高額療養費

前回の｢保険は大事？｣で、出そうな保険金約20万円で、入院費用はだいたいカバーできそうと書きました。初体験なので、以下推測ですが……
私が受けた手術は、100万円をくだらないでしょう。３割自己負担だから30万円以上。入院も自己負担は一日１万円くらい？
そうするとトータル３週間入院として、自己負担額は50万円以上になります。保険金じゃ全然足りない！
ここに登場するのが、日本が世界に誇る(国民)健康保険です。以上書いたように、健康保険では３割自己負担↔７割が保険で、は皆さんご存知でしょう。
高額療養費制度って知っています？　告白すると、私も30歳前後で仕事で勉強するまでは知りませんでした。
医療費の自己負担が３割なのは助かるけど、高額な医療だと３割だって相当な額に。なので、どんなにかかっても、毎月の自己負担はこれだけ、あとは健康保険で持つからね！というのが高額療養費制度です。
前世紀には、自己負担限度額は一律に月６万円ちょっとでした。今世紀になって所得による区分が導入されたんですね。
現在の私くらいの普通の所得だと、ほぼ９万円。現役当時の私だと17万円なにがし。年金だけだと６万円弱のようです。
私の場合、４月下旬に入院・手術して、５月に退院でしょうから、４月分、５月分ともにウン10万円かかりますが、高額療養費制度のおかげで、それぞれ９万円を超える部分は健康保険で負担してもらえることに(医療費の自己負担は９万円×２＝18万円のはず)　４月初めに入院して、４月中に退院だったら、いくらかかっても、４月分だけの９万円で済んだのですが、ケガしたり病気になる時期は選べません(笑)
この素晴らしい高額療養費制度があるので、保険会社の医療保険や入院特約は要らないんじゃないと言われることが多いようです。
(昼のニュース番組のCMは、医療保険入らないか過払い金の返還請求しませんか？かジャパネットでは)