カレー屋(EXA)

エキプロ5で遊ぶブログでした。もはやその名残りはほぼない。

観戦メモ2019:4月

2019-05-17 19:00:00 | スポーツその他


4月終了。
たぶん19興行でした。

間一週間空いたかと思えば、
6日間8興行見続けるとかもあったので、
生活リズムはめちゃめちゃです。

元気ですけどあっという間に5月病になりました。

あと、gooブログがTwitter連携を辞めてしまったので、
自分のツイートを遡るのがすごく不便になりました…




《ベストバウト候補》
1.2 我闘雲舞 市ヶ谷 “黒天使”沼澤邪鬼vsアントーニオ本多vs帯広さやか
1.3 DDT 後楽園 島谷常寛vsエル・リンダマン
1.4 東京女子 後楽園 坂崎ユカ&瑞希vs里歩&中島翔子
1.5 東京女子 北沢 坂崎ユカ&瑞希vsミリー・マッケンジー&渡辺未詩
1.6 ガンプロ 北沢 石井慧介vs勝村周一朗
1.22 我闘雲舞 新木場 笹村あやめvs駿河メイ
1.22 我闘雲舞 新木場 高梨将弘vsGENTARO
1.22 我闘雲舞 新木場 里歩vsコマンド・ボリショイ
2.6 DDT 新木場 HARASHIMA&坂口征夫vs大石真翔&梅田公太
2.16 マッスル 両国 ペドロ高石vs青木真也
2.16 マッスル 両国 アントーニオ本多vsDJニラ
2.21 ガンプロ 新木場 石井慧介vs藤田ミノル
2.28 大日本 後楽園 竹田誠志vs佐久田俊行
3.15 我闘雲舞 市ヶ谷 アントーニオ本多vs駿河メイ
3.22 我闘雲舞 新木場 世志琥vs駿河メイ
3.26 YMZ 新木場 朱崇花vs阿部史典
3.30 東京女子 新木場 中島翔子vsぴぴぴぴぴなの
3.31 東京女子 スターレーン 山下実優vs坂崎ユカ
3.31 DDT スターレーン 勝俣瞬馬vs朱崇花
3.31 DDT スターレーン 佐々木大輔&遠藤哲哉vs大石真翔&旭志織
3.31 DDT スターレーン 竹下幸之介vs黒潮イケメン二郎
4.14 ガンプロ 王子 石井慧介vs今成夢人
4.14 ぽちゃじょ 王子 今成夢人vsまなせゆうな
4.14 石井慧介プロデュース 王子 石井慧介&岩崎孝樹vs勝村周一朗&藤田ミノル
4.15 color's 新木場 山下りなvs茉莉
4.16 センダイガールズ 後楽園 里村明衣子vs sareee
4.16 センダイガールズ 後楽園 橋本千紘vsジョーディン・グレース
4.17 酒呑童子 新宿 HARASHIMA&KUDOvsMIKAMI&タノムサク鳥羽
4.17 酒呑童子 新宿 高梨将弘vs坂口征夫
4.27 我闘雲舞 板橋 水森由菜vs瑞希
4.27 我闘雲舞 板橋 里歩vs高梨将弘
4.29 くいしんぼう仮面興行 新宿 ビリーケン・キッド&ツバサvsSUGI&政宗vsアルティメットスパイダーJr&タコヤキーダー
4.29 くいしんぼう仮面興行 新宿 くいしんぼう仮面の魂&スペル・デルフィン&ペロvs丸山敦&菅沼修&ミラクルマン



今年も恐ろしい盛り上がりだったガンプロ昼夕夜3連続興行から、
それぞれ一試合ずつ。

まずはやっぱり石井慧介。



[4.14 王子:もはや息を吸うように繰り出されるようになったリストクラッチみちのくドライバー]

人でなしとか人の心がないとか人ではないとか言われる石井ちゃんさんですが、
とりわけ今成夢人、大家健あたりが相手だと本当に何やってもいいと思ってるのか、
とにかく人でなし度が過ぎる。
その様は、在りし日の飯伏幸太のよう。

ガンプロにきてやたらイキイキと試合をする石井慧介に、
やはりこのところプロレスラーとしての色気の増した
今成夢人が食い下がっていけば行くほど、
石井慧介の非道も増していくのが、たまらない。



そんな今成夢人が、まなせゆうなを主人公に、
今成夢人でしか紡げないプロレスの興行を築き上げたのが、
ぽっちゃり女子プロレス。





今成夢人が、直前に「(開催は)無理かもしれない」と石井慧介に言われるほど
石井慧介にヒドイ目に遭わされましたが、
その影響を感じさせないような、まなせゆうなの攻撃を真っ向から受ける展開。
男子選手と初対戦となったまなせゆうなが、
徐々に徐々に全ての遠慮を捨て去り、ありのまま、
あるだけの力でぶつかり合う試合に心震えました。

