WITCHCRAFT  Tomys Life Blog

鎌倉スローライフ・街・魅力的な人達・感じた事を時々更新・そしてアメリカ大陸横断の旅

YOKOHAMA

2009-04-21 02:28:39 | アメリカ横断記

横浜港町

日曜日に少し仕事があり横浜に行きました。早く着き赤レンガ倉庫に行こうと、みなと未来に入ったら

例のフランスからの巨大グモが歩き回ってると言うことで、道路は規制され大渋滞に巻き込まれてしまい

結局時間もなく中華街に車をとめ山下公園近に散歩。

大桟橋入口の一角は港町らしくていいですね、大好きなエリアです。

店内は重厚感があり、気軽に行けるほどリーズナブルではなく子供の頃はいつか行ってみたいお店

でした。歴史のあるお店は外食の本当の楽しさが詰まっているように思います。

散歩の後に中華街の山下公園側にあるフォーチューンナッツさんに行き1時間半位の打ち合わせ。

お店が分かりずらい所にあるのですが見ているだけでも楽しくなるお店なのでお近くまで行った際には

是非。

ヴィンテージウェアからオーナー田口さんの選んだこだわりの今ものウェアまで、雑貨はアンティーク

からライセンスキャラクター物までとかならず欲しいものが見つかりますよ。

こちらはアンティークコーナー。ここに並んでいるものは、ひとつひとつ背景があり流行りすたりの

ないモノ達です。気になるものがあったら田口さんに聞いてみましょう、説明を聞いたら手放せない

一品になること間違いなしです。良いものは50年たってもよいですね。アメリカ食器などは丈夫なので

今でも普通に使えるのも魅力です。

アメリカ大陸横断の旅

モニュメントバレーからメサベルデ国立公園

テントからの景色。写真なので狭い範囲しか見えないけど、こんな素晴らしいサンライズは生まれて

初めて見ました。ちょうどビュートの真ん中の地平線から昇り、そして少しづつ夜が明けていきました。

暗いところは星空で絵にしたくなるような本当に素晴らしい夜明けの風景でした。

日が昇ると赤い大地にビュート、そして青い空と申し分ありません。アリゾナ方面に行かれる方は

お勧め度、五つ星です。

朝7時にテントをたたみモニュメントバレーを出て次なる地へ出発。途中アンティークショップに何件か

寄り気に入った雑貨を何点か購入。

170マイル(272キロ)約3時間半走り、コロラド州のメサヴェルデ国立公園に到着。

こちらは古代先住民が崖の下に住居を造り高い所では4階建てになる当時のマンションのような所で

部屋は217室あったそうです。

崖の下の雨のあたらない所に住居を造り大人数で生活していました。

遺跡のトレイルを歩きランドリーで洗濯をしている間にストアーで買い物をしてテントを張り夕食。

ここは宿泊する人は少ないみたいでちょっと寂しげ。明日は何処に行こうか?

遠くに見える雪のかかった山はロッキー山脈、ひとまず国立公園はこのへんにして町を目指そうっと。

とりあえずロッキー越えしなくては。

途中の牧場のゲート、んーかわいいなー。家が大きかったらこんなゲートが欲しい。

ロッキーの頂上、標高が高いので雪は残っているけど道は除雪してあり快適に走ることができます。

ランチ休憩、雪山もいいものです。

川の名前は地図を見ても思い出せないけど橋を渡りこの渓谷の上を走っている時の感動は今も

覚えています。この川がこの渓谷を造ったと思うとあらためて自然の力強さと素晴らしさを実感します。

 

 


坂道

2009-04-18 04:06:08 | アメリカ横断記

鎌倉高校前

鎌倉高校前の坂道。毎日通る道だけど空気の澄んだ晴れた日は空も海もブルーでとても気持ち良く

得した気持ちになります。

坂の下のまぶしい海に向かうサーファーのシルエット。

波のある日は次から次へとボードを抱え海に向かいます。そして江ノ電が駅に着くと鎌高生で歩道は

いっぱいになり坂の上の学校に向かっていきます、その中をかき分け大人サーファーは海へ向かって

いきます。何か?

