カレーです。
今年もこの季節がやってまいりました。
ネット・プロレス大賞2022、投票の季節です。
このブログに“観戦メモ”を綴っているのはそもそもこの投票のためなのですが、
最近めっきり遅筆になってそのメモすらまともに時期通りアップできない。
本当によろしくない。
でも、今年もなんとか投票致しましたので、
内容のご報告になります。
2010
佐藤光留/佐藤光留vs東郷/三四郎&澤/松本都/マッスルハウス10/DDT/愛LOVE寂聴クリニック
2011
澤宗紀/関本&高梨vs飯伏&ディーノ/関本&岡林/世IV虎/3.27DDT・後楽園/スターダム/男色牧場classic vol.1 安部ユキヒロの憂鬱
2012
■MVP
【1位】ダニエル・ブライアン(WWE)
【2位】オカダカズチカ(NJWP)
【3位】エル・ジェネリコ(フリー)
■最優秀試合
【1位】9.27 DDT(後楽園)
飯伏幸太(C)vsエル・ジェネリコ
【2位】5.4 ユニオン(後楽園)
宮本裕向(C)vs大家健
【3位】8.24 大日本(後楽園)
岡林裕二、忍vsバラモン兄弟
■最優秀タッグ
【1位】ヘル・ノー(ダニエル・ブライアン、ケイン)
【2位】モンスターアーミー
【3位】サスケ、ヤッペーマンズ、超人関本
■最優秀新人
【1位】橋本和樹
【2位】夕陽
【3位】福田洋
■最優秀興行
【1位】4.1 DDT(後楽園)
【2位】8.27 FREEDOMS(後楽園)
【3位】5.4 ユニオン(後楽園)
■最優秀団体
【1位】新日本プロレス
【2位】DDT
【3位】WAVE
■最優秀メディア
【1位】リング☆ドリーム 女子プロレス大戦
【2位】KING OF PROWRESTLING
【3位】朝日ニュースター(飯伏幸太の解説)
2013
■MVP
木高イサミ/ダニエル・ブライアン/ブリー・レイ
■最優秀試合
1.3 DDT(後楽園ホール)飯伏幸太vsヤスウラノ
11.4 みちのくプロレス(岩手県営体育館)拳王、フジタ”Jr”ハヤトvsザ・グレート・サスケ、新崎人生
5.3 ユニオンプロレス(後楽園ホール)ケニー・オメガvs木高イサミ
■最優秀タッグ
ヤンキー二丁拳銃(宮本裕向&木高イサミ)/モンスターアーミー(アントーニオ本多&佐々木大輔 +α)/潮崎豪&宮原健斗
■最優秀新人
今成夢人/福田洋/夕陽
■最優秀興行
8.17 DDT(両国国技館)
1.4 新日本プロレス(東京ドーム)
3.28 USA(新木場1stリング)
■最優秀団体
ガンバレ☆プロレス/新潟プロレス/DPG
■最優秀メディア
リング☆ドリーム/サムライレトロアワー 飯伏幸太特集/ジャイアントキリング
2014
■MVP
スーパー・ササダンゴ・マシン/HARASHIMA/ディーン・アンブローズ
■最優秀試合
5.18 ユニオンプロレス(後楽園ホール)スーパー・ササダンゴ・マシンvs竜剛馬
5.18 ユニオンプロレス(後楽園ホール)石川修司vs大家健
10.19 DDT(大森ウータンフェスタ)飯伏幸太、佐々木大輔 vs 力、今成夢人
■最優秀タッグ
力&今成夢人/ムーの太陽(ザ・グレート・サスケ&バラモン兄弟)/青木篤史&佐藤光留
■最優秀新人
力/坂崎ユカ/今成夢人
■最優秀興行
11.19 プロレスキャノンボール興行(DDT他)(大船渡市民体育館)
5.18 ユニオンプロレス(後楽園ホール)
4.6 ガンバレ☆プロレス(北沢タウンホール)
■最優秀団体
ガンバレ☆プロレス/ユニオンプロレス/DDT
■最優秀プロレスを伝えたで賞