そして、興行全体で見たときにまた、
この試合の意味に涙しました。



そして、再び登場・石井慧介。



今年の…いや、今年も石井慧介は絶好調で、
このところ全ての試合がもれなく面白い。
そして、そこに放り込まれた“ガンバレザ”Bro's、藤田ミノルと勝村周一朗。

藤田ミノルが再び現れてからのガンプロは、
藤田ミノルのいるガンプロは、明らかに面白い。
しかし、そのガンプロからの撤退を表明した藤田ミノルが、
唯一“触れずにおこう”と思った岩崎孝樹がここに加わった一戦は…

…まあ、もう、抜群に面白かった。

そして、食い足りない。



この週結構連続でプロレス見ていたんですが、
どれも面白くてですね。
翌日のカラーズでも大変私好みの試合が見られました。





3年前二人が同じ試合に出てるのを偶然目にしていて、
その時もうすでに山下りな選手はある意味“出来上がって”いて、
茉莉選手はデビューしたてで、まだ試合中でできることも
そう多くない状況での試合でした。

しかし、時間と、人の努力は凄い。



ともに女子の中では長身の部類に入る両者の、
正面切ってのパワーファイトを堪能。
実に楽しい試合でした。



まだまだ上げなきゃいけない試合はたくさんあって、
翌日のセンダイガールズもまた、非常に面白かった。

第5試合ではSareee選手がデビュー戦の相手である里村明衣子超え。





とかく、“負けない”という気持ちの強さを、ヒシヒシと感じた恐ろしい試合。



そして、多分この月一番驚かされたのが、
ジョーディン・グレイス。



女子プロレス界で、“強さ”のポテンシャルで橋本千紘に勝てる選手って
ロンダ・ラウジーくらいしかいないんじゃないかと思っていましたが…
いや、世界は広い。

ジョーディン・グレイスの何が凄いか説明するのは実は難しくて、
その鍛え上げられた肉体から発揮するパワー…
以上に恐ろしいのは、実は卓越した身体能力と、
相手の動きを読み、意表をつくセンス。
重要な攻撃のその殆どを写真に撮り逃がしました。





“女BPP”という肩書だけで侮っていた私を海に沈めてやりたい。

ちなみに、彼女のボーイフレンドは米インディー界で活躍中、
DDTでは“ボブ・ゲーム”の刺客として、ZERO1では天下一Jr覇者として
知られる、ジョナサン・グリシャムだとか。
確実に好影響を及ぼし合ってる。このカップル。



そしてまた、翌日の酒呑童子興行も最高でしたね。
初めから予想を大きく飛び越えたサプライズを重ねてくれた興行の、
セミとメインが実に真摯な内容だったというか。

どの試合もどのようにでも切り出せますが、
とりわけ驚かされたのが、スーサイドボーイズのコンディションのよさ。

 

フリーになってからのMIKAMI選手と何故か異常に巡り合せが合わず、
好きな選手であるにも関わらず、多分10試合は見てない。
666ではなんか別人だったこともありますし。

そして、久しぶりにみたスーサイドボーイズが、
凄いキレッキレだった。



そしてそこに立ち向かうのがHARASHIMA&KUDOとあっては、
もはや面白くないわけがなかった。







メインは…なんだろうね。
なんと表現したものかわからないけれど、
終わらないで欲しい試合だった。



我闘雲舞にちょいちょい上がっては、

所属選手達とのシングルでも戦ったりして大変面白い試合をする
みずぴょんこと瑞希選手。
今回は自身のデビューからほタッグパートナーであるSAKIとともに
現在アジアドリームタッグのベルトを巻く“水森ぴょん”こと水森由菜との対戦。


[4.27板橋:どちらかと言えばベス・フェニックスっぽい]


[4.27板橋:客席のSAKIに抗議する瑞希]

個人的には、ですが、今までの所属選手とのシングルで一番面白かった。
どれも面白かったけれども。





敗れはしたものの、今年の…いや、今年も水森さん、凄い。




そしてもう一つ。
やっぱり格別に面白かった、“我闘雲舞の里歩”と高梨将弘の、
“リング上でのお別れ”。



二人はあたる機会は多くて、そのたびに流れるような淀みない攻防を繰り広げますが、
里歩選手曰く「ちゃんと向き合ったことがなかった」と云うように、
アジアドリームタッグを争ったときも、
二人の攻防は戦いの主軸ではありませんでした。

じゃあ、二人がちゃんと向き合ったら、一体どんな試合になるんだろう…
と、思ってワクワクしながら蓋を開けたら、
…当たり前といえば当たり前かも知れませんが、達人同士の見事な攻防でした。









直前の市ヶ谷大会で里歩選手から、
“高梨さんは自分を我闘雲舞の後輩としてしか見てなくて、
個人として見られてないのでは?”
という疑念が語られました。

随分と急に出てきた話だったし、
周囲からすれば“そんなわけないだろう”と思うかもしれないけれど、
当事者であり、また、我闘雲舞を離れる状況にある里歩選手からすれば、
そう考えることもあり得るというか、
切実な心情だったように思います。

