ドイツで三十路すぎはつぶやく

ドイツ暮らしでつい漏れてしまう日本語での独り言を、つれづれと書き留めることにしました。

今日帰国

2005-04-28 | Dialy
 いきなり・・では無いか。なんかストレスが徐々に徐々に溜まってたらしく、思い切ってGWに帰ることにしてみた。帰国前のすざまじい忙しさで、ブログの更新はできないし、昨日帰国の準備が出来たのも昨夜12時過ぎ。おまけに朝は7時には会社だし・・。そんなむりやり緊急帰国にしてしまった私がいけないんだけどね。

 こーゆー時に限って、「今度日本に帰る時持って帰ろう。ちょっとよけておくか。」なんて思ってた写真が、よけてしまったが為に見つからない。他の写真は全てあるのに・・。おまけについ最近どっかで見たんだよね~。でもそれがどこだか思い出せない。きっと日本から戻ってきたら「あー!こんなところに!!!」なんて事に絶対なるんだろうな・・。それは絶対なんだろうな・・。

 ま、日本語しゃべりまくってくるか~。今回の帰国ではものすごく楽しみにしてる事がひとつあって、それはプログに書けるかな??たくさん本買って来よう。あ~本当に帰れるんだ。でも、ドイツは離れるのもちょっと寂しい・・。あ~もう行かなきゃ!
 

写真うつり

2005-04-22 | Dialy
 「メールにさっきの写真送っておいたよ。」と同僚のリム。そういえば急にデジカメを持って来てさっき写してたな・・と思い開けてみると、けっこう「いい感じ」の私で写ってる。「あれ?いい感じだけどちょっと顔が濃いような・・肌も白い気がする・・・。」そこでふと気が付いた。彼女の前職を・・。

 彼女はこの会社に勤める前は「モデルエージェント」で働いていて、映像を担当していた。モデルというのはスタイルが良くても肌が荒れている、シミ、しわが多い人もかなり多くて、それらを修正するのが彼女の仕事の一つでもあったと聞いていた。

 「もしかして・・やった?」「あ~バレちゃった??」と元の写真も見せてくれた。やっぱり画面自体も暗いし、顔も自分の顔ではあるけれどはっきりしていない。「これどうやるの?」と興味津々で聞くと、他のスタッフの写真で教えてくれた。彼女は家から修正用のソフトを持って来て、会社のパソコンにインストールしたらしい。

 画面に見慣れた同僚の顔が映る。「これはね~。」と慣れたすばやい手つきでパパパッと画面を変えてゆく。歯を白くする、目に光を入れる、しわを消す、肌も1トーン明るくする、目元をはっきりみせる・・・技の数々。やりすぎてはいけないらしい。シワのある人はシワを必ず残すのがバレない方法らしい。そしてこれを修正したなどとは言わずその人にあげるととても喜ばれるそう。そりゃそうよね~写真写りがいいとなんかうれしいものね。

 以前修正してたモデルはこんな修正では効かなかったらしい。雑誌で見て「きれ~!」と思っていても実際あうと「詐欺師!」と言いたくなるらしい。

 そこで思い出すあの人気女優N・・。以前仕事で会った時、たまたま早朝で他に人がいなかったから油断していたのか、ノーメイクだった。とっても細くって、長い黒髪がとてもきれいで、ノーメイクでもテレビでみる顔と同じで・・。簡単な会話の後、ふと彼女が隣のマネージャーらしき人を見上げた時、顔の両端を隠していた黒髪がパラリと流れて・・・。「え~~~!!」見ちゃいけないものを見てしまった気がして、ドキドキしてしまった。だって肌が・・・。その荒れようは、「ちょっと夜更かししちゃいました!」程度ではなく「中学校の時、青春のシンボルができてそれを引っ掻いちゃって赤くなっちゃって、残っちゃってます。」というすざまじいものだった・・。え・・・化粧品のCMやってるし・・ポスターもそこら中貼ってあるし・・。「これは言ってはいけない。」とずーっと封印してきた。男友達に「仕事で会ったんだって?いーなー、俺大ファンでPCのスクリーンにもしてるんだよ~。」と言われても「綺麗だったよ~。」だけ。だって実際綺麗だったし。何か皆の夢を壊してはいけないと思ってた。あれだけ荒れちゃったら、もう戻らないだろうな・・。

 肌が荒れてても「芸能人にはなれる」という事でしょう。さまざまな映像処理能力に感謝!