プロレス・キャノンボール撮影関連~Twitterタグ「#pwcb2014」/女子プロレス大戦 リング☆ドリーム/2014年6月29日DDT後楽園ホール大会「スーパーササダンゴマシン 煽りパワポ」 - YouTube
2015
■MVP
大家健/HARASHIMA/セス・ロリンズ
■最優秀試合
10.25 DDT(後楽園ホール)竹下幸之介 vs 入江茂弘
2.28 東京女子プロレス(新宿FACE)坂崎ユカ vs 中島翔子
7.4 WWE(両国国技館)ケビン・オーウェンス vs フィン・ベイラー
■最優秀タッグ
美威獅鬼軍(赤井沙希&清水愛&KANNA)/#大家帝国(大家健&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン)/ニューデイ(コフィ・キングストン&ビッグE&エグゼビア・ウッズ)
■最優秀新人
中島翔子/橋本千紘/「ことり」
■最優秀興行
11.17 DDT(#大家帝国)(後楽園ホール)
2.28 DDT(リングドリーム)(新宿FACE)
10.4 ユニオンプロレス(後楽園ホール)
■最優秀団体
東京女子プロレス/大日本プロレス/ユニオンプロレス
■最優秀プロレスを伝えたで賞
女子プロレス大戦 リング☆ドリーム/プロレスキャノンボール2014/爆音セレナーデ(東京女子プロレスドキュメンタリー)
2016
■MVP
AJスタイルズ/石川修司/ケニー・オメガ
■最優秀試合
7.23 東京女子プロレス(横浜ラジアントホール)中島翔子 vs 坂崎ユカ
8.3 酒場プロレス(プロレスリングBASARA)(新木場1stリング)彰人 vs 宮本裕向
5.21 DDT(春日部ふれあいキューブ)石井慧介、入江茂弘、高尾蒼馬 vs 彰人、平田一喜、安部行洋
■最優秀タッグ
DAMNATION(佐々木大輔、石川修司、遠藤哲哉、マッド・ポーリー)/大家健、KAI/藤本つかさ、中島安里沙
■最優秀新人
アーサ米夏/黒音まほ/優宇
■最優秀興行
10.2 ガンバレ☆プロレス(後楽園ホール)
6.19 我闘雲舞(前橋市日吉体育館)
3.1 DDT(野郎Z)(新木場1stリング)
■最優秀団体
ガンバレ☆プロレス/我闘雲舞/NXT
■最優秀プロレスを伝えたで賞
俺たち文化系プロレスDDT/スーパー・ササダンゴマシン/おにぎりプロレス
2017
■MVP
竹下幸之介/石川修司/宮原健斗
■最優秀試合
7.2 DDT(新宿村スタジオ)竹下幸之介 vs マイク・ベイリー
3.31 ハヤブサ一周忌追悼興行(熊本市流通情報会館)さくらえみ vs 里歩
9.2 W-1 (横浜文化体育館)芦野祥太郎 vs 黒潮イケメン二郎
■最優秀タッグ
リアル・ノーフィアー(高山善廣&男色ディーノ)/みらクりあんず(中島翔子&坂崎ユカ)/ことりほ(里歩&「ことり」)
■最優秀新人
伊藤麻希/紺乃美鶴/野崎広大
■最優秀興行
8.4 DDT(新宿FACE(ビアガーデン酒呑童子DAY))
10.1 我闘雲舞(市ヶ谷チョコレート広場)
11.3 ガンバレ☆プロレス(新木場1stリング)
■最優秀団体
東京女子プロレス/全日本プロレス/ランズエンド
■最優秀プロレスを伝えたで賞
Number Plus「プロレス総選挙2017」/72時間ホンネテレビ/アンドレザ・ジャイアントパンダ
2018
■MVP
竹田誠志/竹下幸之介/高梨将弘
■最優秀試合
8.4 DDT(新宿FACE)佐々木大輔vsアントーニオ本多
5.2 フリーダムズ(後楽園ホール)竹田誠志vsビオレント・ジャック
4.10 DDT(新木場)竹下幸之介vs樋口和貞
■最優秀タッグ
坂崎ユカ&瑞希(Magical Sugar Rabbit)/クレイジー・ラヴァーズ(竹田誠志尾&塚本拓海/沙紀&水森由菜
