


その仏教に影響したのは古代インド思

想からの神々の存在である

インドの神々はあらゆる場面で仏教に取り込まれている
       カーリー

その中でも釈迦の化身とも言われる

シヴァの妻、カーリーという土着の女

神は破壊の象徴でもあり、人々の不幸

を取り除く神の存在でもある

五黄土星も腐敗と破壊という特質を持

ちながらも、すべての星の中心的存在

今日は意識の再生を頭に浮かべ

自分の生活を今一度見直したい

五黄土星が真ん中に座る日は凶方はない

特記すべきは北西のスタンダードポジ

ションに位置する六白金星


当てが外れたり、予定していた収入が

なくなったりと意気消沈しやすい

節度を持った態度で臨んでみたい



すべての星に共通なのは

見えないところにこそ、原因がある

習慣を変えることにより結果も変えられる