カレー屋(EXA)

エキプロ5で遊ぶブログでした。もはやその名残りはほぼない。

Crossing life

2021-07-26 18:30:00 | スポーツその他
カレーです。

なんやかんやの14連勤を終え、
“17:00まで何もしない”という誓いを昨日立てて、
布団から身じろぎせずオリンピックを眺めながら、
迎えた17:00に書き出してみました。

コンビニで飲み物を買うお会計時、
“Suicaで”という声すらまともに発声できないくらい、
人間らしさは取り戻せてない。



さて、わりとこの2〜3年、
かねてから見てみたいと思っていたシングルマッチが
実現する機会が増えているような気がしていますが、
今夜19:00開催のDAMNATION不法集会においても、
注目のシングルマッチが組まれることとなりました。

DAMNATIONの“カリスマ”佐々木大輔選手が相対するのは、
“藤田プロレス☆スクール教頭(おしえがしら)”藤田ミノル選手。

団体を股にかけるユニット(?)の実質的な首魁同士の一戦になります。



DAMNATION不法集会は2017年に初の開催となり、
以降、不定期ながら年1〜2回程度開催を続けています。

DDTグループにおいてはヒールの立ち位置ながら人気ユニットとなり、
何度か解散の危機を迎えつつも、なんやかんや乗り越えながら、
ベルト戦線に絡み続けるDAMNATION。

その首魁として、“カリスマ”として戦う佐々木大輔が、
(だいたいいつも自由であるように見えるものの)ビアガーデンプロレスとともに、
自由に自分のやりたい相手と、
自分のやりたいプロレスを展開できる空間でもある不法集会。

佐々木大輔選手が作るこの空間には、
自身やDAMNATIONの仲間たちがこれまでのキャリア…

SUPER CREW、DDTはもちろん、
メキシコでのキャリアや、紅白プロレス合戦、そして西調布etcetc

特に、インディーで培ってきたキャリアで結んできた縁が
カタチになっているあたりが、個人的には大変心地よく。



一昨年、DDTグループとそのレギュラー参戦選手を一同に会し、
総力を結集して開催されたUltimate Partyで行われた
ハードコア4WAYタッグで両者は邂逅。

戦前から佐々木大輔選手は、インディーを主戦場にし、
その中でどの団体でも活躍し、生き残り続ける藤田ミノル選手の“凄さ”に言及、
“藤田さん”と敬称付きで呼びながら、対戦相手の中で唯一、
敬意と興味を向けていたのが印象的でした。

しかしなんとなく似た雰囲気がありながらも、
やはりなんとなく、試合での直接的な接点を
これまで持っていた印象もありません。

シングルでの対戦経験はあるのか、ないのか…

なればこそ、不法集会で自ら戦いたい相手として、
一騎打ちの相手に選ぶのも頷けるところです。



二人の共通項として、真っ先に思い浮かぶ名前は、ヤス・ウラノ選手。
ただ、三人が同時にいる空間ってあったんだろうかどうなんだろうか。

そして、大家健選手。
なんとなく、3人に共通するワードとして“西調布”が思い浮かびます。

続いて、ここ最近の急接近に伴い、
おそらくは一番強い共通項となるでしょうなのが
“レスリングマスター”ディック東郷選手。
佐々木大輔選手とは言わずと知れた師弟でありますが、
藤田ミノル選手とも、藤田プロレス☆スクールの第3代校長と教頭(おしえがしら)ということで、
変則的ですがまあ、師弟関係と言えなくもない。
(実際にみちのくプロレスで指導をうけてましたし)

あともう一人思い浮かぶ名前は…

高梨将弘選手。

佐々木大輔選手と高梨選手は、かつてはともにタッグも組んでいて、
またともに酒豪。

ビアガーデンプロレスでの“ドリンキングマッチ”で
二人のシングルマッチ(?)が行われるのが恒例で、
例年、高い技術力から展開される、泥酔によるグダグダな試合で
会場を混乱の渦に巻き込んできました。

佐々木大輔選手と高梨選手は、かつてはともにタッグも組んでいて、
今ではすっかり袂を分かったとはいえ、切っても切れない関係にあります。

藤田ミノル選手は昨年、日本インディー大賞を獲得しましたが、
その飛躍の要因として、2020年2月に行われた、
高梨選手とのユニオンMAX選手権を挙げており、
この一戦がなければ“デスマッチヘビー級に挑戦することすらなかった”と
述懐しています。

様々な団体を跨りながら活躍を続ける今現在、
プロレスリングBASARAでのシングルトーナメント頂天2021で優勝。
もし塚本拓海が持つ王座を獲得した暁には、
獲得した賞金50万円を駆使して興行をジャックし、
高梨将弘選手を対戦相手に指名することを公言しています。

…おそらくは、一つのゴールを、そこに設定しています。



主戦場を異にする二人にとって、
ともすれば突然の邂逅とも言える、スペシャルなシングルマッチ。

でも、それまでの人生と同様に、この突然の邂逅が、
また突如として結びつき、新たな意味を生むのもまた、プロレスの常。



19:00、新宿。



2つの人生が交差する瞬間が、楽しみです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 観戦メモ2021:上半期 | トップ | 観戦メモ2021:7月 »
最新の画像もっと見る

スポーツその他」カテゴリの最新記事