gallery wks.
picture 安藤雅視 x 牧野かのこ
07. 5 / 14 mon. - 6 / 2 sat. am.11 - pm.7
※ 土曜・最終日は pm.5 まで / 日曜は休み
安 藤 雅 視 / ANDOU Masami
略 歴
1976 大阪府出身
1999 大阪芸術大学 芸術学部 美術学科絵画コース卒業1999
2001 大阪芸術大学大学院 芸術制作研究科造形表現・(絵画)修了
牧野かのこ / MAKINO Kanoko
略 歴
1981 大阪府出身
2004 大阪美術専門学校卒業
本日2007.5.28に大阪西天満のギャラリーwksに行ってきました。
今回は、『picture 安藤雅視 x 牧野かのこ』です。
牧野かのこさんにお話を伺うことが出来ました。
牧野さんの作品は、板の上に直接、ボールペン、油彩、マーカー、コピック、アクリル、色鉛筆などを様々組み合わせて絵を描いています。
牧野さんの話によれば、板を買う際に、その板の木目を見ていると描くべきものが見えてくるそうです。
その見えてきたものを、様々なもので描くのだそうです。
まるで、仏師が、「木の中から仏像を取り出す」という意識と似ていると思いました。
あとで一緒に話を聞いた方と話をしていたら、その方の奥さんも同じようにキャンバスに描くべきものが浮かび上がってくるそうです。
安藤雅視さんの作品は、白地に黒い細かな線で描かれています。
描くといってももとは写真があり、その写真をトレースしている(うろ覚えですみません)ということでした。
最初に行ったときは、牧野さんとギャラリーwksの片山さんだけだったので、安藤さんに直接、お話を聞くことが出来ませんでした。
その後にも、もう一度ギャラリーwksに寄りました。
その際は、安藤さんがいらっしゃいました。
このときは、作品の写真を撮るので時間がなくなってしまいました。
色彩の鮮やかな牧野さんの作品と緻密な安藤さんの作品は、お互いに作用しながら観ているうちに引き込まれる作品です。
牧野さんの作品は、和風なイメージがあり、神社の絵馬のような色使いと描き方だと思いました。
今週末まで開催していますので、皆さんご覧ください。