■最優秀新人
駿河メイ/ラク/有田ひめか
■最優秀興行
7.8 高梨将弘自主興行(DDT)(両国KFCホール)
10.5 我闘雲舞(市ヶ谷チョコレート広場)
7.7 九州プロレス(福岡国際センター)
■最優秀団体
九州プロレス/全日本プロレス/東京女子プロレス
■最優秀プロレスを伝えたで賞
DDTLIVEマジ卍(abemaTV)/レスラーズ・グラフィカ/アイドルレスラー展(ヴァニラ画廊)
2019
■MVP
里歩/アントーニオ本多/藤田ミノル
■最優秀試合
7.2 我闘雲舞(新宿FACE)さくらえみvs里歩
6.8 ハードヒット(新木場1stリング)松本崇寿vs岡田剛史
12.28 BASARA(後楽園ホール)高梨将弘vs木?イサミ
■最優秀タッグ
チーム200キロ(橋本千紘&優宇)/藤田プロレススクール/りんごとはちみつ(アントーニオ本多&駿河メイ)
■最優秀新人
水森由菜/ルルペンシル/舞海魅星
■最優秀興行
2.16 マッスル(両国国技館)
3.9 モーニング闘争2019(スポルティーバアリーナ)
8.20 ぽっちゃり女子プロレス(新木場1stリング)
■最優秀団体
ぽっちゃり女子プロレス/AEW/OWE
■最優秀プロレスを伝えたで賞
新根室プロレス/ディック東郷「東郷見聞録~世界一周プロレス放浪記~」/Fate / Grand Order THE STAGE 絶対魔獣戦線バビロニア(赤井沙希出演)
2020
■MVP
藤田ミノル/さくらえみ/杉浦透
■最優秀試合
2.18 BASARA(新木場1stリング)高梨将弘vs藤田ミノル
2.15 藤田プロレス☆スクール(2AWスクエア)翔太vs本田アユム
9.22 BASARA(後楽園ホール)阿部史典vs中津良太
■最優秀タッグ
SOS(ツトム・オースギ&バナナ千賀)/アストロノーツ(阿部史典&野村卓矢)/W☆YUNA(まなせゆうな&水森由菜)
■最優秀新人
薄井鉄央/小石川チエ/桐原季子
■最優秀興行
9.21 まっする(品川グランドホール)
11.20 東京女子プロレス(新宿FACE)
7.19 チョコレートプロレス(市ヶ谷チョコレート広場)
■最優秀団体
チョコレートプロレス/まっする/崖のふち女子プロレス
■最優秀プロレスを伝えたで賞
チョコレートプロレス/藤田プロレス☆スクールYouTube/世志琥Tiktok
2021
■MVP
塚本拓海/趙雲子龍/高岩竜一
■最優秀試合
7.5 九州プロレス(西鉄ホール)玄海vs真霜拳號vsGAINA
1.3 チョコプロ(市ヶ谷チョコレート広場)藤田ミノルvsさくらえみ
8.14 東京女子(後楽園ホール)中島翔子vs渡辺未詩
■最優秀タッグ
BestBros(駿河メイ&バリヤン・アッキ)/藤田ミノル&山下りな/アストロノーツ(阿部史典&野村卓矢)
■最優秀新人
前口太尊/SHINGO/大空ちえ
■最優秀興行
11.1 真琴15周年記念興行(後楽園ホール)
5.14 チェリーバースデー興行(王子ベースメントモンスター)
1.29 チョコレートプロレス(新木場1stリング)
■最優秀団体
チョコレートプロレス/ガンバレ☆プロレス/プロレスリングBASARA
■最優秀プロレスを伝えたで賞
チョコレートプロレス/九州プロレスYou Tube/藤田プロレス☆スクールYouTube
で、
2022年の投票内容が、
下記となります。
2022
■MVP
渡瀬瑞基/樋口和貞/今成夢人
私の中で2022年のMVPは、渡瀬瑞基選手。
2021年11月のガンバレ☆プロレスへの電撃移籍から、