が。

いざ試合を迎えて、周りから見ればやっぱり、
“イチプロレスラー”として意識されてることはもう、
この目を見れば明らかでした。





…というわけで、めっちゃ贅沢な時間だった4月。

そして平成で私が最後にみたプロレスは、
やっぱりまたエキセントリックだった。









周年興行で興行主がまさかの欠場というびっくりの事態で行われた、
くいしんぼう仮面20周年記念興行。

第三試合の3WAYタッグは、かつての、かつ、現在進行系の
“大阪プロレス”を存分に堪能できる、素晴らしい試合。

ビリーさんやツバサさん、タコスパの二人を見れる機会って
そう多くないんですけれど、とても好き。
そして相変わらず凄いSUGIと、どこに放り込まれても手練っぷりを発揮する政宗さん。
贅沢。


そして、平成最後にみたプロレスは、
こちらです。



あー楽しかった





《最優秀興行》
1.7 Fight Club Pro 後楽園
1.20 AWGカラーズ 新木場
1.22 我闘雲舞 新木場
2.6 DDT 新木場
2.16 マッスル 両国
3.9 モーニング闘争2019 スポルティーバ
3.19 琉球ドラゴン 新木場
3.26 YMZ 新木場
3.31 DDT 博多スターレーン
4.14 ぽちゃじょ 王子
4.16 センダイガールズ 後楽園
4.17 酒呑童子 新宿
4.29 くいしんぼう仮面興行 新宿


…今年はヤバイ興行も多過ぎる。

マッスル、モー闘で確定だと思ったら、
ぽちゃじょに、酒呑童子という超強力なカードが加わり、
すでにもう3枠溢れました。

どうしよう。





《新人賞》
猫はるな
水森由菜
愛野ユキ



昨年、個人的には新人賞としては次点だった水森由菜選手。
が、今年はなんていうか、凄い。
いや、元々凄いんだけど、輪をかけて凄い。



昨年の印象は“完成度の高い新人”。
アジアドリームタッグを百均サンダーズから奪うという
快挙を達成されましましたが、
年末に里歩・真琴組に奪われ初防衛に失敗。
伸び悩むかなとも一瞬思いましたが…

しかし、今年に入ってからのインパクトが抜群。
タッグパートナーSAKI率いる団体color'sにレギュラー参戦し、
所属である未依との“アイドル対決”で強烈なインパクトを残したり、
シードリングでは高橋奈七永の持つBEYOND THE SEAシングル王座に、
キャリア1周年となる日に挑戦。
敗れたものの、高橋奈七永にその実力を見込まれ、
タッグを結成するに到りました。

翌月には里歩・真琴組と対戦して、一度は奪われたアジアドリームタッグ王座を奪還。
キャリア12倍である里歩からフォールを奪うという大金星で、
同じ興行に出ていた藤田ミノル選手が翌月に“トロピカル殺法”を
使うほどのインパクトを残しました。

前年名前を挙げた選手をもう一度挙げるのは自分ルール的にどうなのかとは
思いますが、4.27板橋での瑞希戦を見て、やっぱり、名前を挙げなければならない
気にさせられました。

とにかく、キャリア1年とは思えないインパクトは、
もっともっと世の中に知らせなければならない。






愛野ユキ選手については、
キャリアまだ1年なのを完全に失念していた。



東京女子プロレスのリングアナとして過ごしてきた愛野ユキ選手は、
昨年の5.3後楽園大会でデビュー。
当初はまだ体力不足の面もありましたが、
実姉である天満のどかとの“爆れつシスターズ”としての
活動が定着したあたりから、個人的には“新人”という感じが
いつの間にやら印象として抜け落ちていきました。

動きの種類が豊富な訳ではないですが、
魅力は姉同様の力強さと身体の強さ。
とても足腰がしっかりしている印象があって、
あまり試合ぶりに不安感がないのが、新人っぽい、印象のない要因かも知れません。
あと、単純に立ち姿が好きなレスラーでもある。

ここ最近、特に4月の試合では、その力強さが際立った印象があり、
中島翔子相手に決めたイーブンフロー・ガットレンチスープレックスは
私の中で結構な盛り上がりでした。



実はかなり今年の飛躍をアレしてるレスラーの一人。



《ベストタッグ》
坂崎ユカ&瑞希
里歩&中島翔子
SAKI&水森由菜
りんごとハチミツ



“世界一幸せなタッグチーム”の系譜。




《最優秀団体》
ガンプロ
我闘雲舞
BASARA

…あたりに投票したい



《プロレスを伝えたでしょう》
舞台「Fate/ Grand Order」(赤井沙希出演)
レスラーズグラフィカ3




《MVP》
里歩
藤田ミノル
佐久田俊行
石井慧介 new!



今一番試合を見るのが楽しみなプロレスラーの一人。
とりあえずKO-D無差別獲ったら、何らかの形で投票することは確定。



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