生きてこそ I love you !

天使の宿る部屋

Driving in the silence

2011-11-10 04:05:41 | 日記
坂本真綾さんの新しいコンセプトアルバム「Driving in the silence」を買いました。


「Driving in the silence」 坂本真綾 初回限定盤 税込価格3045円 フライングドッグ

いつも同じ事を言うのですが、女性として愛しているのは、ゆかりんただ一人なのですが、坂本真綾さんは歌の大ファンです。

ゆかりんの歌う曲が、若い子向けのノリの良いポップスならば、坂本真綾さんの歌は、大人な雰囲気な曲です。
歌詞からして大人向けという感じです。

今回のコンセプトアルバムも、とてもしっとりとした雰囲気に包まれた歌が収録されていました。
つい、大きなステレオで、部屋全体に歌声を響かせて聴いてしまいました。

(*^_^*)

ひだまりゼリー

2011-11-10 02:57:09 | オススメ本
浅野真澄さんの新刊、「ひだまりゼリー」を読みました。もともとは2005年に出版されたエッセイに加筆されての文庫化だそうです。
もちろん、新品をかいましたよ!!(笑)浅野さんに、ちゃりーん!!


ネタバレ注意



「ひだまりゼリー」 あさのますみ 角川文庫 定価514円(税別)


一言で言うと、子供の頃の素敵な思い出。


浅野さんは年齢的にひとつ歳下なので、エッセイに出てくるエピソードの時代背景とかがとても理解できますので、浅野さんの思い出のはずなのに、なんだか自分まで懐かしい気持ちになりました。

お話を読んでいて、ひとつひとつに、分かる分かる!!(笑顔)と、納得の連続。
おもしろいのが、読んでいる最中、文章を浅野さんの声をイメージして読んでいたということです!(笑)


子供の頃の思い出は、当時の本人には真剣な疑問や悩みだったはずなのに、今、思い出してみると、それはとても素敵な思い出に変わっている。
たぶん、これを読んだのが高校生や20歳くらいだったら、きっとそうは思わなかったんだろうな?

30歳をすぎたあたりから、子供の頃の記憶がだんだんと、変化して、記憶の物語の捉え方、見る視点が変化してくる。
思い出の出来事の事実が変わるのではありません。

あの頃は嫌だと思ったり、楽しかった事、悲しかった事、怖かったこと。
そのどれもが、俯瞰して物事を見ることができる。

その出来事があったから、いまの自分がいる。あのときそう思ったから、いま、こうして続けてきた自分がいる。
起こった出来事の事実に、意味合いを変化させる事ができるのです。

あの頃に、分からなかったお父さん、お母さんの気持ち。

今だから、分かる。今だから、こう思える。

それは月日を重ねて、成長したという事のあかしです。

このエッセイを読んでいると、浅野さんの子供の頃のエピソードを読んでいるはずなのに、自分の子供の頃はどうだったかな?と、しきりに自分自身の子供の頃の記憶をたどってしまいます。

お話の中に、浅野さんの失恋のお話がありました。とても、リアルな心模様を綴られていました。
これを読んだ時に、私はこう思いました。

なんだ!!人は誰かを好きになって、恋をすれば誰だって心が激しく揺れ動くじゃないか!?と、、、。

私がゆかりんを愛して、その心模様をツイッターで、赤裸々に呟いていたとき、みんな私を「頭がおかしい」「キモイ」だのさんざんな事を言っていましたけど、、、。

私をそんな風に言っていたひとは、本当の恋をしたことがないのかもしれませんね。
人を好きになるって、本当に普段の心の状態ではいられませんよ。

次にこころに響いたのは「テリーが教えてくれたこと」でした。
このテリーさんのことばで、「転がる石に、苔はつかない」
やりたいことを、あきらめるなんてつまらない。同じところばかりいたら、苔が生えてしまう。

引用させていただきました。

この言葉は、こころに響きました。

先ほどのブログの記事に、「夢をあきらめるとき」なんて書いたばかりなのに、こんな素敵な言葉を読んでしまったら、また、諦められないよ。

頑張ってしまいそうです。

ほんとうに、冷静に考えると素朴なお話達なのですが、それはめまぐるしい毎日の日常に、ふと、意識的に子供の頃の記憶を思いだしてみたら、思い出が素敵なお話に変わっていた。

キラキラと輝いていた。

そんな素敵な思い出を、本にしてみました。

そんなキャッチフレーズを連想させてくれる、素敵な本でした。

ぜひ、みなさんも、新品を買って読んでみてください。
(*^_^*)