反日報道

2005-04-21 | Dialy
 思ったより長引いている反日デモ。インターネットではイマイチ実感が湧かなかったけど、チェンマイで毎日読めた読売新聞で「事の深刻さ」を実感した。

 私は正直言って「歴史そのもの」を正確に知らないからなんとも言えないのだ。これはとても恥ずべき事だと思っている。海外に日本人として存在していると、とにかく聞かれる・・ドイツだと言われる方が多いかな?「日本が謝らないからだ!」もう攻められる責められる。そんな時は私はとにかく堂々としてる事にしてる。私がヘコヘコする必要はない。

 何がどうあれ、日本人がかつてひどいことをしたのは事実だし、こちらの謝罪を向こうが受け入れないにしても、日本側は落ち着いて冷静でいる事が何よりの対抗だと思うのに、中国大使館に火炎瓶投げ込んだ人がいたり、日本人が中国を逆に攻撃してたりして、ガッカリしてしまう。これでは相手の思う壺なのに。相手に反日の言い訳を与えてしまうようなもの。

 中国に居た頃、まだ高校生の子が「小学校の頃から、日本軍が中国人に何をしたかという映画を学校で見させられた。」と話してくれた。今のデモも正直「そんな繊細な時期にそんな映画を見させられたら、日本人は敵だという意識がぬぐえないのかな」という気持ちにもなる。そういう教育を政府から受けてきたのだから。その教育のせいで今回政府も民衆をコントロールできずにいる。

 なにより、歴史「謝ったの?謝ってないの?どこの領土なの?」を知らない私自身が一番問題。自分を持ってないと、なかなか海外での生活は楽ではない。

 

歯医者治療日記

2005-04-21 | Dialy
 今私の口の中は血の味がします。昨日抜いた2本の歯が・・歯があった場所が・・まだジーンジーンと不愉快な気分にさせる。

 ドイツの治療は「はえぇ~(早)」の一言に尽きる。日本みたくちょこっとずつ、「はいまた3日後にきてね。」なんて事は言わない。治療がスタートしてから、日頃の不精がたたって計9本!も治療しないといけない事が判明。そのうち2本は抜かないと・・。で、その9本の歯を2日でチャッチャッと済ませてしまって、予約3日間してたんだけど、「来なくていい。終わったし。」って・・。

 治療したうちの2本は、日本ですでに治療済みだったのだけれど、「治療が悪いから、歯もひどくなってる。」でかぶせてあるものを取り外して再治療。どうもドイツの医者は(助手も)アジアを舐めてる気がするよなぁ・・。

 そして問題の「抜歯」。横浜の歯医者を思い出し怯えながらも、ここで日本人根性を見せてやろうと泣き言は言わないと決心。そして私は泣き言を言わなかった・・・。というか、言う機会がなかった。確かに歯を抜く時の「メリメリ」「ギシギシ」という不気味なサウンドは口の内側を通って聞こえて来たけれど、「はい1本おしまい、2本目いくよ・・はいおしまい。」ってものの数分で終わってしまった・・。あれ~、怯え損だったなぁ~。

 ドイツの歯医者は優秀かも。ちょっと見直してしまった。というか、横浜の歯医者がヤブだっただけ?前歯総差し歯のモニカは「慣れたら怖くないわよ、歯医者も」ってゆーけど、私はやっぱりやだなぁ・・。私の治療は続くよどこまでも。

 

ドイツで歯医者

2005-04-15 | Dialy
 た・・たいへんな事になってしまった。もしやドイツ来て以来のピンチかも・・。歯を・・歯を4本も抜かなければならない・・。

 12月下旬にドイツで保険に加入するため歯の検診に行った所、一つ奥歯にひどいのがあると確かに言われ、放っておいたら1月中旬になんと欠けた。でも痛みはないし・・。食事の後、爪楊枝のお世話になるのは面倒だけど・・と更に放っておいて今回歯医者へ行ったら「虫歯が進んで歯の中がすでに空洞です。」だって。どうりで爪楊枝でもなかなか取れなかったはず。でもここまで進むのにはかなりの時間があったはず。あの根岸のヤブ医者め~~~。