アメリカ大陸横断の旅

モニュメントバレー

朝7時に起きテントをたたみ隣のカップルに挨拶をしてレイクパウエルを出発。

州道89号線を南下し国道160号を東に進みケイエンタの街に入り国道163号を少し北に走ると

こんな一本道をずーっと走ることができます。途中道端でナバホ族の人たちがインディアンジュエリー

を売っている所が何箇所かあります。こんな道をハーレーで走ることを子供の頃から夢見ていたんです。

そして今回はマスタングの予定が予算の都合でトヨタのカローラ2に、とほほ。

そしてレイクパウエルから約3時間でモニュメントバレーに到着。今回の旅で欠かすことのできない

場所でした、西部劇もよく見ていたので自分の中で1番のワイルドアメリカのイメージがあったからです。

モニュメントバレー内にロッジなどの宿泊施設はなく1番近くて6マイル離れたゴールディングスロッジに

行かなくてはいけません、そこからでも大平原の中なのでバレー内のビュート(残丘)は見ることはできる

けど、やっぱり一番はキャンプ場です。目の前に映画などでもお馴染みの景色がドドーンっと、贅沢すぎ

ますこの見晴らし。ちなみに1泊10ドルです。

キャンプ場の中でも1番よい場所をとる事ができました、ラッキー!ラスベガスのカジノで勝ったお金で

買ったトニーラマのブーツを履き探索に。

自分の車があればバレー内を走ることができるので好きな場所で好きな角度からの景色を楽しむ事が

できます。

ビューポイントが何箇所かありナバホの女性が自分で作ったインディアンジュエリーを売っています。

とても恥ずかしそうでしたが一緒に写真を撮ってくれました。

有名なキャメルのビュートも間近で見ることができます。らくだが休んでいるように見えるでしょ?

ここはジョンフォード・ビューポイント、西部劇の巨匠ジョンフォード監督が愛した風景で何本もの作品が

撮られてきました。モニュメントバレーはナバホ族の居留地で彼の西部劇ロケでは欠かすことのできない

強力なメンバーとしてナバホの人たちは貢献してきました。ジョンウェインやヘンリーフォンダに本物の

インディアン協力による西部劇、最高です!そこには強い信頼関係があったのでしょうね。

途中で会ったナバホのファミリー、日本からのお土産を渡したらとても喜んでくれました、抱いている

女の子が持っているのは万華鏡でずーっと覗いてました。かわいい。

夕日のあたるビュートはとても感動的です。この時ナバホ先住民居留地はお酒禁止とは知らず気持ち

よく酔いしれておりました、いけませんねぇ。

地平線に夕日が落ち、この後は言うまでもなく降ってきそうな位の最高の星空が広がるのでした。

サンライズも楽しみだなぁ。

 


澄んだ空気

2009-04-16 00:29:02 | アメリカ横断記

早朝

今日は久しぶりにまとまった雨が降りました。大きな低気圧が抜け、波を期待して6時に波チェック

&散歩に。満潮も重なり波はいまいち。でも雨で空気が澄んで日のあたる江ノ島がくっきり見えました。

お散歩大好き、うちの空姫。光と影が綺麗でしょ。

すこし靄がかかっていてフィルターをかけているみたいでしょ。うちの天姫。

ここ最近の気温の上昇と雨で草花がいきいきしています。

 

