カレー屋(EXA)

エキプロ5で遊ぶブログでした。もはやその名残りはほぼない。

観戦メモ2021:8月

2021-09-03 14:30:00 | スポーツその他
夏。
カレー。
35歳。

他人の数字だと思うとそうでもないんだけど、
自分の数字だと思うと、重い。 



…ということで黄昏れながら、
8月終了。

14興行。

割とお盆の関係ない仕事なので地味に忙しかったんですが、
このご時世で出張がなくなったことに伴い、
真夏変態祭には行くことができたので、
夏感は満喫できました。

ただ、今月の日程的にはコレガプロレスに行くチャンスだったんですが、
やっぱりご時世的に躊躇いが生じましたため、
悩みに悩んで、泣く泣く断念。

しかし悩んだ割に翌週に夏休みを取る(例によって“ポイント”が貯まった)ので、
少しは状況に好転がありますことを願うばかりです。



【ベストバウト候補】
1.2 大日本 後楽園 藤田ミノルvs塚本拓海
1.3 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvsさくらえみ
1.3 DDT 後楽園 アントーニオ本多vs趙雲子龍
1.4 東京女子 後楽園 山下実優vs伊藤麻希
1.4 東京女子 後楽園 坂崎ユカvs辰巳リカ
1.9 DDT 後楽園 上野勇希vs翔太
1.10 ガンプロ 板橋 翔太vsミス・モンゴル
1.24 ガンプロ 板橋 日高郁人vs勝村周一朗
1.29 チョコプロ 新木場 駿河メイ&バリヤン・アッキvs水森由菜&クリス・ブルックス
1.31 チョコプロ 新木場 駿河メイvsがばいじいちゃん
2.7 DDT 蕨 竹下幸之介vsバリアン・アッキ
2.11 東京女子 後楽園 山下実優&伊藤麻希vs沙希様&メイ・サン=ミッシェル
2.11 東京女子 後楽園 天満のどか&愛野ユキvsハイパーミサヲ&シン・ウルトラショヲコ
2.16 AEW 蕨 さくらえみvs朱崇花
2.20 東京女子 成増 天満のどか&愛野ユキvs坂崎ユカ&瑞希
2.21 ガンプロ 成増 翔太vs超人勇者Gヴァリオン
3.3 スターダム 武道館 オールスターランブル
3.7 BASARA 高島平 藤田ミノルvsトランザム★ヒロシ
3.7 BASARA 高島平 阿部史典vs井坂レオ
3.14 DDT 後楽園 勝俣瞬馬vsクリス・ブルックス
3.14 DDT 後楽園 上野勇希vs岡田佑介
3.21 ガンプロ 板橋 怨霊vs翔太
3.23 FREEDOMS 後楽園 杉浦透vs植木嵩行
3.26 永島千佳世興行 新宿 桃野美桜vs高瀬みゆきvs星月芽依vs駿河メイ
3.26 永島千佳世興行 新宿 関本大介vs井坂レオ
3.27 チョコプロ 市ヶ谷 米山香織vs水森由菜
3.27 グレースプロジェクト 新木場 杉浦透&石井慧介&レッカvs入江茂弘&T-Hawk&エル・リンダマン
3.28 チョコプロ 市ヶ谷 瑞希vs駿河メイ
3.28 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvsバリヤン・アッキ
4.1 東京女子 新木場 辰巳リカvsらく
4.1 東京女子 新木場 山下りなvs乃蒼ヒカリ
4.2 大日本 新木場 竹田誠志vs藤田ミノル
4.4 アクトレスガールズ 後楽園 高瀬みゆきvsSAKI
4.5 九州プロレス 西鉄ホール ばってん×ぶらぶらvsがばいじいちゃんvsザ・グレート・サスケ
4.7 ガンプロ 後楽園 佐々木貴vs大家健
4.11 チョコプロ 市ヶ谷 小石川チエvs林亜佑美
4.12 チョコプロ 市ヶ谷 バリヤン・アッキvs小石川チエ
4.12 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイvs林亜佑美
4.17 東京女子 後楽園 天満のどか&愛野ユキvs沙希様&メイ・サン=ミッシェル
4.18 チョコプロ 市ヶ谷 バリヤン・アッキ&駿河メイvsPSYCHO&CHANGO
4.24 ガンジョ 板橋 勝村周一朗vsチェリー
4.29 チョコプロ 市ヶ谷 バリヤン・アッキ&駿河メイvsアントーニオ本多&桐原季子
4.29 カラーズ 新木場 SAKIvs水森由菜
