一流構造士&主夫への道

資格は一級、中身は三流構造設計士の仕事と家事と育児の悪戦苦闘日記

要領のいいやつ わるいやつ

2007-04-03 23:12:39 | structur

昨日、今年の1級建築士の試験日程・案内が発表された。


昨年の今頃は『今年こそはっ!』と息まいていたのが懐かしい。


昨年、独学で1級を取得でき、方々から賛辞を頂いたわけですが、


その言葉の中にたまに、


『 設計部署は業務=勉強みたいなもんだから良いよな~ 』 

とか、

『 お前は要領がいいから良いよな~ 』


という台詞がある。





・・


・・・


自分はできた人間ではないので、こういった台詞を聞くと苛立ちを隠せない。

何故、

人が血の滲む様な努力して、

限界まで睡眠時間削って、

死に物狂いで勉強して、

嫁と娘と一緒に過ごす休日の貴重な時間を費やして(←ここ重要)

やっとこさ得た結果に対して、

こんな陳腐な台詞で片付けられないかんのや。



設計業務=勉強? そんなことあるわけない。

実務と試験内容の範囲なんて、大きく懸け離れてるし、

毎日、日が変わるまで仕事してて、平日勉強できる時間なんてほとんど無い。

人より頭が悪いから、人の数倍勉強したし、

人より要領が悪いから、人の何倍も努力した。



大概、こういった台詞を口にするのは、毎年試験を受けてるけど、

まだ無資格な人だったりする。


大した努力もせず、試験に合格できない自分を正当化する為に、

体の良い御託並べて、人の努力の価値を下げんなよ


と、言い返せばいいんだろうけど、

基本面倒くさがりなので、

『 はぁ、どうも。 』

で片付けてしまう自分はやっぱり、要領が悪いんだろうな