 ここで思い出すだけでも腹の立つ歯医者を紹介。JR根岸線根岸駅改札をまっすぐ大通りまで出て左へ曲がり数十メートル行くと左手にある歯医者さんはひどかった。もうつぶれてるかな?まず患者が少ない時点で気が付くべきだった。治療してほしい歯は後回しで、親知らずを抜く(歯を抜く)事を熱心に勧めてきた事も疑うべきだった。治療中ちょっとでも間があくと自室に籠もり、助手がベルを押さないと出てこないのも怪しかった。親知らずを抜く時、あまりの痛さに「痛い」と言ったら、舌打ちして無理やり引っこ抜いたのには人間を疑った。翌週の行っても、抜いた部分が痛くて他の歯が治療できないと分かると、また舌打ちして自室へひっこみ、助手がなんの説明もなく「歯の掃除をします。」といってなんかワサワサして、「1000円です」と言ったのもびっくり。3割り負担ですぞ!その後2ヶ月痛みが取れず、もちろん速攻その歯医者を止めたのはもちろん。それ以来歯医者恐怖症・・。

あの時、あの歯をきちんと治療してくれていれば・・。悔やまれる・・。

それ以外にも小さい虫歯とついでに虫歯になりやすい他3本の親知らずもついでに・・。来週は3回も行かなくてはならない・・。

今回は診断と歯の掃除だったのだけれど、この掃除も痛いの何の!あまりの痛さに「あヴァ~」と口を開けたまま声にならない悲鳴をなんど上げだ事か・・。これ絶対血だらけだぞ!と途中うがいを無理やり強行したら、案の定血の水が口からドボドボ・・。やっぱりここもヤブなのでは・・。おまけに助手がしてるし・・。泣きたくなった・・ホント・・。しかし助手はかわいそがるどころか、「アジア人にやるとこれが普通。アジアでは欧米より歯に対する意識が低く、きちんと定期的に歯医者へ行かないから、なかなか長年詰まった物が取れない。だから最初は痛いけど、次回はもっと楽よ。あなたも歯磨きのあとフロスしないと、後々大変な事になるわ。」と脅かすではないの!悪かったわね!確かにアジア人は欧米人より歯並びとか歯に対する意識が薄いわよ!!

 嗚呼・・。来週は上手な(ドイツ一と本人がうたってる)先生がしてくれるらしいけど・・。神様~歯の痛いのは気が狂いそうになるんです・・。脳に近いんです・・。


スーパーも春

2005-04-14 | Dialy
 こちらに来てからというもの、レタスを買った事がない。「まずいから」と言われて手を出すのを躊躇してしまう。

一度買ったキャベツはあまりの固さに、包丁が悪くなるんではないかと思ったし、炒める前に茹でたくらい固い。ドイツ人はキャベツを漬物としてしか調理しないから、柔らかい必要がないらしい。千切りなんて達人技。

 トウモロコシは「家畜の食べ物」。スーパーでも売られてるけど「家畜意識してみました」ってサブタイトルが付いてるんじゃないかってくらい、食欲を減退させるような薄~い色の、貧弱な粒のトウモロコシ。

 その代用として食べてるのが緑の葉っぱ。名前が分からないんだよね。いつも見て買ってるから。その葉っぱがやっと99セントで売られるようになった。春なんだ!冬の間は1.99ユーロ(270円)するから、買うのも躊躇しちゃう。あとルッコラも!イタリアんサラダには欠かせないルッコラもこちらでは手軽に買えるのがうれしい。
 
 さて、今日はちょっぴり元気がない私だけど、家に帰ってプログにも載せてるおいしいドレッシングでルッコラを食べて元気だそうっと。


今日もまたヒヤリ・・

2005-04-13 | Dialy
 防御本能を忘れたハトって、ハトと呼べないのではないのだろうか・・と思う。それがドイツのハト。車で細い道を通っても、道路を横切っているハトは、飛び立とうとしない。ただてこてこ歩くだけ。「ギャー!踏んじゃうよ!」と目を覆ったことも多々ある。でも「グニャリ」とか「グワシャ」(まるで北斗の拳のよう)とかいう感触がタイヤを通じて伝わってこないから、きっとなんとか逃げおおせたのでしょう。振り返る勇気もないしね・・。
 
 まだ東京のカラスのような、ずーずーしさは感じないからまだ同情の余地はあるけど、逃げろよハト!いつから彼らは人間から車から逃げることを忘れてしまったのだろう。ドイツのドライバーなんてハトが歩いてようがお構い無しにぐんぐんアクセル踏むからね。だって人間が歩いてたって、日本でのような歩行者へのいたわりなんてものは感じられないんだから。