何か一気に歯車が噛み合い出したというか、
これまでも十分狂気を帯びていたような試合ぶりに更に拍車がかかったというか。
“何もここまで”というその戦いには息を呑むし、
今、絶対見逃せない、試合がみたいと思わせてくれた度合いがめちゃめちゃ強かった。
8.17天龍プロジェクトのvs佐藤光留を見れなかったことは、
2022年屈指の“見れなくて悔しい”という感情。
年末に得たのはシングルベルトという待望の結果を以て、1位に推すことに決めました。
2位に挙げた樋口和貞選手についても、今成夢人選手についても、
これまで十分に積み上げてきたものがついに結果という形に現れた、
象徴的な1年。
この3人の中で順番だけとにかく悩みました。
■最優秀試合
7.1 みちのくプロレス(後楽園ホール)MUSASHIvsフジタJrハヤト
9.29 我闘雲舞(新木場1stリング)バリヤン・アッキvs米山香織
4.29 スターダム(大田区総合体育館)AZMvs駿河メイ
毎年悩ましい最優秀試合。
1位、2位は割とすぐに決めた。
7月の後楽園ホールのあの試合は、
あの会場で観てしまったら、もはやベストバウトと言わざるを得ない。
本当に信じられないものを見た気持ち。
インディー大賞授賞式でハヤト選手は「怪我があったから」の授賞と
悔しがっていらっしゃいました。
確かに、注目の集まり方としてはそうだったのかもしれない。
ただ、フジタJrハヤトが本当にそのままフジタJrハヤトだったことは、
最初の蹴り一発見た時点で、会場のおそらくほぼ全員が理解したと思われます。
そして、王者・MUSASHIが、素晴らしく強い王者だった。
その疑いようのない事実はあまりにも鮮烈で。
…目の辺りにしてしまったら、もはや拭い去る余地はありません。
ベストです。
2位は年齢性別体格国籍といった“差異”を超越したスーパーアジア王座戦。
パワーやリーチやスピードなど、
ともすれば“能力差”といっていい違いがあるはずなのに、
…いや、違いがあるからこそ生じる
予測不可能で目まぐるしく入れ替わる攻防。
どの局面でもずっと新しさしか感じなかった。
バリヤン・アッキというプロレスラーのポテンシャルを今までで1番感じた試合。
そして、米山香織まじ凄い。
3位、悩みましたねー、悩みました。
でもエモーショナルな部分よりも、1位や2位の試合同様に、
“鮮烈さ”を覚えた試合を優先しました。
ツイート散々しましたけれど、
そこそこ試合を見ていたつもりで、
それでもまだ私は、駿河メイというプロレスラーの本領を見誤っていた。
そしてそれを相手にするAZM選手のあの度量はほんとなんなのっていう。
まだ20歳になったばかりなのに、底知れない。
その他、3位票どうしようか悩んだ試合ーズは以下の通りです。
1.3 九州プロレス 新宿 真霜拳號vs玄海vsGAINA
1.8 ガンプロ 北沢 クリス・ブルックスvs新納刃
2.13 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvsバリヤン・アッキ
4.9 ガンプロ 新木場 大家健vs渡瀬瑞基
4.23 YMZ 王子 佐藤光留vs高梨将弘
4.30 ハードヒット 新木場 阿部史典vs田村男児
5.3 ガンプロ 後楽園 大家健vsマッスル坂井
5.26 我闘雲舞 新宿 高梨将弘&クリス・ブルックスvsMIKAKI&タノムサク鳥羽
6.1 DDT 後楽園 MAOvs高梨将弘
7.18 BASARA 後楽園 トランザム★ヒロシvs剛馬vs旭志織
[7.18後楽園:間違いなく後世まで語り継ぐ]
7.18 我闘雲舞 板橋 高梨将弘&クリス・ブルックスvs大家健&水森由菜
