この思いは抑えよう、このことは忘れようと思っていたがもう我慢できない!!
みなさん既にご存知のことかと思うが現モーニング娘。のリーダー
高橋愛(22)がSTKによって高級マンションから男性と出てくるところ
を押さえられた
アイドルにスキャンダルは付き物というが、同じようなケースの元モーニング娘。リーダー、矢口真里(26)や藤本美貴(22)がリーダーの辞任と同グループの脱退という前例があるため高橋愛ならびに事務所はどう対応するのか注目されている
ここ数年のハロプロの腐敗っぷりはひどいものである
2004年の矢口(熱愛)
2006年の加護(喫煙)、村上(熱愛)
2007年の加護(喫煙)、辻(熱愛)、藤本(熱愛)
2008年の夏焼(熱愛)、有原(熱愛)
と毎年なんらかの不祥事を起こしてきていた
アイドルとは天地創造の日より清廉潔白であり、皆から崇拝されるべき偶像的存在であるという神話が今まで語り継がれてきていた
それがこのありさまで今まで彼女達の所属する事務所は
アイドルというものの解釈を広げることで海外派遣の自衛隊のごとく
その都度ごまかしごまかしで対応してきたが、もはやアイドルという
定義そのものを変えなければならない時期に来ている
たしかにアイドルのプライベートを探りたいがために執拗につきまとう
ストーキングという行為は憎むべきテロ行為そのものであり、決して
そのテロ行為に屈せず、立ち向ってテロ活動を撲滅しなければならない
なぜ我々が面と向かって話もしたことがなく、決して触れることのできないアイドルに
こんなにも熱くなるのか
それはアイドルという聖母のように清純無垢で、一片の汚れも知らないであろう貴き存在に対し、その成長を見守ることこそが我々の最大の使命だと感じ続けているからである
そんな気持ちに対し、日本のトップアイドルグループのリーダーという位置につき、次世代を担う多くの少女達からも憧れられている、さらに今年はTVドラマにも挑戦して、まさにこれからが活躍というはずの彼女がなぜこのようなことになってしまったのか、してしまったのか残念の限りである
事務所としても彼女の力量に絶対の信頼を置き、仕事も増やしこれからという時期だったはずである
それだけに悔やんでも悔やみきれない
ここで高橋愛という一人の少女のことを少し振り返ってみることにしよう
高橋が「モーニング娘。LOVEオーディション21」 にて全国25827人
の中から 第5期メンバーとして新垣里沙、紺野あさ美、小川麻琴と共にモーニング娘。に加入したのは21世紀最初の年となる2001年8月26日のことだった
それから7年弱あまり、我々が彼女に望み、夢見てきたことはなんだったのであろうか
彼女の加入当初の印象は、まだ出身地福井のなまりも抜けきれておらず、それが今の時代にはどこか時代遅れなきがするけれども、のどかで牧歌的でかわいいなと思った
そんな人里離れたところで生活していたこと、都会のスピードとは合わなかったのか、彼女は自分の感情を見ず知らずの他者に表現することを苦手としており、それゆえ先輩達とのコミュニケーションがうまくとれない危うい場面があった
しかし、そこで我々は一人の思春期の少女のまだ何も知らない純粋さ、精神の脆さ、儚さを同時に知り、いつしか心惹かれ、たとえ世界を敵に回しても彼女を守り抜きたいと思うようになったのである
また高橋は誰よりも早い時期からモーニング娘。のメンバーとしての高いプロ意識を持っていた
幼いころからクラシックバレエや合唱で培ってきた歌やダンス・・・モーニング娘。の次世代を担う存在として注目を集めるだけの実力は加入当初からあったと思う
エースと呼ばれ、後輩達からも憧れの存在なってからも、常に自己に対し高い目標を持ち続け、努力を怠らず、そのがんばりが認められたのか舞台「リボンの騎士」での主役フランツ王子役、憧れだった宝塚との初競演などまさに2006年は高橋にとって絶頂期のひとつだったであろう
そして2007年6月2日、吉澤ひとみの次を引継ぐはずだった、藤本美貴の予想外のスピードスキャンダルもあって、高橋はリーダーに急遽就任する
リーダーとは、集団を代表し、統率する存在であり、よい意味でも悪い意味でもメンバーの中で集団行動に対して最も大きな(時として圧倒的な)影響力を持つ存在である
高橋のリーダーとしての方針は誰がリーダーとか固く意識せずにみんなでモーニング娘。という集団を支えていこうというリベラルなものであり、今までのリーダーと比べると頼りない面もあったが、その分を親友であり、サブリーダーでもある新垣が飴である高橋に対して、厳しい鞭として周りを引っ張っていくことでモーニング娘。というグループを機能させた
メンバー達はこの姿勢を支持し、この1年半年あまり娘。内では大きな問題もなく、穏やかな時が流れるはずだった・・・
しかし今回のことで前々から薄々感づいていた彼女の黒い部分
疑念が確信に変わり、今までの全てのことが打ち砕かれた思いである
映画やアニメの中では夢のような技術が我々の生活を豊かにし、誰もがみな明るく平和に暮らせるようになるはずと思っていた21世紀
しかし現実は、アメリカのサブプライム問題を端とする世界金融の危機と格差拡大による貧困層の増加、紛争とそれによる悲しみや憎しみの連鎖と現実世界に希望の光を持って生きろというほうが無理な状況である
ならばせめてこのハローの世界だけでも、いつまでも楽しく明るいままでいてほしいと願っていたが、とうの昔にほころびは始まっており、今では内部機構の拝金主義、腐敗政治が進み、破綻寸前の年金制度のように修復不可能なところまで来てしまっている
信用していたものに裏切られ、我々は何を楽しみに生きていけばいいのかと思う次第である
最後に使い古された言葉ではあるがこの言葉で締めよう
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
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