自分の色

庭に大きな黒アゲハ？がやって来ました。
停まってはすぐ飛ぶのでシャッターチャンスが難しい。
この黒アゲハの羽根ってすっごくきれい！玉虫みたいに光の当たり具合で違うんです。
この子って自分の背中に付いている色は知らないんだろうな～？なんて変なことを思っていました。

先日のＧＣサルビア、取材を受けたと書きました。
これまでにもいろいろとあったんですよ。
２６年前？（もうカウントしてないから忘れました。笑）結成の年には毎日・朝日・中日新聞に取材を受けてそれが掲載されました。
そこから更にＮＨＫテレビにも。。新聞ネタから着目されたのでしょうね。
嬉しいような恥ずかしいような・・変な感じですね。
実態にかなり厚い化粧された文字に囲まれてて音の聞こえない写真がある。。
ＮＨＫのはニュースでしたので合奏の音が出てました。ヘタクソなのが。（笑）

数年前からまた年に１度ぐらいは依頼があります。
私が窓口になっているのである日突然に電話があるんですが集団活動って難しい所があります。
私が勝手に承諾したとメンバーの一人からきつくお叱りを受けたイヤな思い出もあります。
そのひと言で全体のムードが一変。最悪の中練習した日がありました。
それ以来取材を受けることに多少神経質になっています。
私はギターはいつもと同じ集りを繰り返していたいだけ。
合奏サークルのＧＣサルビアを外にアピールしてメンバーを増やしたいとか演奏の場を求めているとかは希望してはいません。
でも、そんなことではなくごく自然に知っていただくのには顔を顰めたり後ろ向きの気持ちになることは全くないはず。
積極的な気持ちまでは正直ありませんが、取材を・・と声掛けていただくことはありがたいことだと思ってその後もお受けしています。
今回もメンバーの気持ちが気になりましたが、その時間もいつもと同じ練習をして流れていきました。
後でメンバーのひと言が欲しいと言われるので午後に残っていた人達に雑談の中で自由に出してもらいました。
『充実感がある』『みんなで作り上げていく達成感がある』などいろいろ寄せられました。
どれだけメンバーが生活の息抜きとしてサルビアの集りを大切に思っているのかが伝わってきて本当に嬉しく思いました。

積極的な気持ちではない・・みたいに書きましたが、取材を受けてプラスになることは少なくないんですよ。
メンバーの意識を確認出来たことは何よりも大きいし、また担当者の方から客観的な見方は私の大きな励みになっています。

私達は黒アゲハと違って鏡を使う知恵があるのに≪自分の色≫を分っていないところがありますね。
知らないまま済んでいくのも悪くはないけど私は感じていたいかも。