ウイング マレーシア・クアラルンプール校

総合学習塾ウイングマレーシア・クアラルンプール校。マレーシア・アジア経済・政治・社会情報など幅広い話題を提供。

算数の問題2(解答・解説)

2008年11月01日 | ウイング
(この問題のポイント)
・グラフが二人の相対距離を表している。
・状況の変化とグラフの変化を対応させる。

(考え方の道筋)
・最後のグラフの傾きから姉の速さを求める。(姉だけが動いている)
240m÷2分=120m/分
・姉が妹を追いかけているときの二人の相対速度を求める。②のところ。(二人とも同じ方向へ動いている)
480m÷8分=60m/分
・妹は姉よりも遅いスピードなので、120-60=60m/分 だとわかる。
・二人の相対距離が発生した時間を考える。(この問題の場合、これを考えなくても(2)の問題は解けるが、通常は考えるのが基本)
・二人の距離が広がっている①の状態では120+60=180m/分 で二人の距離は開いていく。
720÷180=4分前であり、姉が忘れ物に気づいたのは二人が出発してから5分後だとわかる。

・グラフにわかることを順次書き込んでいき、答えまでの道筋をつくっていく。

(補足)

(2)まで自力で解答を導き出せた生徒には


(3)二人が一緒に歩いていたときの速さは毎分何mですか。

という問題を追加で出題し、考えさせます。

5分で解ければ合格ですが、実際はノーヒントで解答を出すのは難しい問題です。ヒントを与えつつ解答までの流れをつかみ、10分で解ければよしとする問題です。

最新の画像もっと見る