一流構造士&主夫への道

資格は一級、中身は三流構造設計士の仕事と家事と育児の悪戦苦闘日記

under The Pile again

2007-04-26 01:20:52 | structur

ということで、今日(昨日?)は愛媛に出張してきました。

始発便で飛んで、最終便のフライトで帰ってきて、事務所に戻って

仕事してきたらこんな時間になってしまった。


今日は、今月中旬に確認申請が下りた物件の現場引継ぎ会。

今後、どういう現場監理をしていくかを指示・連絡する重要な会議ですよ。


その会議中、現場担当者の口からこんな台詞が・・・




『 あの-、杭が打てないんですけど・・・ 』




・・

・・・

『 は?  』



その現場は機械架台に屋根&壁を設置し、建築物扱いとなった

3階建て鉄骨造の建物。

幅に対する高さの比率(アスペクト比)が高く、地震時の水平力に

よる転倒が問題となる為、杭とカウンターウェイト基礎により水平力

を処理するように構造計画を考案・設計したもの。


ただ、地中障害の確認が着工するまで出来ていなかった。




『 なんでですか? 』


『 杭の下に、杭の下にー! 』





・・


・・・



(やばい!このフレーズには聞き覚えが・・・!!(汗))




『 井戸がおる。 』



『 またかー!!( ̄□ ̄|||) 』



今度は

『 杭 UNDER THE 井戸 』 ですよ。


しかも、その深さ100m近く。

もちろん支持層なんて余裕でぶち抜いてます。


こうも立て続けに杭に悩まされるとは・・・

しかも、一本杭基礎の丁度真下に地中障害なんて、確立で言っても

普通そんなにないやろ・・・

誰か助けて・・・