アメリカ大陸横断の旅

レイクパウエル

 今日は朝から快晴、気持ちがいい。昨日予約をとったボートに乗るため乗り場に行くと、もうボートは

出てしまっていた、時計を見ると1時間違うことにきずく、ユタ州からアリゾナ州に入ったためサマータイム

を採用していないアリゾナ州は1時間遅かったのです。理由を言って次のボートに乗せてもらいました。

しばらくは比較的広い所を進んでいきます。そして湖上のドライブインのような所に寄りトイレ休憩。

ガソリンスタンドがありモーターボートなどはここまで燃料を入れに来ます。

そしてレイクパウエルならではの細い支流に入っていきます。

船の幅いっぱいの所までも進んで行きます。

こんなふうにして、ひっかかる所はスタッフとみんなで岩を押しながら進みます。こんな大変なことを

しながら、わざと船など通れない行き止まりに行ったりするんです。飽きさせません。

目的地レインボーブリッジの桟橋、ここから1時間半のフリータイムに。

レインボーブリッジ。大きくないように見えるけど高さ75メートル幅84メートルあります。

穴の開いた部分にはかつて川が流れていました、流れで岩が侵食されできたナチュラルブリッジです。

ここまでの所要時間は約2時間半、ボートツアー料金は120ドルと高めだけど見る価値ありです。


食いしん坊で働き者

2009-04-14 02:01:09 | アメリカ横断記

食いしん坊

打ち合わせでよく藤沢の奥地に行きます、大きな国道があるけど、いつも並行する田んぼ道を好んで

走り今日は、その近くのずーっときになっていたヤギさんの所に遊びに行ってみました。

むしゃむしゃとこっちは気にせず、ずーっと雑草を食べ続けている。どうやら畑にに生えた雑草を

このヤギさんに食べてもらっているらしい。しばらくして飼い主がやってきて、食べつくしたのを確認

するとまた別の場所に移動。10分位見てたけど、凄い勢いでずーっと食べ続けていました。

草刈は大変だから助かりますね。

ずーっと呼び続けてやっと振り向いてくれました。でも、め~わくそう。

邪魔してごめんね。

アメリカ大陸横断の旅

レイクパウエル

ブライスキャニオンから約2時間走るとレイクパウエルに到着。この湖はユタ州とアリゾナ州をまたぐ直径

300キロ東京ー名古屋間位の大きな湖。水上レクリエーションのメッカでモーターボート、水上スー、

ダイビング、パラセイリング、フィッシングとなんでもあり。湖面に浮いているのはハウスボートと呼ばれ

トイレ、キッチン、シャワー付きで10人前後が寝起きでき沖で停泊できるもの。この船にジェットスキーや

ボートも繋ぎイカリを下ろしたら、それぞれ水遊びを。いやー実にみんな楽しそうでした、一人も好きなん

だけどリゾート地では少し寂しかった。ちなみにハウスボートはレンタルもあり3日間で800~900ドル位。

レイクパウエルは猿の惑星やフリントストーンなどの映画の舞台にもなりました。

グランドキャニオン+湖といった感じでしょうか。ココア色の岩肌に空の青さを映し出す湖水など最高の

ロケーションです。

巨大な湖レイクパウエルを出現させたグレンキャニオンダム。実はレイクパウエルは人造湖なのです。

グランドキャニオンの上流に96もの渓谷が複雑に入り組んだ場所がありそこに流れるコロラド川をせき

止めてできたアメリカで2番目に大きい人造湖なんです。満水になるまで17年かかったみたい。凄い!

当時バカちょんカメラで撮ったのでスケールが伝わりにくいのですが高さ216メートル、幅475メートル

とラスベガス郊外のフーバーダムに次ぐ規模です。

明日のボートツアーの予約を取りテントを張ってシャワーを浴びている間に洗濯、夜はキャンプなのに

ロッジの湖を見渡せるレストランでとる。ちょっとだけリゾート気分を味わいたくなってしまったのでしょう。

ちなみにキャンプは少し高めの30ドルくらい。寝るのはテントが最高です。ディナー分の贅沢は野宿で

調整しなくては。

テントに戻りビールを飲み明日のボートツアーを楽しみに寝るのでした。

このコールマンのランタンは今でも元気に活躍しています。良いものは手入れさえすればずーっと

使えますね。灯りの調節もできるので飲んで酔いしれるのに必需品です。

 

 

 

 