8.13 ガンプロ 後楽園 高尾蒼馬vs翔太
9.15 我闘雲舞 新宿 駿河メイvs水森由菜
10.2 ガンプロ 板橋 ハートリー・ジャクソンvsまなせゆうな
10.4 グローカルタッグトーナメント 後楽園 のはしたろう&GAINAvsいたばし印刷マン&いたばし不動ッピー
10.9 東京女子 TDC 中島翔子vs坂崎ユカ
10.11 BASARA 新木場 中津良太vsヤス・ウラノ
11.16 FREEDOMS 後楽園 ドリュー・パーカーvs竹田誠志
11.22 高梨将弘興行 新宿 MAOvs駿河メイ
11.22 高梨将弘興行 新宿 関本大介vs高梨将弘
■最優秀タッグ
CDK(高梨将弘&クリス・ブルックス)/チーム200kg(橋本千紘&優宇)/帯広食堂総本店(帯広さやか&藤田ミノル)
CDKの試合が私はどうやら好きすぎる感じがする。
ベストバウト選んでて思い知った。
チーム200kg今年1,2回しか見ていないんですが、
その僅かな回数だけで、圧倒的な強さに感動してしまった。
あと優宇選手はMVP票を回したいくらい今年の活躍ぶりが顕著でいらした。
タッグ部門は私インパクトを何より例年重視しがちなんですが、
そのインパクト度合いでぶっちぎりのお気に入りは帯広食堂総本店。
ほぼほぼ毎回出落ちみたいになるのがすごい。
それがいい。
かと思えば、シェフ帯広がなんやかんや大奮闘を見せる試合が多いので、
フジタ皿洗いの冬眠が明けましたら、再結成楽しみ。
■最優秀新人
佐藤大地/一寸蒼天/今井礼夢
2021年デビューの現役中学生、
佐藤大地のポテンシャルが計り知れません。
デビュー2年目の伊藤貴則を見たとき“和製・ケビン・オーウェンズだ!”と思いましたが、
佐藤大地選手もそういう器の大きさを感じます。
今井礼夢選手もまたちょっとグッとくる要素が溢れてる。
色々大変なHEAT-UPですが、
昨年個人的に2位にあげたSHINGO選手も、
他の新人である酒井選手も秦野選手も、みんなそれぞれとてもいい。
HEAT-UPには未来がたくさん溢れてる。
そして、九州プロレスの新人・一寸蒼天。
試合を観たのは2023年になってからでしたが、良い。
とても良い。
まず最初にインパクトがあったのは、
話し方の落ち着きのよさと度胸の座りっぷり。
どさくさで試合に巻き込まれたときの巻き込まれっぷりも素晴らしく、
また、受け身の美しさも目を見張りました。
実際試合になると、戦う姿勢の良さにまたグッときまして、
もう、とても気に入ってしまった。
■最優秀興行
7.10 ガンバレ☆プロレス(大田区総合体育館)
5.4 我闘雲舞(板橋グリーンホール)
3.19 東京女子プロレス(両国国技館)
ここも例年悩ましい部門。
“勝負の年”の大一番を走りきった、
ガンバレ☆プロレスWRESTLE SEKIGAHARAに1位票を。
声援OKだったこともあり、とにかく声を張上げっぱなし。
懐かしい顔ぶれやお家芸の全面対抗戦、大一番、
そして“オリジナル”二人の対戦。
声は枯れてても“大家”“今成”って叫べるんだなって、
そういえばそんな声の出し方も思い出しましたよ。
2位は2年ぶりの再開となった我闘雲舞再始動戦。
板橋グリーンホールが舞台を開放するほどのフルハウスとなった大会は、
チョコレートプロレスとして2年間届け続けてきた“幸福”の詰め合わせ。
楽しさと幸福のびっくり箱。
3位は東京女子プロレス最大のビッグマッチとして、
ついにたどり着いた始まりの地・両国国技館での単独興行。
いまから10年前にこの場所でデビューした
中島翔子と山下実優が争う王座戦もさることながら、