 ドイツにはそこら辺に野うさぎがいて、「あー、ピーターラビットみたい~。」なんて近寄ろうもんならぴょんぴょん逃げてく。別に私が臭い訳ではなくて(時々ニンニク臭を指摘されるけど。だって大好きなんだもん。)、それが本能。残念・・と思いながらもどこかでほっとしてる。これがハトみたく逃げなくなったら・・。それはも野うさぎではないよね。でもそーゆー彼らも、高速道路脇でよく死んでる。逃げようにも高速道路を走る車はかわせないよね。


ただいま

2005-04-12 | Dialy
 いや~帰って参りました。常夏のタイランドから!って言いたいけど、最初の4日くらいは寒くって持って行ったたくさんのノースリーブが活躍できずに帰ってきました。プールで優雅に・・なんて無理。寒くってねぇ~。なんでこんな「シゴキ」気分でプールに浸からなきゃならないんだ!って思い直して、プールは諦めてジャグジーでまったり。そのあとエステでゆったり・・。何もしなくていい、何もする必要がないってなんて贅沢なんだろう・・。
 
楽な思いだけではなんか物足りない!とマウンテンバイクをレンタルして片道12キロの滝まで・・。これが・・・。途中から上り坂ばかりで自転車をこげず押して歩く事に。久しぶりに胸からの息というか、「ギ~ヒ~」という過呼吸のような息を吐いたよ。「手伝おうか。」という連れの台詞にも「NO」と一括。体力は無いけど、根性はある。同情はいらない!と最後まで頑張りきったのでした。「見直した。」と連れからのお褒めの言葉を頂いたくらい、ものすごい坂だったの・・。もう行きたくないけど、なんか達成感があったなぁ・・。

 カテゴリーを作って、ゆっくり体験記を書こうかとも思ったけど、なんせデジカメを持っていかなかったからね~。それじゃつまらないよね~と思ってやめます。途中、あ~これデジカメでとってブログに載せたいなぁ・・って何回か思ったさ。

 帰ってきたら、冬に戻ったの?ってくらい寒くってびっくり。おまけにテラスのりんごの木が花を咲かせていて更にびっくり。おまけに街路樹の木々が行く前はまだ茶色い枝に小さな芽状態だったのが、すでに青々と茂ってて、視界をさえぎってるのにもまたまたびっくり。木々は成長が早いね~って改めて驚き。でも新鮮な驚き。日本に比べてドイツは圧倒的に木々が多いから、自然について気が付かされる事もすごく多い。チェンマイもすごく自然が多いところだったけど、「自然な粗野な自然」で、ドイツはある程度整った「洗練された自然。」つまり「人工」って事かな。
 
また普段の毎日に逆戻り。でもホリディでなんか余裕をもらった気がする。旅行先はタイランドチェンマイ。泊まりはフォーシーズンズ。5つ星だけあって、スタッフはキチンと教育されてる。以前海外のホテルで働いていた身としては結構厳しく見ちゃうけど、スタッフの教育はしっかりしてるなぁって思った。やっぱり「サービス産業」はアジアだよね。


気分はもうタイランド

2005-04-01 | Dialy
 今日の夕刻のフライトで私はチェンマイへ行く!気分はもうホリディ!天気もいいし、あと何点か仕事を片付ければ・・・。

 「何もそんな遠い国まで行かなくても・・。近くにもっといいリゾートがあるじゃない。」と周りの声。私にしてみても日本に住んでればタイは「そんなに遠くもない」国なのに、ここから行くとなるとそりゃ遠い。きっと私も転勤で欧へ来て、いずれは日本へ帰る身なら「欧は日本からだと遠いから、ここにいる間思いっきり欧を楽しんじゃおう!」ってきっとなってたと思うけど、すでに「一生ドイツ」ぐらいの覚悟を決めてる身としては、ドイツ人とホリディを楽しむとなると、「あ~欧のリゾートなんて年取ってからでもいくらでも行けるよ。若いうちはアジア!」となると、アジア好きの私としても「はい。」ってなるって訳。

 湿気の多い所だから「あせもの薬」も持った。新しい白い靴も買った。普段着ないサマードレスも持った。完璧。心残りは・・・、冷蔵庫の納豆どうしよう・・。マンフレッド食べるかな・・?

写真はアパートの前をただ写しただけ。