5.2 チョコプロ 市ヶ谷 バリヤン・アッキ&駿河メイvs藤田ミノル&山下りな
5.2 ハードヒット 新木場 佐藤光留vs川村亮
5.14 チェリーBD興行 王子 大家健vs水森由菜
5.14 チェリーBD興行 王子 がばいじいちゃんvs駿河メイ
5.14 チェリーBD興行 王子 チェリー&木高イサミvs山下りな&宮本裕向
5.18 BASARA 新木場 阿部史典vs野村卓矢
5.23 みちのく みちのくプロレス道場 MUSASHI&郡司歩vs藤田ミノル&水森由菜
5.27 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイvs梅咲遥
5.29 ガンプロ 王子 大家健&今成夢人&翔太&水森由菜vs石井慧介&入江茂弘&岩崎孝樹&HARUKAZE
5.30 YMZ 王子朝 佐藤光留vsヤス・ウラノ
5.30 YMZ 王子昼 佐藤光留vs優宇
5.30 カラーズ 新木場 SAKIvs櫻井裕子
6.4 みちのく 後楽園 新崎人生vsザ・グレート・サスケ
6.9 LIDET UWF 新宿 佐藤光留vsカズ・ハヤシ
6.9 LIDET UWF 新宿 松本崇寿vs飯塚優
6.12 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvs駿河メイ
6.17 東京女子 後楽園 舞海魅星vs荒井優希
6.19 東京女子 成増 沙希様&メイ・サン=ミッシェルvsらく&宮本もか
6.26 東京女子 両国KFC 山下実優vs沙希様
6.27 ガンバレ☆プロレス 板橋 翔太vsミス・モンゴルvs松本都vs青木いつ希
6.27 ガンバレ☆プロレス 板橋 入江茂弘&岩崎孝樹vs大谷晋二郎&島谷常寛
6.29 BASARA 新木場 藤田ミノルvsヤス・ウラノ
6.29 BASARA 新木場 FUMAvsSAGAT
6.30 カラーズ 新木場 SAKI&水森由菜vsハイビスカスみぃ&バンビ
7.1 東京女子 新木場 山下実優vs舞海魅星
7.4 みちのく みちプロ道場 MUSASHI&川村興史&駿河メイvs日向寺塁&のはしたろう&さくらえみ
7.5 九州プロレス 西鉄ホール 玄海vs真霜拳號vsGAINA
7.7 BASARA 新宿 藤田ミノルvsSAGAT
7.10 東京女子 両国KFC 乃蒼ヒカリvsらく
7.10 YMZ 亀アリーナ 関口翔vs五十嵐乃愛
7.13 チョコプロ 市ヶ谷 阿部史典vs高梨将弘
7.17 チョコプロ 市ヶ谷 PSYCHO&CHANGOvsSAKI&水森由菜
7.19 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイ&バリヤン・アッキvsSAKI&水森由菜
7.22 チョコプロ 市ヶ谷 クリス・ブルックスvsルル ペンシル
7.26 DAMNATION 新宿 遠藤哲哉vs井坂レオ
7.26 DAMNATION 新宿 佐々木大輔vs藤田ミノル
7.27 BASARA 新木場 阿部史典&野村卓矢vs中津良太&瀧澤晃頼
7.30 DDT 新宿 高木三四郎vsSHINGO
7.30 DDT 新宿 HARASHIMA&吉村直巳vs石井慧介&勝村周一朗
7.31 チョコプロ 市ヶ谷 藤田ミノルvs新納刃
7.31 東京女子 新宿 愛野ユキvs渡辺未詩
8.1 ガンプロ 新宿 石井慧介&春日萌花&冨永真一郎vs怨霊&翔太&HARUKAZE
8.8 チョコプロ 市ヶ谷 駿河メイ&バリヤン・アッキvsさくらえみ&高梨将弘
8.9 チョコプロ 市ヶ谷 さくらえみvs駿河メイ
8.14 東京女子 後楽園 中島翔子vs渡辺未詩
8.14 東京女子 後楽園 瑞希vs伊藤麻希
8.15 東京女子 後楽園 中島翔子vs伊藤麻希
8.15 大日本 新木場 宮本裕向vs藤田ミノル
8.22 ハードヒット 川崎 佐藤光留&植木嵩行vs木高イサミ&阿部史典
8.30 FREEDOMS 後楽園 高岩竜一vsレッカ
8.30 FREEDOMS 後楽園 葛西純vs植木嵩行
8.30 FREEDOMS 後楽園 ビオレントジャックvs竹田誠志
8.31 BASARA 新木場 塚本拓海vs藤田ミノル



