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明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

立山

2006-07-24 12:53:00 | 山歩き
梅雨の晴れ間の幸運に恵まれ、立山に登ってきました。
室堂から浄土山に行きました。メインルートに比べて静かです。すぐに、チングルマ、ハクサンイチゲ、コイワカガミなどが目につきます。5羽ほどの雛を連れた雷鳥が現れたのには感激しました。小4の娘も、見られたねと信じられない様子。他に高2の長男と中1の三男、いつものスキーメンバーです。
途中の室堂山付近からは、薬師岳が見事。槍も見えます。振り返れば剣も。ここからの登りがかなり骨です。シナノキンバイも加わった色鮮やかな花たちの間をひたすら登りました。浄土山からは、雄山が大きく聳えています。定番のインスタントラーメン、こんなもので喜んでくれるなんて。
一の越に下り雄山を目指します。この登山道は、地元小学校の「卒業登山」などの団体さんが多くなかなかの混雑。急坂に娘は苦しそう。1時半すぎ、ようやく雄山に着きました。正面は後立山連峰、右に針ノ木、左に鹿島槍が印象的。一般に、立山とは雄山を指し、多くの登山者はここから引き返すよう。
私たちは、最高峰の大汝山を経て、大走りを下りました。売店のオヤジから「危険で誰も下りない」と言われた道ですが、何の困難もありませんでした。
娘はこの下山路で、ミヤマリンドウを見つけて喜んでいました。娘は脚がやや遅いのが難ですが、雷鳥がどうしたの、このきれいな花は、と話題が尽きません。最後に雪田が現れ、子どもたちは初めてアイゼンを付けましが、なくても問題なかったです。
雷鳥沢を渡ると、また人が多くなりました。今下りてきたコースがよく見えます。泊まった雷鳥荘には展望風呂があり、大日連峰を眺めながらのにごり湯、堪えられません。
これまでは、こんな遠くまで来て立山なんてと敬遠してきましたが、とても幸せな山旅で、認識を改めました。山、花、展望、雷鳥、温泉とどれも良かったです。難点の人出も、一の越から雄山だけはしょうがないですが、他はコースを選べばさほどではありません。2日しか日程が取れないときは、また行ってみたいです。
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