そこそこ高倍率コンパクトでちゃっかりステビライザー入りというカテゴリーのA710ISなわけですが、
同カテゴリーのL5とで似たような両機種に両社の考え方の違いが出ていて興味深いなー。
初心者に限定し余計な作画機能を徹底的に排除するニコンとマニア向けに少しずつでも上位機種の機能を装備していくキャノン。
ターゲットが違いすぎるという事はおいといてもニコンで710ISと同じような作画を楽しむ為にはD50が必要になるくらいの差は大きーよなーと毎回毎回同じ事を痛感してしまう日々です。
まーここまで徹底してるからには何かコストを下げてる部分もあるんだろーなーという感じの液晶画面がそーとーに粗くピントが合ってるのか合ってないのかも良く解らず、このへんはL5に負けてる感じかも。
光学ファインダーも省かれる事無く健在なのが驚異なんだけど中心がどこだか解らないのでファインダーで撮る時はAiAFを入れておかないとピントが外れる事が多いよーな気もしてしてみたり。
しかしてマクロ向けの機能もかなり強めでちょっと、いやかなりA640の立場が危うい?
ってゆー下克上を嫌ってニコンはコンパクトを高機能にしないのかもしれないのかもしれないけど、ただ先日店頭で見てしまったS8という製品にだけは正直ちょっと嫌悪感を抱いてしまいとてつもなく悲しかったのであります。
ぶあぁぁあぁぁあって泣きたくなりつつもA710ISでのほほんとスナップしてしまうのでありました。