錦帯橋と桜

2009-04-11 04:15:54 | アメリカ横断記

錦帯橋

月に1・2回仕事で山口県岩国市に行きます。時間があるときは大好きな錦帯橋に寄るのですが、

今回はグッドタイミングで桜満開!周りのロケーションもとても良いので是非1度は。

橋の上から角度を変え上から見ることができるので、とても綺麗です。桜と錦川。

錦川を渡り山の上には岩国城があります。

下から見ても絵になりますねぇ。

アメリカ大陸横断の旅

ブライスキャニオン

ザイオンから1時間30分位走りお隣のブライスキャニオン国立公園に。

公園内に入りほとんど森の中の道を走るんだけど、ビューポイントが何箇所かあり突然こんな景色が

広がります。そしてこの塔の間を抜ける凄い風の音を耳にすることができます。

すごい景色なんだけど岩山慣れしてしまっていた生意気な自分は、いたって冷静。

園内のゼネラルストアー隣のランドリーで洗濯をして、その間にテントを張り何処に行こうか決めていた。

そしてナバホループトレイルを歩いてみることに。下に歩いていくと、そこはまるで別世界でした。

ピンク色の塔に囲まれ、おとぎの国に迷い込んだような気持ちになるくらい幻想的で素晴らしいのです。

何処もそうなのですが、上から見ているだけでは、そこの良さは分かりませんね。まして岩山慣れ

したなんて言っちゃいけません。反省!

先に歩いていくと色々な岩の芸術が迎えてくれます。透けるわけないけど、日が当たるとピンクオレンジ

になり透けてるように見えるんです。

お城みたいでしょ?色々な表情を見つけることができて、歩いていて楽しくなるんです。、

侵食されてできたナチュラルブリッジ。この間をぬけてまだまだ歩きます。

これらの芸術は侵食によってできました、もともとは川が層の弱い部分を崩し、そこに雨が降り崖を削り

細長く突き出した崖をいくつも形成しました。雨水は岩の中の炭酸カルシウムを溶かして岩をもろくし

夜になると凍って体積を増して割れ目を押し広げます、そして雨が降り霜によって持ち上げられた砂は

流されます。この侵食はこれからも続きます、自然って素晴らしい!

ブライスキャニオンは1泊だけだけど大ヒットでした。

 


お花見BBQ

2009-04-09 04:47:48 | アメリカ横断記

お花見

週末、家の前の公園に咲く桜を見ながらBBQをしました。メンバーは皆サーファーでサーフィン談議にも

花を咲かせていました。

飲み始めたら30メートル先の桜など誰も見ているわけありません。途中通りがかりの人が何人も

立ち寄り大盛り上がりに、湘南らしいですねぇ。

夜になり雨も降りだしたので家の中に入り仕切り直し。夜の部から参加の人たちもいたので飲みはまだ

まだ続くのでした。のぶ君のウクレレ演奏もあり夜も大盛り上がりに。

結局、昼の1時から夜中の2時まで飲み続けたのでした。翌朝は言うまでもありません。

いやぁー楽しい一日でした。

アメリカ大陸横断の旅

ザイオン国立公園

今日はこの独立峰エンジェルスライディングに登る、朝からよく晴れて気持ちがいい。

見てのとおり急なトレイルを歩かなくてはいけません。後半はかなり急で狭くなり鎖を伝って登らなくては

行けないほどになります。

頑張って登るとそこにはこんな景色があります。地上470メートルからの眺めはとにかく最高です。

何もかもが小さく見えます。高所恐怖症の人はちょっと無理かも。ここでランチをとり下山。

そしてザイオンのもう一つの目玉ナローズ。ナローズは浅い川の中をジャブジャブと歩いてさかのぼって

行くトレイルでとても楽しみにしていたんだけど昨日までの雨で水かさが増していて立ち入り禁止に。

残念!

面白い地層の岩山、岩肌がマス目になっていることからチェッカーボードメサといいます。

色々な地層を見ることができますよ。

赤い砂岩層はやわらかく、侵食すると角がとれてやさしい感じになります。

明日はブライスキャニオン国立公園に行く事にした。夜9時を過ぎやっと暗くなり始めたので酒を

飲んでそろそろ寝るとしましょう。ユタ州の昼は長ーいのです。

 

 


VWデリバン移動PIZZERIA

2009-04-04 03:12:51 | アメリカ横断記

七里ガ浜

昼休みに桜が咲き始めたので七里ガ浜商店街に花見ランチに行きました。

西友の横に1台のVWデリヴァンの移動ピザ屋さんが出店していました。

渋いカラーリングでえすねぇ。平日のこのエリアはけっして良いとはいえないかもしれないけど、スタイル

をつらぬき、エリアも盛り上げてくれています。

車内には石焼きの釜まで常設されていました。良い町とイベントにはかかせませんね。なんだか

ハッピーな気持ちになります。応援します!がんばって!