美威獅鬼軍オールスター勢揃い、
最初で最後の爆れつシスターズ対決…
あ、文字打ってて泣きそう。
もちろんこれからも営々と続く団体の活動の中で、
一つのマイルストーン、集大成を見せつけられた大会でした。
■最優秀団体
ガンバレ☆プロレス/YMZ/我闘雲舞(チョコレートプロレス)
1位はそんなわけで勝負の1年を完走したガンバレ☆プロレス。
岩崎孝樹選手という大きな大きな戦力が団体を旅立つことになったのは
もちろん影響があろうとは思いますが、
ガンジョでは長谷川美子選手が、
ガンプロでは中村宗達選手がそれぞれ再デビュー&デビュー。
また後楽園3大会、大田区総合体育館大会というビッグマッチを経ながらも、
通常の大会、例えば王子などの比較的小規模な会場でも、
ぽっちゃり女子プロレスを開催した蕨でも、
どこでやってもそのハイカロリーなエネルギー量は変わらない。
“がっつり自分の好きなプロレスがみたい”と思ったら、
もう迷わず、足を運ぶのはここです。
2位票はYMZ。
“団体ではなく集団”というポリシーを尊重して
頑なに今まで投票してこなかったんですが、
今年はついに我慢できなくて投票してしまった。
ご覧になられたことがない方は、カードだけでも並びを見てほしい。
佐藤光留vs高梨将弘
佐藤光留vsヤス・ウラノ
真霜拳號vs新納刃
藤田ミノルvs松澤さん
…
みたいなとんでもないカードが、
いきなりドーンと投入される恐るべき集団です。
あと、アミスタ川崎で2022年に30大会くらい開催してて、
総大会数も50以上。
なにこの集団。
3位は我闘雲舞/チョコプロ。
一番の朗報は、我闘雲舞の再開。
そして新人・四ツ葉ミヤのデビュー。
代表・さくらえみ選手不在の中でもチョコプロも営々と続き、
今春には3周年&300回。
試合数がとんでもないので、選手の成長スピードも著しい。
一方で、水森由菜選手が団体を離れたこともやはり大きな出来事。
その大きな存在がポッカリ抜けたところを、
どのように補うことになるのでしょうか。
この3団体(うち1集団)とプロレスリングBASARAと九州プロレスとハードヒットが
個人的には必須栄養素みたいなものなので、
脈々と続いていただきたい。
■最優秀プロレスを伝えたで賞
チョコレートプロレス/AEW Fight Forever/プロレス教習所
いつもこの部門、投票したあとで“あれもあった!”って気づく。
1位は今回もチョコレートプロレス。
メディアを通じてプロレスを摂取する機会が減ってきましたが、
“ピープルズ”大会含め、相変わらず新たな試みが多彩。
CDKvs帯広さやか&デスワーム♀の一戦は、
映像作品として評価されてほしい。
2位は…まだ、世に出ていないものですね。
AEW Fight ForeverはAEWが監修するプロレスゲームですが、
2022年の東京ゲームショウに出展されました。
その、プロモーションへの票です。
めっちゃ貴重で面白かった…
だからゲームは間違いなく買う。
元々ここはエキプロ(同じユークスのゲーム)のページだし。
3位は、プロレス教習所。
新型コロナウイルスとの向き合い方の変化から、
メディアを通じたプロレスが淘汰されつつある一方で、
何故か興行が拡大したり、
“太陽と離れ小島”というムーブメントや訴訟などなど、
配信を通じて得た連帯が脈々と続いているという恐ろしさ。
ああ、もう文字数がない。
えーとえーと、2022年のベスト入場は美威獅鬼軍勢揃い。
本年も宜しくお願い致します。
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