明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

石田和外最高裁長官

2024-09-10 08:38:09 | 法・裁判

その人、誰?が多くの方の反応ではないでしょうか。人気の朝ドラ「虎に翼」での重要人物・桂場さんのモデルです。

わが業界で石田長官をよく言う人はいないと思います。一言でいうなら、司法反動の牽引役!

公務員は、どんな仕事だろうが、1分でもストライキしちゃいけないことになっています。民間企業と似たような仕事をしている公務員でも絶対ダメっておかしくない⁉️というのが、石田長官就任のころの最高裁判例でした。普通でしょう?

それを在任中に、元の公務員だから絶対ダメに戻した中心人物が石田長官(>_<)(石田長官退任直後ですが、民間企業は入社試験で思想調査や思想差別してもOKとか、公務員の政治活動についてもストライキ同様一切禁止という判決も)

これまで弱き者に寄り添うという場面が多かった「虎に翼」で、石田長官がどう扱われるのか注目です。


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2 コメント

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Unknown (1118junejun)
2024-09-10 09:37:27
へぇ!ねもさん、司法の世界もお詳しいんですね。
私も元、公務員。
組合に入ってましたがストは出来ませんでしたね。選挙前のビラ配りもいつのまにかなくなりました。
ま、組合の推す党を支持しなくちゃいけないのも疑問でしたが。

虎翼、毎日観ています。この先を見る目が変わりそうです。ありがとうございます。
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Unknown (ねも)
2024-09-10 20:52:20
junさん コメントありがとうございます。
旅好き山好きの変な爺さんと思ってました?(笑、それで合ってます) 大学で30年以上、法学(主に憲法)を教えています。
石田長官のころの最高裁判所は、石頭の爺さんばかりで、とても憲法の番人とは言えなかった。最近、性同一性障害特例法の性別変更要件を違憲としたり、旧優生保護法を違憲と言い切ったりする最高裁判所は、まるで別人のよう(゚-゚)
だから今の最高裁判所や裁判官は、虎に翼で、取り上げるにふさわしいですが、頑迷だった最高裁判所や司法をいったいどう描くのか……
とりあえず、昭和25年に合憲(恩師・穂高先生は違憲の反対意見)とした尊属殺人重罰規定をめぐる事件が最高裁判所にやってきます。まさか、また合憲はないよね?が常識的な見方でしょうが、junさんはどう予想します?

私も教員になる前の5年間、東京で公務員やってました😅 楽しい職場でした(^^;)
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