ピザはすべて500円で3つ食べましたけど、どれも美味しかったですよ。

アメリカ大陸横断の旅

ザイオン国立公園

セリグマンの町からフラッグスタッフに入りそこから国道89号線を北上しグランドキャニオンの横を

通り過ぎ山道に入ると雪が降り出した、雪が降っても滑らなかったので快適に走る事ができる。

車で寝るかモーテルに泊まるか迷ったけど2日風呂に入っていなかったのでザイオンまで13マイル

手前のモーテルに泊まることに。1泊25ドルで隣にレストランもあり、そこでディナーを食べ就寝。

今日は400マイル(640キロ)走った。

朝食も隣のレストランで食べ出発、最初は雨だったけど雪に変わり、この中キャンプはちょっと嫌だなぁ

と思いながらも到着。アリゾナ州からユタ州に入りました。しばらく公園内をふらつきビジターセンターで

情報入手していると雨も上がりテントを張ることに。

ビジターセンターの背後に聳え立つザイオンキャニオンのザ・ウォッチマンという大岩壁、一番高く

公園の頼もしい見張り番ということからこの名が。

ザイオンは岩の芸術の宝庫とも言われそのスケールは他を圧倒しています。

こんな断崖絶壁も。陰になった岩山と青空のコンストラクトがたまりませんねぇ。

エレラルドプールという片道1時間位の短いトレイルを歩き滝の下まで行ったけど残念ながら

ここ最近の雨でエメラルド色ではありませんでした。けど滝には何かパワーをもらう事ができます。

この日は園内のストアーでラーメンとビールを買い早めの就寝。

 

 

 


ARIZONA HISTRIC ROUTE 66

2009-04-03 03:24:52 | アメリカ横断記

ルート66

前回のアメリカ横断の旅でルート66が出たのでアリゾナ州のキングマンからアッシュフォークまでの

ヒストリックルート66の町を少しだけ紹介します。

ラスベガス方面から東に行く時にキングマンという町に出ます、そのまま東に進むにはフリーウェイで

行くのが時間的にも早いのですが、ここはゆっくり時間をかけてタイムスリップの旅へ。

キングマンからしばらく何もない一本道を走っているとポツンと1件現れます。レストラン、ゼネラル

ストア、ガソリンスタンドがあり宿泊以外は何とかなります。

ハーレー乗りもここで休憩。シカゴからサンタモニカまでのルート66を旅する人たちも立ち寄ります。

そこから30キロくらい走るとピーチスプリングスという町に。僕の大好きな世界です。

こんな映画のセットみたいな町をを素通りすることはできません。

ここにもレストランとゼネラルストア、ガソリンスタンドがあり、すぐ近くにレトロなモーテルがあります。

建物が5・6件しかない所でも地図には町として載っています、そしてほとんどの場合、レストランと

ゼネラルストア、ガソリンスタンドとモーテルがあり長距離移動でも衣食住は心配ありません。

ガソリンポンプは機能してないけど演出がたまりませんねぇ。

駐車場には50年代の車がさりげなく置かれています。オーナーさんのルート66を愛する気持ちが

すごく伝わってきます。

大自然のど真ん中を走るサンタフェ鉄道の貨物列車。たくさんの夢も一緒に運んできたのでしょうね。

純粋なサンタフェ鉄道は1996年に136年の歴史に幕を閉じ、現在はバーリントン・ノーザン

サンタフェ鉄道(BNSF鉄道)として活躍しています。がんばれ!

