お正月休みの最後に子どもたち(といってももう成人)と滑ってランチタイム、隣で食べていたファミリー(子どもは小学生くらい)から「そんなことしたら他人に笑われるよ」と子どもを諭す声が。何をやめさせようとしたのか分かりませんが、まだこういう叱り方をする親がいるんだ!?と意外でした。
この「他人が笑う」とか「そんなことする人は他にいない」とかいう叱り方は、半世紀以上前にわが母から散々聞かされました。子ども心に、なんでこの人はこんな言い方しかできないんだ!と反発したものです。百歩譲って他人や世の中が正しいとしても、あなたの息子は世の中のワンオブゼム(その他大勢)でよいのですか?(笑)
子どもの行動を統制するときの基準は正しいか正しくないかでしょう。正しいことは他人が笑ってもひとりでもすべきだし、みんながしていても間違っていることはいけない。当たり前のことです。
たしかに、しつけのなかには正しさを説明しにくいものがあることは事実です。ならばせめて「君がそんなことをすると父(や母)は悲しいよ」と言ってもらいたい。
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