夏はトーナメントの季節ですが、
8月は東京女子プロレスの東京プリンセスカップが佳境に。

まずもって申し上げたいこととして、
あくまで個人的見解ではありますが、
今年会場で見た試合の中で、
中島翔子vs渡辺未詩が本年本日時点のベストバウト。









試合を何を以てしてどのように…
そもそも、“評価”なんてどんな立場でできるのかといえば、
できるわけがないのですが、
ただ、会場で試合を見て得たその驚きについては、
体感でバリバリの主観ですが、“凄い”ばかり。

勝ち名乗りを受けた中島翔子選手自身は、
この試合の勝利というか、空気感にあまり満足していないようなところが
気がかりではありますが、渡辺未詩という怪物の覚醒を、
さらに先をいって上回った結果。

凄かった。



いつも面白いフリーダムズの後楽園にあって、
葛西純プロデュース大会はなおのこと鉄板。

植木嵩行の、音や視覚を超えて示せるクレイジーが
とりわけ印象に残った日でもありました。




フリーダムズに参戦するようになってからの、
特に後楽園での植木嵩行がとてもとても凄い。

…っていうか、その前週の川崎での屋外大会でも、
ラウェイ戦士・渡慶次幸平(場外、北側、しかも味方同士)と
ガッツンガッツン頭突きを打ち合い大流血してましたし、


とかく印象に残る月でした。



あと、2018年7月の対戦以来3年ぶりのこの二人の一騎討ちは、
語彙が消える。







ジャックは天才。
竹田誠志は完全にもうデスマッチの代名詞。
今度は3年待たずに、また見たい試合。



同じデスマッチの中でも、
大日本で行われた“工事現場デスマッチ”は、
また種類の違ったクレイジーが解き放たれた素晴らしい試合でした。


[8.15:宮本作業責任者。似合いすぎ。]






面白くも見ようによっては可愛らしくもあり、
でもしっかり危険で痛みも伝わり、その上、
アイテムも多彩で使い方も多用。

宮本裕向、藤田ミノル両名の特性が
ゴリゴリに増長されて、とても満足な試合でした。

[8.15:藤田作業主任者「またやります!」とのこと。ぜひ。]



この月末は東女もガンプロもBASARAも面白かったんです。


[8.28:帰ってきたさん]

[8.28:たのしかったうんどうかい]

[8.28:スネストライカー]


[8.28:今年みた第1試合で一番面白かったかもしれない]

[8.31:今年屈指の凄い空気の中行われた第2試合]

[8.31:全然まともじゃないのにまともにも見えてしまった第3試合]

[8.31:期待通りのセミファイナル]

しかしこの3団体は私全部面白いと言ってしまいがちで、
挙げ始めるときりがないので、ここに挙げるのは1試合に無理矢理絞りました。

塚本拓海vs藤田ミノル、
“仕切り直し”の、タイトルマッチ。


なんとなくこの二人を“似てる”と思うのは、
私の気のせいではなくて本人たちにも思うところがあるようで。

塚本拓海は“グレート小鹿の血の濃さ”を
一因にし、
藤田ミノルはその生きてきた軌跡を一因に挙げていますが…
個人的には、プロレスの、試合の志向が似てるように思ってます。

この印象が正しいかどうかはまあ主観なのでお許し頂きたいのですが、
両者ともに、恐ろしいまでに…なんというか、懐が深い。

奇襲から始まったかと思えば、
一点攻めのじっくりした攻防に繋がり、
かと思えば序盤にも中盤にも、そして最終盤にも繰り出された、ロックアップ。

どんな展開どんな攻めにも対応できるけれど、
試合がどこまで進んでも予測もつかない展開で…
応援する側からしたら“安心できない”といいますか、
とにかく試合が終わってみるまで、
(当たり前なんだけど)結果が何も予測できない。

存分に、“緊張と緩和”を味わい、
ただ観客として見ているだけなのに、
非常に“疲れた”という不思議な印象。

そして、それだけ引き込まれる試合でした。



こうして振り返ると、文字数足りないほどに
挙げてない興行や試合も超楽しかった。

8月は忙しかったけれど、いい誕生月でした。



【ベスト興行】
1.3 チョコプロ #79 市ヶ谷
1.29 チョコプロ#85 新木場
2.16 AEW Women's Eliminater Tournament
3.9 まっする 後楽園
3.26 永島千佳世興行 新宿
3.27/28 チョコプロ#100
4.5 九州プロレス マンデーナイト・バイ
5.14 チェリーBD興行 王子
6.4 みちのくプロレス 後楽園
7.5 九州プロレス マンデー・ナイト・バイ
7.13 チョコプロ 市ヶ谷
7.31 チョコプロ 市ヶ谷
8.1 ガンプロ 新宿
8.22 真夏変態祭り 富士通スタジアム川崎

