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バスに乗車したのは私が最初です。
すぐにドライバーさんの斜め後ろの席に着席
「だって目立つところに座らなきゃ」
「現地でおいていかれたら大変でしょ」
「ここなら私がバスに戻ってなければ気が付くはずだもの。」
ドライバーさんが名前の確認をしてくれます。
「英語が出来ないこと伝えなきゃ」
「私は英語が出来ないんです」
「OK 」
ドライバーさんはにっこり頷いてくれたよ。
暫く待つと女性が一人乗車してきました。
「英語でドライバーさんと話してる。」
「カルカッタから来た方なのかな」
「会話にその地名が聞こえて来たもの」
「カルカッタと言うことはインドの女性ね」
彼女も一人旅らしくてドライバーさんのすぐ後ろに着席。
つまり私と通路を挟んで隣です。
次には3名の親子さんがバスに乗車してきました。
ご夫婦とお嬢様らしいです。お嬢様と言っても大きい方だけれど。
「こちらの方々も英語でお話ししてる」
「カナダからのお客さんみたいね。単語が聞こえた」
「このバスのツアー客は5名なんだあ」
「インド人、カナダ人、そして私」
「もうダウンジャケットが必要な時期だから乗客は少ないんだね」
「夏はもっと一杯なんだろうなあ」
「待ち合わせ場所でバスに乗車出来て良かった」
「ドライバーさんの名簿にはちゃんと私の名前も書かれていたし」
「全員が乗車していよいよ出発」
「スコットランドの景色って雄大そうだよねー。」
「英語が分からなくてどんな旅になるんだろう」
そんな期待と不安が過ぎる出発です。
続く
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