野生鳥獣被害対策指導者育成のための研修会のお知らせ

野生鳥獣被害対策指導者育成のための研修会

医療なら、症状に合わせた検査を行い、それを医師が診断し、患者にインフォームドコンセントを行い、患者と治療の合意を形成して、処方や治療に入るというステップを踏みます。しかし、鳥獣被害対策の場合、被害の生じた集落や動物の調査、その結果を見て診断を行うことができる医療の医師に相当する専門的な技術を持った被害対策の技術者がいないため、正しい診断・対処が行われず、被害が改善されない、あるいは被害が拡大するという現象が県内でも生じています。また、正しい診断に基づき、地域住民の合意形成を図り、対策を実際に実行するのも重要なスキルです。現場で鳥獣被害対策の指導に従事する行政担当者、農業普及指導員、ＪＡ職員、地域リーダーなどを対象に、被害対策の診断、防除技術、住民の合意形成技術を身につけて頂くため、野生鳥獣被害対策指導者育成のための研修会を開催します。
１日目の研修会では、サル、イノシシ対策のための実技・講習を2コースに分けて企画致しました。２日目は、サルの被害が発生している栃尾地区の集落において集落環境診断実習を実施します。是非、ご参加下さい。

日時：平成25年10月3１日（木）～11月1日（金）
場所：栃尾産業交流センター（おりなす）　（長岡市栃尾宮沢1765番地）
企画：新潟ワイルドライフリサーチ
主催：長岡市病害虫防除協議会

＜日程＞
１日目午前：講義
　　　　　　　　野生動物管理の基本的な考え方、各鳥獣の生態の特徴、被害対策の技術について
１日目午後：実習
　　　　　　　　サル：ラジオテレメトリー・捕獲実習＆電気柵設置実習
　　　　　　　　イノシシ：電気柵設置実習＆くくり罠設置実習
　　　　　　　　※サルとイノシシの実習のどちらか１つを選択
２日目午前：講義、現地調査
　　　　　　　　集落環境診断についての講演と長岡市栃尾地区のモデル集落にて環境調査
２日目午後：集落環境診断
　　　　　　　　集落環境診断ワークショップと結果発表会


＜参加費＞
無料

＜参加申し込み＞
平成25年10月29日（火）
下記の申込書を印刷しご記入の上、申込書に記載されている問い合わせ先に
FAXまたはメールで返送お願いいたします。


---開催案内詳細----
　　
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---参加申込書---

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