ガンプロビアガーデン(っぽい)は、
スタートからメインまで怒涛の勢い。

鷲vsイーグル、ぽちゃじょ2.5に、
いつもより奇妙なほどに噛み合ったラリプロ、
そしてお家芸である全面対抗戦。







この興行でなんとなく、私にとって“夏”をひとしきり満喫しました。



で、もう一つ実に夏らしかったのが、
佐藤光留主催・真夏の変態祭り。

真夏、屋外、炎天下、全9試合、
うち主催者6試合。

デビュー戦あり、ハードヒットあり、
だるまさんがころんだあり、ミニ四駆ありがあり爆破があり、
そして、風になってエイドリアン。

体感的には、完全に“フェス”でした。




【新人】
カノン
林亜佑美
SHINGO
斉藤ジュン
斉藤レイ



全日本プロレス話題の新人“相撲兄弟”・斉藤ジュン&斉藤レイ。

真夏変態祭りで初めて観ることができましたが、
一目見ただけで気に入ってしまいました。

大きな骨格と分厚い肉体、彫りの深い顔立ちと低く響く声…
が、そのままそっくり、×2。
その見た目だけでまずもうインパクトが凄まじいというか、満点。
別になんの採点でもないけども。

実際の試合ぶりをみますと、アメフトと相撲出身ということで、
パワーも突進力もとても目を見張ります。

一方で、やっぱりまだキャリアは新人ということもあって、
まだリングの上では体格を持て余すというか、
あまり器用には立ち振る舞えてはいないようでもありました。
(兄のジュン選手のほうがやや器用に映りました)

でも、そこを含めてとてもよい。

先月名前を挙げたSHINGO選手同様、
私個人的には同い年の世代。

今後の活躍をとても楽しみにしています。



【ベストタッグ】
BestBros(駿河メイ&バリヤン・アッキ)
藤田ミノル&山下りな
アストロノーツ(阿部史典&野村卓矢)
大神(橋本大地&神谷英慶)





昨年、最俠タッグ2度目の制覇を果たした大神、
アストロノーツを8.15新木場大会で破り、BJWタッグ新王者となりました。
二人は意外なことに今回がタッグ初戴冠。
ただ、これまで1度の陥落を挟んで1年半に渡り
ベルトを保持した王者組を相手に見せたのは、圧巻の強さ。

あと、神谷英慶のナチュラルなクレイジーさからは、
何かしらの怪物へのさらなる羽化の時を迎えているように思えてならない。




【団体】
チョコプロ
ガンプロ
BASARA





【MVP】
独断と偏見の割に、なんかもう毎月選ぶのに四苦八苦しているこの部門。

一時期は実績とか気にしていたのに、
もはや関係なくなっている。

«独断と偏見で選ぶ月間MVP»
1月 翔太 塚本拓海
2月 水波綾
3月 伊藤麻希 藤田ミノル
4月 林亜佑美
5月 なし
6月 ハイビスカスみぃ
7月 ドリュー・パーカー
8月 植木嵩行 五十嵐乃愛



見に行った団体割とバラバラだった8月、
その中でとりわけ異彩を放った植木嵩行選手。
結果的にどちらの試合も敗戦なんですが、
フリーになってから特に試合での狂いっぷりが凄まじく、
どこかで名前を挙げたいと思っていたので、このタイミングにしてみました。


もう一人は、8.13アクトレスガールズ後楽園大会で引退を迎えた、
五十嵐乃愛選手。


怪我での欠場期間や、“週末アクトレスガールズ”として
社会人されていた関係で試合を見る機会が限定的でしたが、
引退ロードに入って、新たに知る面がたくさんありました。

元々とてもトリッキーでとてもいい選手だという認識をしていたんですが、
リングの上で選手の、観客の、そして自身の感情を
実に巧みにコントロールする様に、この2ヶ月くらい感服致しました。

選手生活お疲れ様でした。

…でももし万が一何かあれば、
無事引退された選手にそんなこと申し上げるのは大変不遜かとは存じますが…

また、戻ってきて下さい。

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