ピーチスプリングスから70キロ程走るとセリグマンという町に。ここは民家もある少しだけ大きな町。

といっても車で1分程で通り過ぎてしまうくらい。

建物はみんな道路沿いにあり2階以上の建物がないのでとても空が広い。

モーテル、レストランも何件かあります。

お店の前には車の演出もかかせません。右の車はサンダーバード、今ではコスト的にも造れない贅沢

でスペイシーなデザイン。

何気ない風景がたまりません。

そしてルート66協会アリゾナ代表のバーバーショップ。あれから6年、覚えててくれてるかなあ。

覚えててくれました。何より元気そうで良かったです。

夕暮れ時のセリグマン。

ネオンサインもフィフティーズな感じでいいでしょ。

近くのレストランで大きなバーベキューリブを食べ、昼間気になっていたバーに行くことに。

うちの奥さんもカウボーイと踊ってます。

最後にお店にいたお客さんと集合写真。いやー楽しかったなぁー

 


材木座に開店

2009-04-02 03:14:19 | アメリカ横断記

ブロックスショップ

日曜日にデザイン会社ブロックスさんが鎌倉材木座にお店をオープンしたので行ってまいりました。

アメリカ、ヨーロッパのアンティーク家具や雑貨を扱っています。

BARスペースもあり、かるく飲むこともできますよ。

その帰りにTHE BANKに寄り道、週末は午後3時からオープンしています。

明るいうちから飲むのもいいですねぇ、光が差し込み夜とは全然違う感じで。

バーテンダーの杉本さん、いつもは海でお会いするのですが、カウンターの中に立つ姿も素敵です。

 アメリカ大陸横断の旅

HISTORIC ROUTE 66 SELIGMAN

ハバスキャニオンでフランシスと別れ少し走るとまたヒョウが降ってきた。

途中でルート66に入り東に向かって走り最初の町セリグマン。床屋兼ギフトショップのオーナーさんと

記念撮影。

この方はAngel Delgadillo氏、数多くのルート66の洋書などで登場する方でアリゾナ州の1990年に

発足されたルート66協会の代表。オールドハイウェイルート66の歴史をまとめている管理人的存在。

「ベリーベリーウェルカム!」と言って迎えてくれました。ここでTシャツ、キャップなど購入しキャップに

バッジを付けだした自分を見て、「お前、分かってんなー」みたいな事を言って大喜びしてました。

ルート66は1926年に創設されシカゴからサンタモニカ間3755kmを結ぶアメリカ南西部の発展を

促した重要な国道でしたが1985年に州間高速道路の発達によりその役目を終え廃線となりました。

現在ではルート66協会も発足し、ヒストリックルート66として国指定景観街道に指定され、愛する人

たちによりエリアごとにタイムスリップした様な町の風景が残されています。

隣にあるお兄さんのお店、ぶっ飛びおじさんでアメリカンジョークばかり言ってオーダーしたものを

なかなか出してくれませんでした。最高!

この町でガスを入れザイオン国立公園に向けて出発。当時ガソリンは1ガロン(3.8リットル)

約1.2ドル位でした。

 

 


