サンウルブズ、奮戦続く

世界最高峰のスーパーラグビーに初参戦のサンウルブズ、初勝利はまだだが十分に渡り合って、「やれる」予感がする試合が続く。
今日は強豪ブルズとの試合。開始早々相手のミスにつけこんで先制トライ(ゴール)。期待を持たせたがその後はボール支配率でも地域でも圧倒され６点ビハインドの折り返し。後半の立ち上がりにもモールからのトライ(ゴール)を許し13点差。今日もダメか……の悲壮感が漂った。
しかし選手は不屈の闘魂。まずもらった反則で冷静にPG。暑さでブルズの動きが鈍くなったこともあり、トライ王・山田が独走して左隅にトライ、難しい位置からのゴールも決まって３点差に。会場は超盛り上がる。
さらに自陣から同点を狙ったフィルヨーンのPGは惜しくもポストに。この後疑惑のトライ(ゴール)で10点差、さらにシンビンを食らって初勝利には手が届かなかったが、ラストプレーでトライを返しボーナスポイントはゲット。

２戦目のチーターズ戦が惜しかった。山田の３トライなどで後半の立ち上がりには18点のリード、しかしそこから３トライ奪われぴったりの１点差負け。
４連敗だがボーナスポイント２。厳しい状況のなかでも崩れず食らいついて試合になっている。初白星は遠くないと予想する。