海辺の花々

2009-03-27 04:49:28 | アメリカ横断記

海辺に咲く花たち

砂浜に行くと、この季節は薄い紫色の浜大根の花がとても綺麗に咲いています。

真青な海を前にまだ枯れ草が多い中控えめに咲いている姿を見ると春の訪れを感じます。

そしてこの西洋タンポポも同じ頃咲き始めます。

鎌倉高校前駅の上から海を見下ろすように咲くマツバギク。

海と空のブルーにこのショッキングピンクはとても良く合います。今頃から秋まで楽しませてくれます。

家の前の公園に咲き始めた桜。青空に桜っていいですね。

桜のつぼみ、ここはまだ一分咲きくらいです。満開になるのが楽しみです。

アメリカ大陸横断の旅

ハバスパイキャニオン スパイ村

嫌な予感的中。昨夜は大雨になりカミナリもひどく、そのうちヒョウも降りだしシェラフを持っていかなかっ

たので寒すぎてろくに眠ることができなかった。

朝になり前の川で顔を洗い朝食をとる。時々晴間も出たので近くのハバス滝を見に行きヒーリング

タイム。色々考えたけどシェラフもなく今日も天気が悪そうなので2泊のところを1泊で帰る事に。

テントに戻り帰る用意をはじめると、またヒョウが降ってきてテントがビショビショになってしまった。

しばらくすると急に青空になりテントに付いた雨水をふき取り帰る準備完了。荷物を抱えみんなに

挨拶をして帰ろうとテントに行くと「ムーニー滝は見た?」と聞かれ見てないと言うと、「あの滝を

見ないと日本には帰れない」くらいのことを言われ英語の先生が2キロ先の滝まで案内してくれた。

ムーニー滝。ハバス滝より落差があり迫力のある滝でした、教えてもらって良かった。

水に濡れた急な洞穴の岩壁をケーブルを伝って滝壺まで下りることができます。上からも下からも

見ることができるって素晴らしいことですよね。

みんなのテントに戻りインディアンの子供達にあげようと思い日本から持ってきたお土産をみんなに渡し

お別れをした。左のピンクの人が英語の先生、すっごく元気です。

行きに一緒に下りたフランシスは歩くのが遅く、行きは下りでみんなより半日早く下りたけど、帰りは

登りで時間がかかるのでみんなより1日早く出発していて、もうそこにはいなかった。

ビレッジに着きブリトーを食べて午後2時にヒルトップに向けて出発。お腹も満たされ足取りも軽い。

途中で馬に乗った親子に出会い女の子に日本から持ってきた万華鏡をあげるとすごく喜んでくれた。

そして少し歩くと前にフランシスがゆっくり歩いているのが見えた。まさかこんなに早く追いつくとは

思わなかった。後ろから声をかけるとすごく驚いていたけど嬉しそうだった。一緒に歩きだしたけど、

かなり疲れているみたいで足取りが遅い。

少し歩くと雨が降りだし崖の下で雨宿りしているとフランシスがもう疲れて歩けないので今日は

ここで寝て明日の朝出発すると言い出した。雨は雪に変わった、夜はかなり冷え込むことは目に見え

ている。おまけにテントもシェラフもフランシスは持っていない。寒くなるから頑張って歩こうと言っても

、もう私は無理、あなただけ行ってと言われてしまう、それはできないと言うと、行ってくれなくては困る

私はわたし、あなたはあなたなんだからと、とにかく人に迷惑をかけたくないといったかんじ。

しょうがなく自分が持っていた寝るときに敷くマットと大きなバスタオルを渡そうとすると必要ない心配

ないと言われてしまい、プレゼントだからと言うとやっと何とか受取ってくれた。そこで別れることになり

インディアンへのお土産で持っていた、まりのキーホルダーを渡し写真を一緒に撮ると「何て親切で心

のやさしい子なの」みたいなことを言われ思わず涙が出てきてしまった。涙ながらに別れ歩き始めると

雪はひどくなるいっぽう。今回の旅は悔いを残さないチャレンジがテーマだったのに、老人を一人残し

無事に帰れたかも分からないのでは悔いが残るし自分は寒くて2泊のところを1泊にしたんだからテント

もなければどうにかなってしまうと思い車まで行きシェラフをとり戻ることを決意し雪の中を2時間位歩く。

車に戻った時には手はかじかんで動かないくらいになっていた。濡れた服を着替えすぐに下山した。

そして戻り、この辺かなぁと思う所から名前を叫んで歩いていると岩陰からフランシスがひょっこり

出てきてとてもびっくりしていた。そりゃびっくりするよね。

戻る途中に雪を避けられるいい所があったのでそこまで行きマットを敷き布の分厚いシェラフを開き

2人でくるまって1夜を何とか明かすことができました。明るくなりまわりを見渡すとすぐ近くでハミング

バードが花の蜜を吸っていました。いまでもその光景は忘れられません。

6時になり出発の準備をする。まだかなり寒い、この中タオル1枚だけでは凍死してもおかしくない位の

寒さだった。本当に戻って良かったと思う。少し一緒に歩いていると、「私はゆっくり歩くから先に行って」

と言われヒルトップで待ってると言い先を歩いた。

車でこの先の準備をしていると、フランシスがフラフラしながらも無事に戻ってきました。そして「あなたに

会えて本当によかった」と言われ、また涙が出てきてしまった。

そしてフランシスと最後に記念撮影をして別れました。

この旅で一番心に残る思い出です。フランシスまだ元気だといいな。